時短や定時退社の話が出ているが、根本的な部分での間違いがあるようなので、 生意気ながら僕の意見と経験を書いてみる。 時短とは、定時退社できるように仕事量や業務のプロセスの一部を単純に無くすことではない。 あくまでも企業の在るべき姿を模索する中での一つの方策。 今風な言葉で言えばビジネスモデルの構築の一部分だ。 私は小さな会社を経営しているが、ご多分に漏れず社員の労働環境は良くなかった。 多くは無いが残業はあったし、社員は有給が取れなかった。昼メシをゆっくり取れないこともあった。 この状況を何とかしなければと思い、時短を含む業務内容の改善とビジネスモデルの再構築に踏み切った。 まず行ったのは『あるべき姿』の具体化だ。 従業員数と経費、売上、それに伴う社員の労働量など、会社にとって最もバランスの良い姿は何かを決めた。 そしてそれを取り組むべき項目に落とし込んでいった。 業務改善で行ったのは以下