フランス中部ボーヌ(Beaune)のレストランで、グラスに注がれるワイン(2012年1月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEFF PACHOUD 【8月2日 AFP】フランス人は古くから、一杯のワインがもたらす健康効果に揺るぎない確信を持ってきたことで知られる。そのフランスで現在、末期患者の生活の質の向上を目的とした「バー」を病院内に開設する計画が進行中だ。 仏中部にあるクレルモンフェラン大学病院(Clermont-Ferrand University Hospital)は今年9月、苦痛緩和ケアセンター内でバーの運営を開始する予定。患者は友人や家族を招いて、一緒にワインやシャンパン、ビール、ウイスキーなどを楽しむことができるようになる。 同センターのビルジニー・グアステラ(Virginie Guastella)所長はAFPに対し、国内初となるこの施設は、「困難な日々を過ごす患者たちを