フィオレンティーナは3日、デリオ・ロッシ監督を解任したとクラブの公式HPで発表した。 デリオ・ロッシ監督は2日に行われたセリエA第36節のノヴァーラ戦で、33分に交代したMFアデム・リャイッチとベンチ前で口論。交代させられたことに不満を持ったリャイッチが拍手し、親指を立てる挑発行為をしてきたことに激怒し、ベンチに下がった同選手に殴りかかった。 フィオレンティーナは、後半に2点のビハインドを取り返して引き分けに持ち込んだが、アンドレア・デッラ・ヴァッレ名誉会長は試合後、「リャイッチが交代した直後の映像を見たよ。デリオ・ロッシの苛烈な行動から、彼を解任することに決めた。明日、もっと落ち着いた状態で話すよ」とコメント。デリオ・ロッシ監督の解任を発表した。 また、「ロッシと話していると、寛大で今回の行動に値するような人物ではなく残念だが、彼は重大な行為を犯した」と、突然の暴挙に無念さを滲ませ