日本のハードウェアスタートアップの先駆けであるCerevo。設立は2008年だが、起業当時はIoTという言葉もMakersという言葉もまだ登場しないなか、ネットと家電の融合の未来を見据えて、いち早く一歩を踏み出して現在に至る。これまでの経験や失敗、当時と今のものづくりの状況の違いなど、代表取締役の岩佐琢磨氏にCerevoの歩みについて伺った。(撮影:加藤甫) 家電スタートアップのCerevo。日本のハードウェアスタートアップやIoT分野の第一人者として知られている。近年では、Webサービスと連携する小型の鍵スイッチ「Hackey」の販売や、Googleカレンダーと連携してアラームを設定するクラウド連携のスマート・アラーム「cloudiss」、スポーツ用品をスマートフォンやクラウドと連携させ、スポーツの新たな価値を提供する製品ブランド「XON series」の開発、ときにはアニメ「PSYCH
ドワンゴがニコ動の画像配信向けにFPGAエンジニアを募集したり、マイクロソフトはBingをFPGA実装したり、Baiduもディープラーニングの高速化にFPGAを導入したりと、なんだか世の中急にハードウェアくさくなってきた。IoTとは違う意味で。 金融分野ではすでにCPUでは遅すぎてFPGAによるナノ秒単位の株取引が行われているって記事を書いたのは2年前だけど、ここ数年はIntelのCPUのクロックもあまり上がらなくなってきたし、Fusion-ioやNetezzaといった大手御用達のハイエンド鬼速ストレージも、フタを開ければ中身はすでにFPGAに移行済み。IBMが最近出したData Engine for NoSQLという製品ではPOWER8プロセッサにFPGAを直付けしてRedisを高速化したり。いよいよデータセンターにも、先の見えないCPUに代わってFPGAやGPUを導入する波が押し寄せつ
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 これまた本でしか読んだことのない、Apple-1の現物。もう卒倒しそうです。 Apple Iはキットとして発売されて、電源やキーボード、ディスプレイなどはすべて別売でした。それでも売れに売れたわけですね。当時パーソナルコンピュータといえば自分で作るしかなかったので、キットでもとても画期的だったわけです。MZ-80KもKはKITという意味でしたし。 その後 Jobsはready-madeのApple IIを作るわけですが、本来はゲームのプラットフォームとして作ったはずがVisiCalcという表計算ソフトのおかげでゲーム機としてよりも、オフィスのaccountingのところに売れてしまったそうです。今話題のAppleの原型、そしてすべてが狙いどおりに行かないけど、結果的にうまく
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 Computer History Museumではguided tourを行っています。ここではそのガイドの受け売りを記録してみたいと思います。 まず計算機の歴史を紐解くと、古くはソロバン(算盤)となります。算盤はロシア、中国、韓国、日本などで使われていたものが展示されていましたがそれぞれ大きさや玉の数が異なります。 一方計算尺というものがありますが、これは算盤がそれぞれ計算を行うものに対して、計算尺は基本的には表、つまり計算結果をテーブル化して物理的にマッピングしたものです。計算尺では計算結果に限りがあるので辞書のようなかけ算の計算結果のみが記載されているものも用いられました。 この時点でロジックと記録という2種類のアプローチが有った訳です。 時代は19世紀に移ります。経
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 前エントリー のまのしわざ:Computer History Museum: 19世紀 コンピューターとは人のことだったの続き WWII(第二次世界大戦)の時代、計算機は軍事目的に利用が拡大しました。 これは電子式の計算機ですが、デジタルではなくアナログ。その名も ANALOG COMPUTER(写真上のパネル参照)。ケーブルでロジックを組、下のダイアルで電圧を可変でセットして計算するという仕組みのようです。 これはWWII時代、ドイツのUボートで利用されていた暗号化機械 ENIGMAです。今でいうとSSL通信ですね。アメリカは撃沈したUボートからこの暗号化機械を回収して、復号に成功したそうです。 そしてこれが、現代電子型計算機の基礎となるENIAC、実物です! 見て分かる
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 メインフレームといえばIBM、その元祖となるS360ですがその名前の由来はこのようなものだったとは知りませんでした。それまではコンピュータといえば、scientificなものとbusiness(accounting)のものの大きく2つがあり、それぞれのための計算機を設計していたそうです。しかし余りにもその開発効率の悪さからついに当時の日本国家予算の半分の巨額を投じて、どの分野にも使える、つまり360度方位をカバーする汎用コンピュータを開発する賭けに出ました。その結果はご存知のように大成功を収めたわけです。 日本IBM、40年後もメインフレームを動かすため学生に啓もう活動 現在まで続くメインフレームやPCの基礎ともなるノイマン型計算機のアーキテクチャを持ち、S/360の名前の
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 のまのしわざ:Computer History Museum: Unixの夜明けの続き。 この形状!コンピュータといえば四角な箱という常識を覆すサークル形状に座布団で覆われた冷却装置というクールなデザイン、そしてその値段の高さからまさに「スーパー」です。 一部ガラスかアクリルで内部構造がわかるようになっていますが、その配線の多さにびっくりですね。あのうち一本で断線したら、、、おしまいです。まあ並列処理だと思うので使えなくなるわけではないのでしょうが。 この円筒の回りにあるベンチみたいな座布団の上に寝ると暖かくて気持ちが良いそうです。 こちらはCRAY-2。 この透明なモノリスは水冷装置の中枢だそうです。CPUと冷却装置が別体化されていて、おそらくラジエータホースみたいな冷却
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 のまのしわざ:Computer History Museum: コンピュータといえばコンピュータゲームの続き。 CRAYなどスーパーコンピュータが科学計算の極みで、ファミリーコンピュータがコンピュータゲームの極みだとすると、現在のWindows PCの隆盛の始祖がこのAltoです。 誰ですか、NECの PC-100みたいだね、とか言ってる人は。縦型ディスプレイとマウス標準装備という点では同じでATOKの元が入っているという点で素晴らしいですが、当然まねっこです。 Altoが素晴らしい点はあちこちで語り尽くされていますし、私もアラン・ケイやテッド・ネルソンに啓発されてこの業界に入ってしまった位、影響力のあるマシンです。 ざっと特徴をあげれば - GUIの導入 グラフィカルユー
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 のまのしわざ:Computer History Museum: GUI, HyperTextの始祖 Xerox PARC ALTOの続き。 Altoがユーザーインターフェースに革命を起こしたものであれば、Googleはインターネットに革命を起こして現在も起こし続けている稀有な存在です。 こちらがここ、Computer History Museumの中でもっともよく紹介されているGoogleの1ラック、20枚構成のサーバー群です。 あちこちのオンラインメディアに詳細は譲りますが簡単に説明すると、ボード1枚に4つのCPU、つまり4台が搭載されているので20枚で80台のサーバーを1ラックに高密度に実装した点が特徴的です。ではこういったボードが市販されていたかというとそんなことはな
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