行革の本番はこれから始まる（その3） / SAFETY JAPAN [インタビュー] / 日経BP社消費税議論の前に“ぬれぞうきん”を絞れ ～行革の本番はこれから始まる（その3）～ 日本再建のため行革を推進する700人委員会 代表世話人 水野 清 氏 独立行政法人は「最終的なゴール」ではない。「行革が趣味」と語る水野清氏は独法を今後、民営化するか、廃止するかの議論を進めるべきだと語る。行革を確かに見据えるその目は日本道路公団民営化のまやかしを見破り、「インチキだ」と断言した。 なぜ民営化が必要なのか、正しい民営化とは何か。道路公団のようなまやかしの民営化ではなく真の民営化を進め、“ぬれぞうきん”を絞れるだけ絞っておかなければ、役人はすぐに安易な消費税アップを主張すると水野氏は警告する。 上場できない関空と優等生の中部空港 最後に民営化のお話をしましょう。 このコラムの一番最初（その１）でお話ししたように、独立行政法人（独法）は最終的に役に立たないものは廃止し、必要なも
