「第21巻アサンジ=ジジェク対談」 - http://democracynow.jp/dvd/2011/3 時々お手伝いする関係で発売前のDVDを見させてもらったのですが、2時間があっという間のとても濃い内容でした。メモできた範囲でざっと並べます。 ・アサンジはなぜ国家の機密情報を世界に公開するのか? ・情報が権力者にコントロールされていることについて ・情報を広く公開し「王様は裸だ」と公言する重要性 ・正直な保守派からはリベラルより多くを学べる ・検閲されることについて ・ブラッドリー・マニング上等兵の話 ・拷問の合法化について ・「言う権利」「知る権利」「伝える権利」理性の私的な使用と公的な使用について ・EUの司法制度について Wikileaksが目指している世界に興味のある方や、世界で最も危険な二人の対談に興味のある方は買って見てください。 「DVDの購入申し込みページ」 - ht
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 内閣府参与辞任のご報告 (19:30改訂、確定版) 2012年3月7日 湯浅 誠 このたび、内閣府参与を辞任することになりましたので、ご報告します。 辞任は二度目になります。最初は2009年10月26日に任用の辞令交付を受け、2010年3月5日に辞任。 その後、同年5月10日に再任用され、今日に至りました。その間、総理大臣は鳩山由紀夫、菅直人、 野田佳彦の3氏に亘りました。また、私の直接のアドバイス先である内閣府の経済財政担当大臣も数 多くに及びましたが、経済財政担当大臣付の参与だったのは、私に声をかけた菅直人さんが当時その 任にあったからです(参与職は内閣府にしかない)。政策的には厚生労働省の所管事項が多かったで す。 ● 経緯 2010年5月に再任用されたのは、同年3月の辞任時に提案していた複合的な困
反原発運動の なかでの「優生思想」の問題が、以前から指摘されてきました。たとえば、2011年2月には つぎのような記事が問題になりました。 上関原発、強行工事!! - ゆいわのきほくのわ この記事には、たとえば つぎのような文章があります。 日本の原発は、たくさん放射能が漏れています。ごまかして隠してますが、原発地帯の子供達は奇形児や白血病が多いのです。 みなさんの子どもが、原発地域で育った女の子と結婚したいと言ったらどうしますか? 年頃の女の子は、奇形児を産む可能性が高いから結婚できないのです。 このひとは、結婚差別を 批判することなく、むしろ利用し、そして「奇形」を さけるべきものと規定しています。上関(かみのせき)に原発をつくるなと主張するために、このような論理は必要なのでしょうか。むしろ、反原発運動に差別を とりこむことによって、運動を 分断することになるのでは ないでしょうか。
厚生労働省は昨年12月22日、食品中の放射性物質に係る基準値案を作成し、食品から許容することのできる放射性セシウムの線量を、現在の年間線量5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本として、特別な配慮が必要と考えられる飲料水、乳幼児用食品及び牛乳についてはより厳しい基準を設定した。これは放射性物質に対する食品の安全と安心を確保するための措置として、一定評価し得るものであるが、次の点でまだ不十分である。 すなわち、本基準値案は、食品・飲用水による内部被ばくのみに1mSv/年を割り当てたもので、外部・内部被ばくを合わせて1mSv/年として基準値を算出したものではない。したがって、外部被ばく線量の高い地域の住民にとっては、十分に低いとはいえない数値となっている。また、「乳児用食品」・「牛乳」の基準値についても、「一般食品」の2分の1にすぎず、子どもの感受性の高さに鑑みると、十分
イギリスのBBCが2月23日に放送した約60分のドキュメンタリー番組「メルトダウンの内側」。すでにEX-SKF日本語ブログで映像をご覧になった方も多いかと思います。わたしも、初めて見る映像の数々に驚きました。 そこで、より多くの方に見ていただきたいと思い、英語のナレーション部分に日本語の字幕を付けました。大人の事情で4分割でアップしておりますが、いい切れ場が入っておりますので絶対に全部見たくなると思いますし、絶対に全部見たほうがいいです。冒頭近くのナレーションの一部を紹介します。このドキュメンタリーは、災害の最前線で撮影された貴重な映像と、原子炉を救うために戦った男たちの証言で構成されている。実際に現場にいた者たちが語る福島メルトダウンの内側である。 This film uses unique video from the frontline of the disaster and foo
池田信夫氏が、「『集団線量』というナンセンス」という記事を書かれた。要は、私が、クルクルパーだ、ということなのだが、どこをどう読んでも、何を批判されているのか、全くわからなかった。 池田氏は、私の記事を「安冨氏は、東大教授のくせに中学の理科レベルの計算もできないらしい。彼の計算は、重量ベースに変換するとこういうことだ」とこき下ろして、以下のようにその「変換」をしてみせる。 ============ 暫定規制値の野菜をどれぐらい食えば死ぬかは、 総摂取量=人×摂取量 で計算しないといけない。何人・kgで一人死ぬか、という係数をαとするとα=15000だから、一人が年間15tの野菜を食うと死ぬので、1000人が年間15kgの野菜を食うと一人が死ぬ。 ============ 私がわからないのは、これで、どこが間違ってるのか、全くわからないのである。線形閾値なし仮説を前提とすれば、これで何ら問題
「格納容器は一億年に一回しか壊れない」「プルトニウムは飲んでも大丈夫」で有名な大橋弘忠教授が、「プルサーマル公開討論会に関する経緯について」という凄い文書を出した。こんなものを書いて、何がおかしいのか、わからない、そういう人物が東大教授をやっていて、原子力を弄んでいる、ということを、広く国民に知っていただく意味で、非常に貴重な文書なので、魚拓をとっておいた。まぁ、本人がどこがどうおかしいのか、わからないのだから、削らないとは思うが、周囲から圧力が掛かると削るかもしれないので、念のため。 以下、東大話法のサンプルとして、解析しておく。 何よりも、格納容器は壊れない、など、いわゆる原発推進トークを連発しておいて、それが事実によって否定された、という点を、完全に無視していることが、この文書の恐ろしいところである。そういうことが、認識から自動的に排除されるようになっているのである。これは、大橋氏が
(壁にチョークで「原発さえなければ」と・・・/詳細は本文へ/長谷川健一さんが講演で使用した画像より) 高濃度の放射能に襲われた飯舘村。その飯舘村の前田地区で、酪農を営み、区長を努めてきた長谷川健一さん(58)。現在は、地区の人びとともに、伊達市内の仮設住宅に避難している。長谷川さんは、いま、全国を行脚して、フクシマを伝えている。12月9日、福島市内で、長谷川さんの講演が行われた。 長谷川さんは、スーツで決めているが、話し出すと、声は低く野太く、抑揚があり、訛りも強い。そして、そのお話からは、誰よりも飯舘村を愛し、酪農に打ち込んでいたことがよく分かる。あの日以来の極限状況下の出来事、村民を守るために必死に行動する姿が、眼前に浮かびあがり、そのときの苦しみと悲しみと憤りの気持ちが、心に染みた。 〔主催は、「国際環境NGO FoE japan」。集会では、FoE japanの「避難の権利」確立の
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