2021年4月上旬~中旬にかけて、各社様で、新入社員向け「仕事の学び方・教わり方」研修を担当させて頂きました。 導入研修中や配属先で、いかに自分から学んでいくか、受け身ではなく能動的に動いていくか、について考えてもらう研修(半日~1日)です。 「教わり上手な後輩」として、先輩たちから可愛がってもらい、早く職場になじんでいくためにどうしたらよいのか、組織社会化研究の知見を基に、学んでいきます。 技術スタッフのチーム企が、定性データと定量データをまとめてくれましたので、差しさわりのない範囲で共有します。 今年(2021年)の新入社員が「感じていること・考えていること」の一端が見えてくるのではと思います。 === 開催日:2021年4月2日、7日、12日、14日 会社数:4社様 参加人数:285名 === 1.新入社員が、この時期に、社会人になることへの「不安と期待」 ユーザーローカルのAIテキ
これから大学院生として研究をしていこうという人に向けて書いたコラムです。私の経験と反省を踏まえた上で書いてみました。心構えとして読んでいただければうれしいです。 1. 自分のWebサイトを持つ大学院生には,自分のWebサイトを持つことを強く勧める.具体的には,ブログと固定ページ(自己紹介や研究業績など)を公開できる無料サービスを使って自分のサイトを公開しよう.無料サービスにはいくつか選択肢があり,WordPressはその選択肢の1つだ.今なら、noteをお勧めする。 研究者サイトは,twitterやfacebookのようなソーシャルネットとは趣旨が違う.研究者としての自分の活動を記録し,研究成果を社会に公開することにより,研究者としての義務を果たすというのが,こうしたサイトの目的だ. なぜ研究者サイトを持つことが必要なのか.それは,自分がある研究に興味をもったときに,どのような行動を取るか
縁もゆかりもない仕事が舞い降りてきた。数か月前に「うちのチームの仕事も兼務で手伝わない?」と、突然これまでやったことがないお仕事の誘いがきたのだ。 いくつになっても、何かを期待されるのは嬉しい。それがまた未知の領域となるとなおさらだ。今回、わたしがお誘いをうけたのは、ブランディングのチーム。 少し前までは、周波数帯域の規格に関わるお仕事をしていた。ブランディングとは、だんごと花ぐらい離れている職種だ。 直接的な実利がわかりやすい、おだんご系の規格の仕事か、人の感性に働きかける企画の仕事。 おだんご系の仕事を多くしてきたわたしに、商品の魅力を伝えるお花系の仕事を提案してきた人は、当然これまでいなかった。 かしこい人なら自分の適性を考え、引き受けるかどうかを決めるのだろうが、ブランディングというきらめく言葉に好奇心をくすぐられたわたしは、お誘いに乗ってみることにした。 と、同時に「誰を頼ればい
見聞きしたことはあるけれどもきちんと理解していない概念。何回ググっても忘れてしまう概念。私にとってその代表例の一つがジョブ・クラフティング(以下JC)でした。そこで高尾先生がレビュー論文を書かれていることを見つけ、いそいそと読みました。いやはや、わかりやすい! 高尾義明(2019)「ジョブ・クラフティング研究の展開に向けて:概念の独自性の明確化と先行研究レビュー」『経済経営研究』1,81-106. JCとは何かまずはJCの概念定義から。本論文でも随所で引用されているWrzesniewski and Dutton (2001)の179頁には以下のようにあります。 We define job crafting as the physical and cognitive changes individuals make in the task or relational boundaries o
夢ナビとは、高校生が漠然とした抽象的な関心事から、「潜在的な夢や目標」に発展する具体的な学問分野を見つけ出すためのサポートサイトです。夢ナビ教授が将来の進路へとナビゲートします!
「地頭」とは、どのような能力のことを示しているのだろうか。株式会社人材研究所の代表取締役社長・曽和利光氏によれば、多くの企業が「自社に必要な知的基礎能力」を表すために「地頭」を用いている。すなわちこれは多義的な言葉で、大きく4種類に分類できるという。 その上で曽和氏は、「トップティアを目指す人材が鍛えるべき『地頭』は、4種類の中で希少性の最も高い“発想力”だ」と断言する。 特集「『地頭がいい』とは何か」第2回では、多様な文脈で語られる「地頭」の解像度を上げ、自らの人材価値を高めるヒントを提示したい。【橘菫、丸山紀一朗】 〈Profile〉 曽和利光(そわ・としみつ) 株式会社人材研究所 代表取締役社長。 1995年、京都大学教育学部卒。株式会社リクルート人事部ゼネラルマネージャー、ライフネット生命保険株式会社総務部長などを経て、2011年に人事・採用に関わるコンサルティング事業などを行う人
原動力は、学びを無駄にしないという思い フィギュアスケートで2度のオリンピックを制し、数々の快挙を成し遂げ、世界のトップを走り続ける羽生結弦選手が、2020年9月に早稲田大学人間科学部通信教育課程(eスクール)を卒業した。 写真提供:能登直/㈱集英社 スポルティーバ編集部 「目まぐるしく進化する情報という分野から、フィギュアスケートだけでなく、人間というものを見つめてみたい。そんな思いから、人間情報科学科を専攻しました」 そもそもコンピュータ・プログラムに触れるのが大好きだったという羽生選手。 フィギュアスケートの演技要素を入力すると、獲得できる最高得点が自動で計算されるプログラムを、自ら構築したという。 「フィギュアスケートの世界で歩み続けてきましたが、数値やデータで表された自分を見てみたいという思いがありました。数値は感覚の裏付けなので、競技にも役立っています。採点方法が更新されるたび
本研究の目的は,上司による業務プロセスへのフィードバックとジョブ・クラフティング,若年労働者の職場における能力向上の関連を明らかにすることである.そのために,インターネット調査を行い取得したデータをもとに,構造方程式モデリングを用い,仮説の検証を行った.分析の結果,第1に,上司による業務プロセスへのフィードバックがジョブ・クラフティングの全ての因子及び職場における能力向上の全ての因子に正の影響を与えること,第2に,ジョブ・クラフティングの次元によって,影響を与える能力に違いがあることが確認された.以上より,若年労働者の職場における能力向上および,ジョブ・クラフティングを促す上で,上司による業務プロセスへのフィードバックが有効である可能性が示唆された.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く