子供の自殺予防で効果を発揮するのが相談する/されるスキルを獲得すること,そして大人とつながること。GRIPはそれを実証したプログラムで,本書は豊富な図表とともに具体的な実施方法をていねいに解説。教材は「GRIP関連資料」サイトで入手可能! 「命を大切にしよう?」 自傷によって心の痛みをなんとかやり過ごしている生徒にとって、 これほど腹立たしい「お説教」があるだろうか。 自殺にかぎらず、深刻な悩みを抱えた子どもにとって本当に必要なのは、 「ダメ。ゼッタイ。」のような「根性論」ではなく、大人とつながり、相談できるようになることだ。 GRIPはそこに至るまでの道筋と具体的な方法論を提示してくれる。 推薦! 松本俊彦氏(精神科医) 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 /病院 薬物依存症センター センター長 学校における自殺予防教育プログラムGRIP─グリップ─ 目