ベルギー・ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で、スペイン・マドリードでのNATO首脳会議について記者会見するイエンス・ストルテンベルグ事務総長(2022年6月27日撮影)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP 【6月28日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長は27日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて防衛力を強化するため、即応部隊の規模を「30万人を超える」水準に拡大する方針を示した。 NATOは今週、スペイン・マドリードで首脳会議を開催する。これについてストルテンベルグ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻に対応するための「革新的」なものになると説明した。 加盟国は同会議で、NATO東端に展開する戦闘部隊の一部を数千人規模の戦術部隊である「旅団級」に格上げし、即応部隊の規模を30万人超に増強する
