小学生の娘の“いたずら”から夫婦殺傷、被告が初めて自ら…「いきなり大声で『おまえか!どこに傷があるんだ、この野郎』と恫喝続き、とにかく離れて欲しかった」検察側の質問には全て黙秘 そして判決は…「被告人の証言は」
ことし1月、JR宇都宮線の電車内で喫煙し、注意してきた男子高校生に暴行を加えて大けがをさせたとして、傷害などの罪に問われた元飲食店従業員の裁判で、宇都宮地方裁判所栃木支部は「被害者に対し一方的に暴行を加えていて、動機や経緯などに酌量の余地はなく悪質だ」などとして、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。 宇都宮市の元飲食店従業員、宮本一馬被告(29)は、ことし1月、JR宇都宮線の電車内で喫煙し、これを注意した男子高校生に暴行を加え、顔の骨を折る大けがをさせたとして、傷害などの罪に問われました。 これまでの裁判で検察が懲役3年を求刑したのに対し、弁護側は執行猶予のついた判決を求めていました。 19日の判決で宇都宮地方裁判所栃木支部の片山憲一裁判長は「攻撃の意思のない被害者に対し一方的に暴行を加えていて、動機や経緯などに酌量の余地はなく悪質だ。被害者は多大な精神的、肉体的被害を被った」などとして、
「被告人を死刑に処する」 2006年12月13日、大阪地裁201号法廷で裁判長がそう告げると、チェックのシャツにベージュのズボン姿の男は、一瞬頰を強張らせた。しかしそれ以外はとくに目立った反応はなく、刑務官に挟まれて退廷する直前に口角を上げて微笑を浮かべた。 山地悠紀夫(ゆきお)、23歳。彼は05年11月17日未明、大阪府大阪市浪速(なにわ)区のマンション4階に住む坂田有希さんと真美さんの姉妹を惨殺した。山地が問われたのは、強盗殺人、強盗強姦、非現住建造物等放火など、6つの罪状に及ぶ。 犯行から18日後の12月5日に、現場からわずか1キロメートル先の路上で身柄を確保された山地は、自分の名前を呼びかけてきた刑事に「完全黙秘します」と反応した。逮捕後、建造物侵入は認めたが殺人について否認を続けた彼は、18日に殺人を認め、「人を殺すのが楽しかった」と供述して快楽殺人を主張。送検される車内では居並
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。池袋暴走事件の裁判がはじまり、被告が無罪を主張したことで、感情的に批判してるひとが多いようです。聞くところによると、テレビのワイドショーではコメンテーターがこぞってタコ殴り状態だそうです。 でも、ちょっと待ってほしい。みなさんの正義も暴走してます。 ホンネをいえば、私もあの被告に情状酌量の余地はないと思ってます。実刑判決でも全然かまわない。高齢だから事実上の終身刑になったとしても、同情はしません。 ただ、被告が裁判で無罪を主張することは、それとはまったく別問題です。法の正義、法手続き上の正義というものがあるのです。 日本人は、裁判で無罪を主張すると「ふてぇ野郎だ!」「反省の色がない!」と感情的に批判しがちですが、被告が無罪を主張するところからはじめるのは、裁判の形式として妥当なやりかたです。まず、無罪であるという被告の主張から出発し、検察側が被告の主
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く