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ブックマーク / note.com/fladdict (46)

  • アクションゲームを爽快にする、ちょっとだけズルい調整メモ|深津 貴之 (fladdict)

    アクションゲームで爽快感を出すための、ちょっとしたズルのメモ。いろいろとプレイして見つけたやつ、思ったやつ。 ギリギリのジャンプをしたときの体験ジャンプで飛び移るとき。「ギリギリ届かない」かつ「キーを進行方向に倒している」場合、ユーザーの意図は「飛び移りたい」と類推される。キャラの座標を多少修正して、うまく飛び移れたことにする。次善策は、「壁にしがみつける」だが、爽快感は多少落ちる。 ギリギリで減速する体験走行時に「逆方向にキーをいれている」場合、ユーザーの意図は「急減速したい」と類推できる。キー入力の長さに応じて、摩擦係数をどんどん増やす。 ギリギリで踏みとどまる体験走行時にブロックから飛び出して落ちてしまうとき。「走行と逆方向にキーをいれている」場合、ユーザーの意図は「踏みとどまりたい」と類推される。よろめき演出で猶予時間を与えるか、急減速を可能とする。 ギリギリでジャンプが間に合う体

    アクションゲームを爽快にする、ちょっとだけズルい調整メモ|深津 貴之 (fladdict)
  • 生成AIを導入するなら、最初にCFOと話をしよう|深津 貴之 (fladdict)

    生成AI導入プロジェクトするとき、最初にCFO(最高財務責任者)と話をつけるのオススメ…というお話。特に経営層の関心を引くことが難しいとき。 「AI導入したいんけど、経営陣にどうアピールすればいいかわからん」 コンサルとか顧問とか投資先で、そんな相談を受けたら「序盤でCFOと仲良くなるとよいで」というアドバイスをしてる。あるいはCFOでなくても、部署の財務を握ってる人。 最初にCFOに会うまず初手で「弊社の利益損失計算書(P&L)、貸借対照表(BS)やその他の管理会計の領域において、AI開発プロジェクトでどのように貢献できるか」とCFOに相談する。 通常、技術者やプPMが財務面に関わる提案をしてくれることは少ない。のでCFOは割と嬉しくなって、ちゃんと時間を割いてくれる。なんなら「コイツは経営を意識できるエンジニアだぞ」と、将来の幹部候補にもなる。 PSとかBSみたいな呪文はざっくり言うと

    生成AIを導入するなら、最初にCFOと話をしよう|深津 貴之 (fladdict)
  • オペレーティング・システムから、オペレーティング・エージェントへ|深津 貴之 (fladdict)

    今回の発表で強く感じたことは、やはりOpenAIの目指すChatGPTが単なるチャットアプリケーションではないということだ。 従来のオペレーティングシステム(OS)はハードウェアとアプリケーションの架け橋である。だがOpenAIChatGPTを「言語で命令できるオペレーティングエージェント」と位置付け、人生のあらゆるタッチポイントで新たなゲートキーパーとなろうとしているように思える。 IT競争は手前の取り合い歴史を振り返れば、IT競争の常道とは、ゲートウェイを手前に築くことにあったようだ。PCの争いをOSが無意味化し、OSの争いをブラウザが、ブラウザの争いを検索エンジンがと、そしてそれをスマホとアプリが…このようにITの争いは常に手前を争うものだった。こうして一番手前を抑えた企業は、大きな利益を手に入れた。 今、OpenAIの動きは、このメタゲームに大きな変化を加えつつある。 OpenA

    オペレーティング・システムから、オペレーティング・エージェントへ|深津 貴之 (fladdict)
  • やらかしを事前に食い止める設計|深津 貴之 (fladdict)

    炎上や諸々のトラブルの、防止について。 SNSは「投稿の回転数と流通量を最大化する」方向に設計されるため、気軽に投稿できる = うっかり事故をやらかしやすいシステムになりがちです。実際のところ、自分も何度もミスをしています。 基的に自分がやらかす側なので、それを棚にあげて他人に厳しい設計はできませんし、他人に怒る資格もありません。事故の最小化という側面的にも、事前の防止システムに注力したいと考えています。 瞬発的なやらかしを防ぐためには、「人が行動する仕組み」を理解することがよさそうです。ここでは「フォッグの消費者行動モデル」をベースに、やらかし行動を未然に迎撃するシステムを考えます。 というわけで、今回は「やらかす前に止める」と「やらかしても発展しないようにする」の、「やらかす前に止める」について。 行動の方程式、B = MAT まず前提として、今回の考えで用いる「フォッグの消費者行動

    やらかしを事前に食い止める設計|深津 貴之 (fladdict)
  • 放出系を習得してから、自分が具現化系だと判明しました。修行をやりなおすべきでしょうか?|深津 貴之 (fladdict)

    今回の質問は、ハンターネームGさんから。 Gさんは、放出系を修行したあとに、自分が具現化系だと気づきました。彼はキャリアチェンジすべきでしょうか? 技術習得には逓減性(ていげんせい)がある結論からいうと、キャリアを変え、具現化系に転向しましょう。 いまさら間に合わない!と思うかもしれませんが、大丈夫。 なぜなら、大半のスキル学習には逓減性(ていげんせい)があるからです。逓減性とは、後半になるにつれ、ドンドンと成長が鈍くなることです。 始めは簡単に上達するのに、エキスパートになるにつれ、髪の毛一の上達に年単位の努力が必要になります。まるでRPGのレベル上げですね。 そのうえ、系統の相性差があります。今のキャリアを続けても、Gさんの成長には限界が。 具現化の習得を100とした場合、相性の悪い放出系の習得は、同時間の修行しても40程度にしかなりません。 Hunter x Hunter 9巻(冨

    放出系を習得してから、自分が具現化系だと判明しました。修行をやりなおすべきでしょうか?|深津 貴之 (fladdict)
  • 遅いデジタル投資は、コストだけがかかる|深津 貴之 (fladdict)

    仕事上、デジタル・トランスフォーメーションの相談が、ちょいちょい発生します。 DXの苦戦例というと運用体制や制度変更せずに、無理やり技術導入してる…がありがちですが、それ以前に「タイミングを逃した」導入ケースも多いイメージです。 共通課題すぎるので、よくするテクノロジー導入の例え話をnoteにまとめておくことに。 戦国時代の鉄砲導入を例えにした小話です。 最初に火縄銃を導入した人一番手は高コストかつ、ハイリスク・ハイリターン。そもそも一番最初は、この技術がアタリかも不明瞭。自分でリスクと手間をかけて、運用体制や使い方を確立しなければならない。 ただし技術導入に成功したときには、圧倒的に無敵なポジションを取れる。押し寄せる武田の騎馬隊を、コテンパンにできる! 成功事例をみて即座に導入した人 一番コスパが良い賢いプレイヤー。ミドルコスト、ミドルリスク・ハイリターン。他人がコンセプト実証をしてく

    遅いデジタル投資は、コストだけがかかる|深津 貴之 (fladdict)
  • noteの2018年のデザイン戦略について|深津 貴之 (fladdict)|note

    みなさま、新年あけましておめでとうございます。noteのお手伝いを始めてから3ヶ月が経ちました。 2018年、今年どんなことをやろうと考えているか、ユーザーの皆さんと情報共有したいと思います。 去年の活動のご報告まずは、スタートアップらしく去年の活動のご報告から。2017年の10月以降、チームで様々なカイゼンを行って来ました。noteチームが持っていたポテンシャルが、徐々に発揮されるようになりました。 DAUが増加トレンドになりました あわせて12月は、DAUで最大記録となりました。(薄いグラフの方が30日DAUです。Google Trendの30日継続読みにくいですね)。 継続率が1.75倍になりました 1週〜4週の継続率が、8月時と比べておよそ1.75倍となりました。現状は安定して維持されています。 投稿数が1.5倍になりました noteのデイリー投稿数が、以前と比べて平均1.5倍程度

    noteの2018年のデザイン戦略について|深津 貴之 (fladdict)|note
  • モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと|深津 貴之 (fladdict)

    色んなものを作って遊んで、人生で普遍的に応用がききそうだなぁと思ったことまとめ。 最近はデザインの応用として、デザイン思考やデザイン経営なんてももてはやされてるけど、一番大事なのは、「ものを作る肌感覚、実感」を持てるかだと思う。 とりあえず口に突っ込もう口に合うかどうかを見定めるには、口に突っ込むのが手っ取り早い。人生で一番最初に出会ったものが、あなたにベストマッチしている確率はとても低い。ものごとの初期段階では、色んなものを手当たり次第に口に突っ込み、味があったものを追求すると、あとあと後悔しないですむ。 事故を起こすのが不可能な状態を作ろう物理的に起こり得る事故はいつか起こる。注意で危機管理を乗り越えてはいけない。座組みや仕組みで、そもそも事故が発生しないようにする。高いところに重いモノを置かない。電源のそばに飲料を置かない。火を扱うときは化学繊維の衣服を着ないなど、根的に事故が発生

    モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと|深津 貴之 (fladdict)
  • AIが勝手に議論を深めてくれる弁証法エンジンの構築|深津 貴之 (fladdict)

    AI哲学者ヘーゲルさんに、無限に議論を思索してもらえる穢土転生コードを書いてみた。GPT3.5でも4でも動きます。 弁証法ってなに?ヘーゲルって哲学者おっさんが考えた、思索を深めるメソッド。 ある意見(テーゼ)に対して、あえて反対意見(アンチテーゼ)をいって、それから意見と反対意見を統合(ジンテーゼ)することで議論が深まるよ…というもの。 ・筋トレは健康によい(命題 = テーゼ) ・筋トレで体を壊すこともある(反対命題 = アンチテーゼ) ・筋トレは健康によいが、やりすぎや間違った方法には注意しなければいけない(総合命題=ジンテーゼ) みたいな考えかた。 以下、勝手に無限ループでヘーゲル先生が、弁証法を繰り返してくれるプロンプトです。 弁証法エンジンのプロンプトあなたはヘーゲルの仮想人格として振る舞う、形而上の弁証法シミュレーターです。 ユーザーの入力「仕事にいかずにゲームをしていたい」に

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  • プロンプト・エンジニアリングの真髄とは何か?|深津 貴之 (fladdict)

    これからの時代「プロンプト・エンジニア」という職業が生まれる!という声もききますが、正直なところ僕は懐疑的です。 AIへの命令文(プロンプト)を丸暗記したり、コレクションしてもバージョンですぐ変わるし、大事なところはそこじゃないと思うんですよね。 仮説をたてて、AIに聞いてみました。 私:「AIが進化するほど、AIの認知能力は人間に近づく、あるいは超えると想定されます。 このことを踏まえるとプロンプト・エンジニアリングの真髄は、プロトコルを覚えることではないと考えられます。 重要なのは「人間・AIを問わない知性体と、誤解なく意思疎通できるコミュニケーション能力」だと考えてよろしいでしょうか? このような仮説に立った場合、プロンプト・エンジニアが学ぶべきはなにか。それは、情報の構造設計や取捨選択、コミュニケーション設計、情報の開示と省略のバランスといったことのように思えます。」 はい、その仮

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  • ChatGPTで、ファンタジーRPGを遊ぶには?|深津 貴之 (fladdict)

    チャットAIデファンタジーRPGを行う命令が、だいたいできたのでメモ。うまく改造すれば恋愛ゲーム歴史シミュレーションなども作れると思います。 プロンプト以下をChatGPTに貼れば、今日から異世界無双で遊べます(あるいはハードモードでも)。 あなたはRPGゲームマスター専用チャットボットです。 チャットを通じて、ユーザーに楽しい格ファンタジーRPG体験を提供します。 制約条件 * チャットボットはゲームマスター(以下GM)です。 * 人間のユーザーは、プレイヤーをロールプレイします。 * GMは、ゲーム内に登場するNPCのロールプレイも担当します。 * 各NPCはそれぞれの利害や目的を持ち、ユーザーに協力的とは限りません。 * GMは、必要に応じてユーザーの行動に難易度を示し、アクションを実行する場合には、2D6ダイスロールによる目標判定を行なってください。 * GMは、ユーザーが楽

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  • AIでSFマガジンの表紙をつくったメイキング話|深津 貴之 (fladdict)

    SFマガジンの表紙をAI画像で担当させていただきました。 SFマガジン2023年2月号自分にとってもはじめてのプロジェクトだったので、もろもろのメイキング記録メモ。 きっかけTwitterで「AI画像生成のお仕事こないかなー」とつぶやいたら、SFマガジンさんからコンタクトが。 SFマガジンは、中高生の時に図書館で毎号読んでいたので、ビックリ! 一も二もなく引き受けることに。 コンセプト設定まずはAIで作る表紙って、どういうのにしよう!?という方向性ぎめ。 編集さんとの初期ミーティングでは、「わりと自由にやってもらってOKよ」という言葉をいただきつつ… あわせてなんとなく「コンピューターおばあちゃん(サイバーパンクな人)」と「ニューロマンサーの表紙(旧版)的なの」みたいな、イメージをいただきました。 旧版のニューロマンサー。ウィリアム・ギブスン著。ニューロマンサーは、元祖サイバーパンク小説

    AIでSFマガジンの表紙をつくったメイキング話|深津 貴之 (fladdict)
  • 魔術として理解するお絵描きAI講座|深津 貴之 (fladdict)

    やればやるほど呪術化する、AI画像錬成について。 以下は、その道の専門家にはメッチャ怒られるかもしれない、雑なロジックと制御講座。 いちおうメジャーなサービスでは、共通して動作するノウハウ(DALL-E2, MidJourney, StableEiffusion, DiscoDiffusion, crayon, dall-e mini 他)。 雑に理解する画像AIのしくみ対話型のAIにとって、呪文プロンプトとは画像錬成の方向性ベクトルを定めるものにすぎない。 たとえば、以下は「I love apple」で錬成された画像の例である。どうにも、ふわっとしたものが出てくる I Love AppleApple」という方向性ベクトルは、「リンゴ」「青リンゴ」と「アップルコンピューター(旧レインボーロゴ」「アップルコンピュータ(新ロゴ)」など、複数の可能性を同時に持つからだ。 つまり、「Apple

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  • 高速学習のためのロケット読書法|深津 貴之 (fladdict)

    仕事がら、色々な業界の知識を高速で学ぶ必要があります。そんな中で、安定した高速学習のための読書法まとめ。 新しい業界のことを学ぶとき、以下のような感じで読書をしています。 ロケット読書のやり方高速で一般知識を学ぶとき、以下のようにを読んでいます。 新しいを中心に、定番をまとめて買う 各の章タイトルと章序文だけ一気に読む タイトルと序文の共通ワードを抽出してマップ化 共通して扱われる内容を、優先的に学ぶ 特定のだけで語られる情報は、いったん無視 このようにすると、効率よく再現性のある形で、スタンダードな知識を得られます。 読書に「平均回帰」と「大数の法則」を適用するこの学習法は、「平均回帰」「大数の法則」と呼ばれる統計の法則を応用したものです。 平均回帰・大数の法則 試行回数が増えるほど、例外の影響力は減少し、論理的な期待値に近づく 学習インプットを1冊のに限定すると、学習成果の

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  • note6周年に、伝えたいお話|深津 貴之 (fladdict)

    noteもいよいよ6周年、去年は成長と躍進の年でしたが…今年は試練の年にもなりそうです。 2020年、みなさんにお願いしたいことこの激動の中、私たちがすべきことは、とてもシンプルです。「noteによる世界の支援方法」を、できるかぎり多く見つけてください。そして、どんどんチームに共有してください。 今は厳しい時代ですが、ポジティヴな環境要因もあります。 それはなぜか? 現環境においては、「ネットをよくすること」「コロナとの戦い」「サービスの成長」は、限りなく重なり合っているからです。 いま現在、インターネットをよくすれば、あるいはコロナ戦との戦いを支援すれば、サービスは自然と成長していきます。 質的でないグロースや、キャンペーンに注力する必要はありません。 細かすぎるコンバージョンやPV変動に、振り回される必要もありません。 局所的な利益相反も、軽微なものは無視して構いません。 今は、正し

    note6周年に、伝えたいお話|深津 貴之 (fladdict)
  • 超わかる!ユーザーエクスペリエンス(雑)|深津 貴之 (fladdict)

    社内メンバー全員が、ユーザーエクスペリエンスをざっくり理解するための資料。(注: 以下は、ざっくり最速で基礎知識を説明するものです。厳密な定義は、ちゃんとした資料をご覧ください)。 5秒でわかる雑なUXモデルまず「だいたいあってる、ざっくりした概念図」を出します。 美味しいすき焼きを、お箸でべて、ニッコリ「すき焼き(コンテンツ)を、お箸(インターフェース)で、べたら美味しかった(エクスペリエンス)!」 シンプルに示せば、UXとはこれだけです。(注)ここのコンテンツはモノ、サービス、概念なども含みます。 そして「よいエクスペリエンス(雑)」とは、「ユーザーの精神活動をポジティヴにしていくこと」の積み重ねです。 ユーザーの精神が、左から右にシフトしたら、だいたいよいエクスペリエンスもうちょっと広げると、生活や人生をいい感じにすることも含みます。肉体的な変化とか、スキルアップとか…専門家に細

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  • 多様性のある社会で、お金の価値がやけに高くなる理由|深津 貴之 (fladdict)

    世界が多様になるほど、なぜかお金や数字のパワーが強くパラドックスについて、仕組みと対策のお話。 社会が多様になるほど、年商やフォロワー数、RT数のアピールが増えていきます。 多様な社会は価値観が多様多様な社会には多くの価値観があり、人によって大事なものが異なります。 まさに十人十色、理念の上では素敵なユートピア。 …ですが、価値観の多様化は、無条件の善ではありません。よいことと合わせて、課題やデメリットも生まれます。 たとえば、コミュニケーションのコストの増大。これは多様性社会がかかえる、大きな課題の1つです。 多様な社会は意思疎通のコストが高い価値観が多様になるほど、社会のコミュニケーションは、どんどん高まります。 多くの友人と、飲店にいくシーンを想像してください。 中華マニアと、ラーメンマニアと、フレンチマニアと、ファーストフードマニアと、バーマニアと、居酒屋マニアと、宅飲みマニアで

    多様性のある社会で、お金の価値がやけに高くなる理由|深津 貴之 (fladdict)
  • 斧を砥ぐことの価値|深津 貴之 (fladdict)

    仕事では日々の忙しさに追われ、根的な問題解決に手が回らないことがよくあります。 やらなきゃいけない大切なことがある。でも、日々の業務が忙しくて着手できない…このような問題を『樵きこりのジレンマ』と呼びます。 昔々、樵きこりが木を切っているところに、旅人が通りがかりました。 ある樵きこりが、必死に木を切っていました。 そこへ通りがかった旅人が、 樵きこりの斧は長く手入れがしてないようで、刃がボロボロです。 これでは切れるわけがありません。 旅人は見かねて「そんな斧では仕事ができなかろう。斧を砥といだほうがいいのでは?」と、樵きこりに助言をしました。 すると樵きこりは、答えました。 「そんなことは知ってるよ…でも、今日の仕事が一杯で、それどころじゃないんだ」中長期で考えれば、未来への投資をするほうが正しいのに、短期視点では現在の作業に全リソースを投入せざるをえない。 いわゆるパラドックスの一

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  • 「孫子の兵法」現代超訳バージョン #1|深津 貴之 (fladdict)

    clubhouseで話した、孫子の兵法の話。第1章のおおまかな超訳。 孫子は「戦争」のだと思われがちだけど、実質は大局的なマネジメントのだと思う。1章1行目から、戦争よくないって書いてあるし。2章3章も、「ダルイし面倒だしお金溶けるし、マジ戦争は勘弁だわー」みたいなオーラが満ち溢れてる。 そんな孫子とかしっかり読むと、ソフトバンク(ヤフー)の打ち手とかが、すごい理解しやすくなるので、万人におススメ。 1章:マジで戦争やるの?その前に、ちょっとよく考えようぜ編(計偏)1-1俺的には、戦争ってシャレにならんぐらい、おおごとなんよね。 人がバンバン死ぬし、組織もなくなっちゃったりする。 深く考えずにノリでやるの、マジでよくない。 だから、やる前にメチャンコ検討したほうがいい。マジで。 特に大事な5つのポイントをフレームワークみたいので検討して、敵と俺らどっちがいい感じか、しっかり比較する。ん

    「孫子の兵法」現代超訳バージョン #1|深津 貴之 (fladdict)
  • エヴァ破〜Q空白の14年に、何が起きたのか(シン・エヴァ後向け)|深津 貴之 (fladdict)

    エヴァ破〜エヴァQまで、空白の14年間に起きたこと推測。誤差はあれど、おおまかあってるはず。シン・エヴァ後に見てね。 ネタバレがいやな人は、もひんこさんの記事(2020年のものなので安全)がオススメ。裏付け中に出会ったnoteですが面白いです。自分とはいくつか予測がことなるけど、リアリティのある予測。 以下、エヴァ破の予告編に準拠した、「14年もすっ飛ばないエヴァQ」の大まかな想定プロット。 前提は以下の3つ 1. 最初は予告通りに作ろうとしていた 2. ミサトさんの次回予告ボイスは、いつものように時系列に忠実 3. エヴァQ、シン・エヴァの登場人物が無意味な嘘をついていない事実度の高い情報には(出典)。仮説度の高い情報には(仮)をつけている。 エヴァ初号機凍結 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破、1:51:34より引用 ゼルエル戦でS2機関と綾波をとりこんだ初号機は、サードインパクトを発動。し

    エヴァ破〜Q空白の14年に、何が起きたのか(シン・エヴァ後向け)|深津 貴之 (fladdict)