2007/07/10 インターネット利用者の間では「不審な添付ファイルは開かない」「怪しいWebサイトにはアクセスしない」といったセキュリティ対策が浸透してきた一方で、設定変更にひと手間かかる「ファイルの拡張子を表示させる」といった方策はまだ広く実施されていないことが、情報処理推進機構(IPA)の意識調査によって明らかになった。 IPAは7月10日、「情報セキュリティに関する新たな脅威に対する意識調査(2006年度第2回)」の結果を公開した。この調査は3月30日から31日にかけて、15歳以上のインターネット利用者を対象にWeb上で実施したもので、有効回答数は5316件だった。 IPAセキュリティセンター ウイルス・不正アクセス対策グループリーダーの小門寿明氏によると、インターネット上の脅威は「愉快犯で姿を現すものから、金銭を目的とし、陰に潜んで姿を見せないものへと変化してきた。最近PCを利