2014年12月18日のブックマーク (2件)

  • ソフトが機械を“定義”する時代

    「我々は世界最大のソフトウエア会社になる」。そう宣言するのは、既存のITベンダーでも、新興のITベンチャーでもない。重電の雄、米ゼネラル・エレクトリック(GE)だ。今、IoT(モノのインターネット)を「インダストリアル・インターネット」と言い換え、大々的なプロモーションを展開するが、その方向感を端的に表現したのがこの言葉だ。 単に宣言しただけでなく、2011年にシリコンバレーに研究開発拠点を設置し、この3年間に10億ドル(1150億円)を投資すると共に、シリコンバレー発のITベンチャーを相次いで買収している。さらに2014年8月には、米EMC傘下のピボタルなどと組んで、テラバイト、ペタバイト級のデータを蓄積して、リアルタイム分析できるようにする「データレイク」構想もぶち上げた。 まずGEが目指すのは、産業機械や鉄道車両に組み込んだセンサーなどから大量のデータを吸い上げ、故障を事前に予測して

    ソフトが機械を“定義”する時代
    zaimover
    zaimover 2014/12/18
  • メガバンクのコールセンターが人工知能に?みずほ、三井住友が導入

    三井住友銀行<8316>とみずほ銀行<8411>は11月5日と6日、相次いで銀行のコールセンターに自然言語解析と学習機能を備えた質問応答システム「Watson(ワトソン)テクノロジー」を導入すると発表した。 Watsonテクノロジーは、オペレーターなどから質問をされると、さまざまなデータから素早く関連性のある情報を見つけて解析し、複数の解答候補がどの程度確かなのかを検証し、評価を行う。また、高度な自然言語(人間の話す言語)の理解ができる。加えて学習能力も備えている。利用を重ねていくことによって、知能は高度化する。ユーザーからのフィードバックを追跡し、成功と失敗の両方から学習する。オペレーターの質問に対しタイムリーかつ的確な回答を導き出す技術基盤だ。 物理的にはラックに搭載されたPower Systems 750で構成され、数千個のPOWER7プロセッサ・コアを搭載し、OSにはLinuxを採