2015年2月初めに発表された「VMware vSphere 6」は、実に650以上の新機能を搭載する大型アップデートとなった。その新バージョンの大きな狙いは、拡張性や可用性を高め、ミッションクリティカルからクラウドネイティブまで、ありとあらゆるアプリケーションに対応するハイブリッドクラウドの統合プラットフォームとなることにあるという。実現するための技術的裏付け、展望を取材した。 数々のプライベートクラウド・パブリッククラウドの基盤となってきた仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」。そのプラットフォームが、バージョンアップによりカバー範囲をさらに広げ、文字通り、ありとあらゆるアプリケーションを支えるハイブリッドクラウドの統合プラットフォームに進化しようとしている。 650以上の新機能が意味するものとは? 企業の仮想化基盤を支えるプラットフォームが、2011年7月以来の大型ア