電通には計7年間いましたが、ぼくにとっては、理想の環境でした。職種的にはコピーライターでしたが、後半3年間は、広告クリエーティブを他領域に拡張するというミッションの部に在籍し、ほんとうに自由にやらせてもらいました。 もし言語化をするのなら、広告をつくっていたというよりは「つくりたい未来をつくる仕事」。 クライアントからの受注で仕事が生まれるというよりは、じぶんのつくりたい未来からそれを実現できるクライアントをみつけ仕事をつくっていく感じです。 だから、ことばの技術を武器に、商品をつくったり、サービスをつくったり、まちをつくったり、事業のマネタイズの仕組みをつくったり、ほんとうに何でもやらせてもらいました。その分、うまくいかなかったことも、たくさんあったけれど。 それだけ好きなことをやらせてもらっていたので、入社7年目をこえたくらいから、今後、電通という会社に、そして社会にどうやって恩返しし