「おしり」「ビデ」といった温水洗浄便座のスイッチなどに代表される「トイレの操作ピクトグラム」を、メーカーを横断して共同で統一する動きが発表された。 「標準ピクトグラム」は昨今の温水洗浄便座の基本操作に関するもので、「便ふた開閉」「便座開閉」「便器洗浄(大)」「便器洗浄(小)」「おしり洗浄」「ビデ洗浄」「乾燥」「止」の計8種類。日本レストルーム工業会 会長(TOTO社長)の喜多村円氏がお披露目した 標準ピクトグラムを発表したのは、TOTO、LIXIL、パナソニックなど温水洗浄便座を製造・販売する主要メーカーが加盟する「日本レストルーム工業会」。このピクトグラムは、加盟メーカー9社が2017年度以降の新製品で順次採用するほか、ISOによる国際標準化を進める見通しだ。