米アップルが開発したスマートフォン「iPhone」。アプリケーションソフト(アプリ)を自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズできる特長は、医療現場を大きく改革する可能性を秘めている。 在宅医療に注力する医療法人社団プラタナス桜新町アーバンクリニックでは、こうしたiPhoneアプリを最大限に活用することで、現場で抱える多くの問題を解決してきた。同クリニック院長の遠矢純一郎さんと看護師の片山智栄さんに、在宅医療におけるiPhoneの活用事例と20のおすすめアプリを紹介してもらった。(島村友太) ※ 記事中の金額は、2月23日時点でのアプリのダウンロード価格です。 ■iPhoneを良質なデータベースに―いかに「連絡先」を充実させるか iPhoneでアドレス帳の役割を果たす「連絡先」のアプリには、相手のメールアドレスや電話番号はもちろん、誕生日や住所など、あらゆる情報を入力することが