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ブックマーク / royal2627.ldblog.jp (14)

  • 「神様になった日」7話の野中作画の異質さ : GOMISTATION.shirushi

    久々の新作野中作画(※NCです)、そしてこれは一つの到達点だろうとおもう (こんな人材を独占しているスタジオがあるってマジ?) ベッドに飛び込むひな:1カット目 頭部の動きと髪の毛や布のリアクションに注目。飛び込んだ際、頭部は2、3回跳ねて、それに連動して髪の毛がパサパサと動いていく。首を完全に起こした後に、少し首がベッド方向に戻っていくところがすごいのよ。良い仕草・所作とはこういうもの。 (※あと、球体や球面を正確に取ろうとしている。これは2019年ぐらいからの傾向) だらだらするひな:2カット目★ 身体を捻りながら、上体を起こす。腰~太ももに上体の体重を乗せて、よっこらセイーと身体を起こす。太ももに乗った体重を受けて、右足が浮く。このカットめちゃくちゃリアルですよね。あとはシーツのしわも良い。 たいてい次のカットは、そういうカットに引っ張られてリアルになりがちですが、そうならないのが野

    「神様になった日」7話の野中作画の異質さ : GOMISTATION.shirushi
  • 野中正幸作画 全体整理 : GOMIstation

    野中正幸は、ひとことで言えば、2010年代前半にもっとも作画ファンを驚かせたアクションアニメーターの1人であり、現在も活躍中です。 現在は天衝主催のバイブリーアニメーションに所属。2010年代後半の作画界隈に影響を及ぼしたであろう、と考えています。どの辺が影響となって他の作画にあらわれているのか。それらを説明していきたい。 野中正幸の作画に対して、作画のスタイル変化から以下のように5つの区分を設けました。 (1)初期(2010-2012)★→この記事 (2)中期    (2011-2013) (3)デフォルメ期(2013-2015)★ (4)転換期   (2015) (5)リアル傾倒期 (2015-2020) ★・・・大事な時期 全ての時期について、説明記事は出す予定。そうでなくっちゃ、このブログではないでしょう。 コメント一覧 (4) 1. 名無しさん 2020年07月29日 21:50

    野中正幸作画 全体整理 : GOMIstation
  • エロマンガ先生8話の野中作画 : GOMISTATION.FY

    繰り返し見ましたが、ぶっちゃけ分かんない。 ここ野中じゃねえぞゴラァほか指摘あったらコメントとかでドゾー 野中作画といえば、フォロースルーが強調されたものが多い。身体がよじれた後、髪の毛が遅れてついていく、走った後に急制動をかけると身体が前のめりになる。そういったフォロースルーを、強調して描くのが、野中作画の最大の特徴であり魅力です。細かい特徴は、関節の柔らかい感じとか、少し中を抜いた感じのタイミング、とかですかね、ココらへんもいい。 以下、野中作画(※推測)と解説 地団駄 若干ゃおばけもあり。揺れる浴衣の袖のリアクションに注目 地団駄を踏むときに手も一緒に下ろし、それが、袖の動きへと繋がる。手が下に振り下ろされた後に、袖が遅れてついてくる、これがフォロースルー。 デコピーン デコピンされて、顔が一回後ろに倒れ込み、戻ってくる。この辺の流れ とあとは、デコピンされた額の部分を擦る際に

    エロマンガ先生8話の野中作画 : GOMISTATION.FY
  • 「Rewrite」 01話 野中作画の整理 : GOMISTATION.absol

    野中(正幸)作画を中心に整理。以下のパートと思う。野中作画では、キャラクターが喋ったり激しい呼吸をする時に、胸を膨らませることが多々あります。そういう所がリアルで面白いです。 ( ^ω^)ならンダ! [野中パート(※推測)] アバン:ふわっと飛んだ後の着地シーン A:教室、委員長とのやり取りの辺り、トイレに向かうコタロウ B:夜の部屋のシーン ・肩をすくめるコタロウ 微妙に肩を動かす。肩が動いた後には、首や頭も少し連動して動く。立ち止まった後に、少し後ろに跳ね返る。ここは特にフォトリアルですね。 ・ギュッと拳を握る委員長 ☆ 野中作画の特徴の一つとして、このような「顔ガクガク」があります。キャラクターが喋る時、呼吸をする時に、(アップショットでは特に)顔がガクガク動く。つかこれ、PVでもありましたね。 (ref:「偽物語」06話) キャラクターが話す時に、口が動くのみでは物足りない。野中さ

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  • ガルパン劇場版に見る、エフェクトに込められた技術と意味 : GOMISTATION.absol

    「ガルパン劇場版」は興収21億円も超え大ヒットしました。良いことです。先日ようやっと見ましたが、作品の内容は王道を往くものであり、なるほどこれは好評を得るのも当然と思った次第です。 さて、突然ですが「ガルパン」といえば何でしょうか?そうです、戦車です。戦車といえば、砲撃。砲撃といえば、そうエフェクトです。今回は、煙を中心に「エフェクトに含まれる意味」といったものを詳しく説明していきたいと思う。なに、たかが煙に意味なんてない?いえいえ、煙って意外と重要なんです。 戦車道には、エフェクトの大切な全てのことがつまっている。スナフキンおばさんの言葉を借りて、そう言っても過言ではありません。二部構成でエフェクトを紹介していく。(大洗女子優勝記念)エキシビションと、対大学選抜メンバー戦の2つ。特に素晴らしかったエフェクトをご紹介。まずはエキシビションから([追記]2016/09/12修正済み)。 ・砲

    ガルパン劇場版に見る、エフェクトに込められた技術と意味 : GOMISTATION.absol
  • 田中宏紀の気流・爆風エフェクトについて : GOMISTATION.fku

    田中宏紀エフェクト(以下、田中エフェクト)はiwakawaさんが整理してくださったので、僕は自分が感じた田中エフェクトの特に面白い・すごいと思ったところを書こうと思う。 簡潔に言えば、田中エフェクトのスゴイところは、「気流・爆風」のダイレクトな記号化です。ライトユーザーにも大好評であるのは、ここに起因すると言っても過言ではない。 例外もありますが、まず80年~90年代前半において、気流・爆風の大部分は、”周りの物体が壊れる”ことによって、「間接的に」表現されていたように思います。これは、「初代マクロス」「北斗の拳」「マクロスプラス」などが分かりやすい 。 [超時空要塞マクロス 27話『愛は流れる』(1983/TV)] [北斗の拳 49話(1984/TV)] [マクロスプラス(OVA/1994)]:鴨川浩パート 割れるガラス、戦闘機が飛び去った後にギュッと引っ張られる煙がいい この3つに共通

    田中宏紀の気流・爆風エフェクトについて : GOMISTATION.fku
  • WORKING!!!(2015夏アニメ) 1話 感想と作画Pickup : GOMISTATION.absol

    WORKING!!!公式サイト http://www.wagnaria.com/ 人気シリーズ第3期、監督の鎌倉由美はこれが初監督作品 制作はA-1 Pictures、キャラデ・総作監に足立慎吾 これWebの組時代から読んでまして、アニメをさほど見ない自分が実は1期から全部見てる貴重なTVアニメ作品だったりします。何やら、組の方は今度として出版されるそうで。すごいコンテンツになりつつある。 <OP> (絵コンテ・演出:大畑清隆) 1期から続いていますが、大畑OPホントいいですね。 ポップにカラフルで楽しい。 大畑OPの特徴といえば、 音楽に合わせた小気味いいカット割り、記号的な背景、シルエット影、の3つです。 特にこのシルエット影の存在がでかいと思うのだけど、何でかは分からん ココらへんの、山田の小刻みな動きも良かった。 (OP 山田決めポーズ) #01 #01アバンは、ぽぷらの目線

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  • 「楽園追放」のエフェクト作画から見る、CGと手描きの差異とその見所 : GOMISTATION.absol

    「楽園追放」とはグラフィニカによって制作された、SF作品です(劇場公開)。キャラから爆発まで、ほぼすべてCG。いやあグラフィニカの絵作りって凄いですね。公開されてから、ずっと色んなところで絶賛の嵐だったので、そんなにすごいのかという感じで猜疑的だったんですが、百聞は一見に如かずという感じで。実際に見てみると、確かにこれは一定の評価はされるなあと。 そんで、題は、劇中に出てくる「エフェクト」です。ええ、ここからはアンジェラちゃんがどうのこうのとかそういう話は一切しません。お尻にも触れません。徹頭徹尾、「エフェクト」のお話しかしません。煙、爆煙、砂埃、爆発。CG、作画を問わずにまとめて紹介したいと思う。 (「楽園追放」において、演出を務められた京田さんから色々と指摘をいただいたので、一部訂正しました。雑でごめんなさいね。そーす→1、2、3、4。京田さん、ありがとうございます。) さて大きな見

    「楽園追放」のエフェクト作画から見る、CGと手描きの差異とその見所 : GOMISTATION.absol
  • (追加10選+α)2014年 アニメーション・エフェクト作画、続き(2) : GOMISTATION.absol

    何か、前記事のやけに評判が良かったので、紹介しきれなかったエフェクト作画をここで。 同じく順不同。 1、 「ブラック・ブレッド」 01話 未だにCGか作画か分かってないんですが、CGベース吉成兄作画かも。1カット目のぶわっとした動き、そして破片のインパクト。2カット目の煙の膨張感たるや、すごいものがあります。ぶわあと写実的に広がっていくんですよね。丁寧な仕事で、なおかつCGくさくないのが素晴らしい。 2、「機動戦士ガンダムUC」 ep.7 伊藤秀次作画かも。交差する光線の描写とともに、じんわりと広がり立つ煙が良い。そして、その後の爆発作画。これがまた良い。光線が通ってタメた後に、ズドドンと二回閃光のコマを入れて爆発させることで衝撃が増してる。破片の浮遊感もいいですね。後は、最初に右で爆発させといて、左に小さい爆発入れてるおかげで、画面がまとまってると思う。 3、「Fate/stay nig

    (追加10選+α)2014年 アニメーション・エフェクト作画、続き(2) : GOMISTATION.absol
  • 2014年 アニメーション・エフェクト作画 10選+α : GOMISTATION.absol

    2014年に僕が見た中で、良かったエフェクト作画シーンをご紹介。 順不同。 1、「世界征服~謀略のズヴィズダー~」 01話 橋作画。やはり透過光の使い方が最高に上手い。散っていく、触手煙が花火みたくゆっくりと落ちていくのもまた見どころ。後は左下の煙かなあ。ここがあるから、対比として、より画面上部の爆発が目立っているような気がする。 2、「キルラキル」 24話 キルラキル内においては、ベストワークの吉成エフェクト。打ち上げられる時の真ん中の煙の広がり方も、じんわりとしていて良い。カゲも三段階に渡って付いており、立体的になっている。そして、前の煙がレイアウト的にいい効果を出している。遅れて動く前景の煙のおかげで、真ん中の煙はより強調される。 3、「ブラック・ブレッド」 01話 黒田結花作画。エンジュが飛ばされて壁にぶち当たるシーン。中からぶくぶくと浮き出てくる流動性高い煙が素晴らしい。破片も

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  • 「ばらかもん」1話アバンの芝居作画 : GOMIstation

    うますぎる。『canaan』OPの佐藤雅弘の時みたいに感動した。 ■『ばらかもん』 1話 アバン 全体の脱力感の表現がスゴイ。後退する足の疲れた感じ、墨汁が入ったバケツを落とす脱力した左手、そして何と言っても筆を持ったままの右手。もう少し力が抜けてしまえば、その手からは簡単に筆が落ちてしまうと分かるぐらいに、右手首・指の作画が素晴らしい。 どなたが描いてるかは分かりませんが、当素晴らしいです。 巧すぎて口あんぐり。 【2014/08/14 追記】 アバンの回想までの一連のカットは、菊池勉さんらしい。 菊池勉@k2tom009久しぶりにお仕事の報告 ばらかもん1話、頭から回想入るとこまで、あと最後の方でふすま倒れて紙が来るとこと立ち上がるとこの2カット 2014/07/09 09:35:56 菊池勉@k2tom009感想:じ、時間かけた割には思ったより普通に仕上がったw丁寧に作ったからそれ

    「ばらかもん」1話アバンの芝居作画 : GOMIstation
  • 「ごちうさ」のバレットタイム表現と、その類似例 : GOMIstation

    まず「バレットタイム」とは、キャラ(被写体)の周りにカメラを多数設置して、キャラの動きをスローモーションのように撮影するという、SFXの一種です。結果的に、カメラは高速に動いているように見えます。この手法は、映画『マトリックス(2000)』 で一躍有名となり、2000年代の映像作品では多く用いられた手法でもあります。(※『マトリックス』では、200台近くのスチルカメラを用いて高速度撮影を表現しました。) ■『マトリックス(2000)』 バレットタイム (※約2分くらいから) で、そのメイキング映像がこちら。 日のアニメ『マッハgogogo(1965)』 でも似た技法が使われていたり、19世紀の写真家エドワード・マイブリッジに起点を求める説もあり、誰が考案・発明したのかは微妙なところですが、大いに知名度を上げた点では『マトリックス』が発明したとも言えます。子供の頃は毎日のように、VHSで例

    「ごちうさ」のバレットタイム表現と、その類似例 : GOMIstation
  • 野中作画のつづき(仮) : GOMISTATION.absol

    こちらの記事の続きです。 野中記事を見にきてもらっている人がそこそこ多いのに、流石にあれだけでは申し訳ない気持ちがあるので作り置きしといたgifと少しの説明をしようと思いまして急遽作りました。『きんいろモザイク』とか『未確認で進行形』は一部しか見れてない(※というか野中参加でまともに見れてるのが無い・・・ors)ので、また主要な作品をそれなりに見てから色々と野中の魅力というのを考えたいと思います。まあ、ド素人の解釈なので、ごゆっくりとそんなに期待せず待ってもらえればと思います。8月頃には記事ができればなと考えてます。 ■『恋愛ラボ(2013)』 OP このスカイダイビング感がたまらない。オレンジ髪の女の子ネクタイの挙動や髪のリアクション、空中でそれぞれが必死に体勢をとろうとしている描写、それによるキャラの性格表現(これはコンテがどのレベルにまで踏み込んでるかにもよるけど)とか、色々とすごい

    野中作画のつづき(仮) : GOMISTATION.absol
  • 野中正幸さんについて少し : GOMIstation

    エフェクトには興味を持つ人が少ないようなので、アクションの方を取り上げる作戦。 最近すごく話題なアニメーターの一人。 「ゆるゆり」 「きんいろモザイク」で、脚光を浴びる。 動画工房かと思ったら、JC出身で現在は不明という(フリーランスかも)。 基的に、アクションアニメーター。 中割が少ないのに、何故かぬるっとリアルな感じを表現したり、 ツメ方をきつくすることで、タイミングを誇張したり、画全体にダイナミックさを出したりしてる。 …と色々特徴を探しましたが、よく分かってない。 独特のタイミングを持っていて、どんなアニメーターか掴むのが難しいです。 完璧に金田系というタイミングの作画でもないし、どうだろうなあ。 後、野中正幸を調べる中で、この方のブログ記事が非常に興味深かったです。 スカスカした感じ - Mal d’archive 作画に直接関係するわけではないですが、こういう見方もできるんだ

    野中正幸さんについて少し : GOMIstation
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