iPhone、iPad向けのストア型アプリ「紀伊國屋書店アプリ」を開発し、一般消費者向けに電子書籍の販売を開始する。早期にアンドロイドOSを搭載したスマートフォンなどにも順次対応していくという。 すでに講談社、小学館、集英社、角川グループや「ネットライブラリー」サービスに加盟する専門書出版社からの賛同は得ているという。今後、出版社向けに説明会を開き、広くコンテンツ提供を呼びかける。書籍のデジタル化やビューワ開発は、凸版印刷、ボイジャー、インフォシティの技術協力をえて行う。 同アプリでは、購入した電子書籍を蔵書として管理するライブラリー機能も搭載。将来的には他のアプリで購入した電子書籍もライブラリー上で管理でき、さまざまなデバイスでも読める「シームレス」な読書環境を提供するという。 さらに、今年中にもあらかじめ電子書籍を記録したSDカードを書店店頭で販売し、ネットと店頭を交えた書店ならではの