葬儀も埋葬の仕方も多様化してきている中、花火を上げて故人を見送る人たちがいる。しかも、花火に遺灰を混ぜて夜空にまくというから驚かされる。 集まった遺族や友人らは、シャンペングラスを手にし、故人の好きだった音楽をバックに遺灰を詰めた花火を見つめる。そんな日本では到底考えられない「花火供養」が、イギリスで少しずつ広まりつつある。 出席者全員が忘れられない夜を過ごせる Heavens Above Fireworks社のホームページ。同社は起業した翌年の2005年に、国内のビジネス賞を2部門で受賞した。ペットの遺灰も受け付けている。花火供養の注文1回ごとに、チャリティー団体に寄付している ©Heavens Above Fireworks Limited(以下の画像もすべて同社提供)