新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、各大学におかれましてはオンライン講義の実施に向けて取り組まれていることと拝察いたします。 2016年に施行された障害者差別解消法に基づき、教育機関は合理的配慮にも目を向けて取り組む必要がございますが、一部の実務を担う加盟大学の職員から「現状への対応だけでも厳しい状況にある」とのお声をいただいております。 当財団のホームページにて当該事案における有益な情報を発信しているサイトをとりまとめましたので、ご活用いただければ幸いです。 当該の情報が、みなさまによる合理的配慮の推進の一助になることを願っております。
「すごく密度が濃い3日間でした」「講義が面白くて、集中して疲れました」「本当に楽しい時間でした」 「自身の中で新しい発想が生まれました」「私が求めていた大学の授業は、こういう授業だと思い出しました」 ー オンラインで実施した法政大学社会学部の寄付講座・集中講義「ローカルジャーナリズム論」は、多くの受講生から予想以上に「熱い」反応が続々と届きました。 オンライン化に当たり工夫したこと 各地の大学で秋学期がスタートし、オンラインか対面かといった議論がメディアを賑わしていますが、オンラインの集中講義でも満足度を高め、充実した授業ができるという手応えを得ました。今回は、オンライン化にあたり工夫したことを紹介します。 自分の大学時代を振り返ると、集中講義は「数日で単位が取れる(ラッキー)」さと朝から夕方まで学べる「合宿感」があり、このどちらも重要なポイントとして設計しており、多摩キャンパスで行った昨
Microsoft Teams とは Microsoft Teamsはビデオ会議を含むビジネスチャット. ビデオ会議部分はZoomと比べられ, 同時双方向のオンライン授業にも使える. Teams には永続するチームとチャネルがあり, Office365とも連携して, 1学期間継続する授業を一貫して運営するLMS(学習管理システム)としても使える. 龍谷大学先端/理工学部では, 2019年度後期から Microsoft Teams を授業で, また, 学生サポートで利用している. Update(2020-12-10) forest.watch.impress.co.jp Microsoft Teams にはグループワーク専用機能はない グループワークは, 授業全体(10人以上)を複数のグループ(2-10人)にわけ, グループ内で議論や制作などの活動をさせ, 成果を授業全体に持ち帰って統合する
このエントリは、おもに同業者(大学教員)を読者に想定し、オンライン授業の画質向上のために機材を導入する際のガイドとなることを目指して書かれたものです。 0. そもそも必要? 必須ではありません。でもあると絶対いいです。 オンライン授業実践において、まともなマイクは絶対必要ですが、カメラは必要性高くありません。そもそもカメラで写るのは基本的に自分なわけで、そこで画質を上げてどうする?と思う方も多いでしょう。こうです: 画質を上げると、自分がアガります。 胡散臭い言い回しになりましたが、結局そういうことです。例えばZoomを使ってオンライン授業をやっていると、自分の姿がずっと写っていることになります。その「画」がしっかりしたものになっていることは、ある種の自己肯定感に影響を与えます。別に自分自身がよく写っているかということではなくて、自分が入っている「画」がちゃんとしてることが重要なのです。ち
学びの機会をオンラインで共有するプログラム 人社未来形発信ユニットでは、本学人文社会科学分野の特別講義を、リアルタイム双方向授業として全世界にオンライン無料公開する講義シリーズ「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」を2020年7月4日(土)より実施いたします。 本講義シリーズでは、コロナパンデミックに直接間接に関連する内容の特別講義を通じて、アフターコロナの社会を見据え、広く、深く考えるための視座を社会に提供します。 このシリーズでは、7月4日からの毎週土曜・日曜に、全11名の本学人文社会科学分野の教員が、それぞれ1時間程度のオンライン講義を行います。講義はYouTubeライブ, Twitterライブを通じてリアルタイム配信され、どなたでも申し込みなしに無料で視聴することができ、さらにコメントを通じて質疑応答に参加することもできます。複数回にわたって専門トピックを深堀りす
今回、急速に導入が求められたことに、リモートワーク、リモート授業があります。数か月前はそんなことをするとは、少しも考えていなかった所が大多数のはず。急速な体制作りには、どんな苦労があったでしょうか。そこからどんな可能性が見つかったでしょうか。授業作りの専門家である池田修先生に、今回の事態に合わせて大学の講義を作っていく中で、明確になってきたことについて、お書きいただきました。 みなさん、こんにちは。 京都橘大学発達教育学部の池田修と申します。小学校、中学校の教員養成をしております。 2020年度は、4月から遠隔授業をしています。 新型コロナウィルスの感染対策として、大学では新学期から遠隔授業をしています。本学では、最初の2週間だけ遠隔授業し、その後、3週目からは対面授業と言う予定を組んでいました。しかし、緊急事態宣言を受け、前期は基本的に遠隔授業で行うということを決めました。 私は、2週間
当日の講演動画・講演資料を公開しました(7月4日更新) 日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)は「オンライン授業に関するJMOOCワークショップ」と題する一連のワークショップを集中開催しています。本ワークショップは、「e-ラーニングの進歩」シリーズの第2弾です。 【開催趣旨】 新型コロナウイルスの緊急事態宣言下による学校閉鎖で、学生・児童・生徒は学ぶ機会を失いました。「誰一人取り残すことなく」学業を取り戻すために、多様な学びに対してそれぞれ最適な学びを実現するeラーニングには大きな可能性があります。 今回のオンラインワークショップは、学校での正規教育とノンフォーマル学習(タブレット等での家庭学習)、さらに学習塾やボランティアによる地域でのインフォーマル教育も連携させて、日々の学業の進捗を把握し、効果的・効率的な学びを実現するにはどうすればよいかを考えます。 また、教育の「ニュー
長引く休校の中、経験のない遠隔授業に取り組んでいる先生たちがいます。そこで見えてきたのは、通常の学級での授業と同様に、オンラインの空間における授業づくりのスキルが必要だということ。物理的な距離を越えて主体的な学びを促すためにはどうしたらいいのか? 京都教育大学附属桃山小学校教諭の樋口万太郎先生に解説していただきました。 執筆/京都教育大学附属桃山小学校教諭・樋口万太郎 【関連記事】樋口先生の学校では、ロイロノートを使った遠隔授業を行っています。詳しくはこちらの記事をお読みください → 小学校オンライン授業実践例:使うツールは?保護者への連絡は? オンライン授業は教科書通りの流れでは厳しい 私たちの学校では、現在ロイロノート(授業支援ツール)を使ったオンライン授業を行っています。平日は毎日行っており、一コマ45分の授業を1日3コマ行うようにしています。1コマの授業の流れですが、学校で行うよう
多くの自治体、小学校が、オンライン授業に踏み切るのは難しいと答える状況が続く中、今年度初めてオンライン授業導入に踏み切り、PDCAを回しながら改善を続けているという京都教育大学附属桃山小学校の先生方に、オンライン授業導入における「壁」をどのように乗り越えてきたのかについて伺いました。(この座談会は2020年4月28日に行われました) 座談会参加者/ 京都教育大学附属桃山小学校副校長・原田勝之 京都教育大学附属桃山小学校教頭・桑名良幸 京都教育大学附属桃山小学校教諭・長野健吉 京都教育大学附属桃山小学校教諭・樋口万太郎 座談会はzoomで。画面左上から時計周りに、原田副校長、桑名教頭、長野教諭、樋口教諭。(パソコンの画面はビデオ座談会のイメージと作成したものです) 担任の熱い言葉に背中を押された ―オンライン授業をしてみたいけど、なかなか踏みきれないという学校が多い中、どのような経緯でオンラ
ときがわカンパニー代表の関根です。 連休明けから、「オンライン自習室」を開校します! (写真に写っている大学生ファシリテーターの「チーム山王」が、上のポスターを作ってくれました。ありがとう!) === 「オンライン自習室」 ・ときがわ町近隣の小学生、中学生、高校生が対象 ・週3回 ・9時30分~11時30分の2時間 ・Zoomに入って、自分がしたい勉強をする。(学校から配られた課題等) ・子供達の参加費は、無料。 ・最初に、投票機能で、「学年、今日勉強しようと思っている教科」等をあげてもらう ・「ビデオオフ」での参加も可。その場合は「声、スタンプ、チャット」で反応を示す。 ・分からないところを、カメラに映して、他の人に示す。 ・分からない所を、大学生ファシリテーター(チーム山王)や、小中高生同士で教えあう。 ・教科ごと、BOR(ブレークアウトルーム)でちってもらってもいいかも。 ・進行は、
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。 私は英語英文学科の4年生で、イギリス文学を専攻しています。 春の夕べに、窓の外を見ると薄橙の日が差す明るい水色の空が広がり、次第にのびる日の長さに、ささやかな慰めを感じる今日この頃。 例年とは異なる新年度を迎えることになり、様々な不安や不満を抱えている方も少なからずいることかと思います。 さて、そんな中、津田塾大学では第1ターム・第2タームの授業をオンラインで実施することになり、先生方は「どうすれば学生に興味をもってもらえる授業ができるか」「学生に『よい授業』を届けたい」と必死で色々な案を考えて下さっているという話を風の噂で聞きました。その時、ふと、『よい授業』を作るためには「学生」の努力も必要なのではないかと思ったのです。 普段、津田塾大学の授業は大きく分けて、40人~100人ほどの規模で行われる講堂や大教室の授業と、15~40人程度の少人
Facebookグループ「オンライン授業のコツ・知恵・経験談の共有(よりよいオンライン授業を目指して)」に寄せられた情報をもとに、オンライン授業のパターン・ランゲージをつくっていきます。その第一稿として、2020年4月27日までの投稿をもとにしたまとめをつくりました。 教師側のものと、受講する学生(生徒)側のものがあります。 ぜひ、ご自身のオンライン授業の計画・実施にご活用ください。 また、ここに書かれたことに関連したコツ・知恵・経験談がある方、ここにないコツ・知恵をお持ちの方は、ぜひ上記グループの該当欄(カテゴリーごとに書く場所を設けます)にご記入ください。 カテゴリー (A)授業の計画・設計 (B)授業の環境・設定 (C)授業直前の準備 (D)オンライン環境に慣れる練習 (E)授業のファシリテーションとインタラクション (F)授業のクロージングとフォロー ■■■ (A)授業の計画・設計
新型コロナウイルスの感染拡大で休校が長引く中、教育現場は子どもの学習リズムを維持しようと奔走している。一部の学校や予備校でオンライン学習の導入が進む一方で、不慣れなシステムを前に教員、生徒のみならず家族の多くが「緊急事態」に直面する。混乱の中で前へ進もうと奮闘する現場の声を聞いた。日比谷高 校長が20年ぶりに授業「サインインできてるか」「生徒側でマイクの設定を確認しないと……」4月中旬、休校中で
3日から、薬学部や経済学部など、一部の学部や研究科でウェブ会議システム「Zoom」を利用したオンライン授業が始まっている。全学でのオンライン授業の導入は初の試み。大学側も急な対応を強いられたことで、開始当初はトラブルが複数件発生した。 3日、6日、7日などには学務システム「UTAS」にアクセスが集中し、システムの利用が困難な状態に。UTAS内のシラバスに掲示されるオンライン授業のURLを求めて学生のアクセスが殺到し、想定以上の負荷がかかったためだ。UTASへのアクセスが困難となったことで、キャンパスの自動証明書発行機が正常に動作せず、成績証明に苦労した学生もいたという。 現在は学生が受講予定の授業のURLを取得したことや、学習管理システム「ITC―LMS」上にもリンクを記載するなどの措置により、7日のピーク時ほど接続困難にはなっていない。経済学部はUTASへのアクセスが困難となった6日、所
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