佐渡金山の展示の中で、鉱石掘りをする電動人形がしゃべるせりふ「なじみの女にも会いてえなあ」をめぐって、新潟県議会総務文教委員会で議論が巻き起こっているという記事が、新潟日報に出ています。 運営するゴールデン佐渡によると、電動人形は30年ほど前に導入され、「なじみ-」もそのときにお目見えした。熟練の坑内労働者をイメージし、休憩中にきせるをふかしながら「酒も飲みてぇ」などともつぶやき、「一番人気」(同社)という。 委員会では佐渡金銀山のアピール策を話し合い、「なじみ-」の人形も話題に。批判的な委員は「子どもや県外の人に、金山はひどい所だと思われる。もっとイメージアップに取り組まないといけない」と主張した。一方、別の委員は「多少印象は悪くなるかもしれないが、(訪れた人は)みんな覚えている。外の空気を吸いたいという当時の気持ちを、上手に表現してるのでは」と弁護した。出典:佐渡金山人形「なじみの-」