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ブックマーク / nomorewar77.blog.fc2.com (37)

  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  再稼働反対 国会大包囲 2013/12/22

    今日、ご覧のとおり、国会はわたしたちの力で包囲されました。これは60年安保闘争以来の快挙です。 さらに、さらに大きな運動に広がっていくためのスタートです。 いま菅元首相は、民主党政権が2030年に原発ゼロということを決めた、とおっしゃいました。しかし2030年にゼロと民主党政権が言ったのは、わたしたちの反対の力です。わたしたちの反対があったから2030年と言ったけど、わたしたちは2030年ではすまない。すぐ「原発ゼロにしろ」という運動です。(そうだ!) そういうわたしたちの運動を、安倍政権がまったく無にしようとしています。これは絶対許せない。これはわたしたち人民がたたかってきた闘いに対する挑戦です。 この恥知らずな政権を、早く叩き潰す。これは「愛国」政府といってますけど、亡国政府です。日をつぶすために再稼働しようとしている。そして日をつぶすために、再処理工場も「もんじゅ」も、そして大間

    zakinco
    zakinco 2013/12/27
    おお~。国会包囲。
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  原発が建設された地

    12月3日付「放射能で汚染される前にカネで汚染される」の続きになります。 石川県珠洲市では、原発の建設用地の買収が成功せず、途中で計画を中断しました。新潟の巻は、東北電力が土地の90%まで買収したのですが、最後の詰めができずに、結局、原発の建設を断念しています。 最後の詰めというのは、町有地が残っていたのです。それで、町長選挙があり、反対派の候補者が推進派の現職に勝って反対派の町長に代わった。すると、新しい町長は、原発用地内に唯一残っていたその町有地を、反対派の住民に売ってしまったんです。 それで、ギブ・アップしてしまったんですね。これは、就任した反対派町長の大英断でした。どれほど住民から顰蹙(ひんしゅく)を買おうが、反対派の同志に町有地を売った。だから、東北電力は中心となる町有地を買収できずに、計画を断念せざるを得なかったわけです。 このように、いろいろな住民の抵抗があったところには、原

    鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  原発が建設された地
    zakinco
    zakinco 2013/12/20
    『いままで政治の光がまったく届かなかったところ、疎外されていたところ、差別されてきたところに原発が現れてくる。これが、1970年以降の原発の歴史』
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  戦前のような恐怖国家に

    特定秘密保護法についての安倍政権の狙いは集団的自衛権を行使するための体制整備だ。米国の戦争に参加する準備に他ならない。 政府が特定秘密を拡大させれば、漏えいを防ぐ組織を大きくする必要があり、取締りを行う警察官を増やすことも予想される。 今回、法律に反対の声を熱心に上げたのは私より少し上の世代で、戦前の治安維持法や特別高等警察(特高)、憲兵の怖さを知っている人たちだ。 今後は何が秘密に該当するかもわからないまま逮捕されることもあり得る。日は戦前のような恐怖国家になってしまうのではないか。 かつて私は新日鉄の工場や自動車工場などの潜入取材をした。これまでは何の問題もなかったルポも特定秘密に該当すると判断されば、逮捕される恐れもある。畏縮した出版社の編集者がライターに記事の削除を求める可能性もある。 言論を弾圧し、民主主義に相反する、時代錯誤な法律だ。

    zakinco
    zakinco 2013/12/11
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  「民主主義ニッポン」の現状

    以前安倍首相が唱え、忘れられてしまった「美しい国」というスローガンを最近になって思いだすことが多くなった。あの言葉は、銭湯の正面に飾られていた、富士山のペンキ絵のような安手で、壁の汚れ隠しのようなしらじらとした、うそ寒い一幅の絵だった。 あたかも現実の矛盾を言葉で隠蔽(いんぺい)しようとした彼の底意が、きわめて意図的に、『文藝春秋』や同社の新書版(ベストセラーになった)によって、ひろく流布されていた。 あの甲高い声の小泉元首相が、いつも傍らにいた小太りの御用経済学者と一緒になって強行した、「生きるも死ぬるも自己責任」「貧乏人は死ね政治」のあとを継いだ安倍は、自殺者多発、死屍累々(ししるいるい)の荒野を、「美しい国」のペンキ絵で塗りつぶすつもりだった。 しかし、「戦後レジームからの脱却」を唱える安倍には、「自民党をぶっ壊す」と絶叫する大衆欺瞞によって権力を握った、小泉ほどには演技力がなかった

    鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  「民主主義ニッポン」の現状
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    zakinco 2013/11/27
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  本音のコラム 13/11/26 「フリーのため息」

    わたしが駄々をこねていると、思いあまった母親は「憲兵が来るよ」といって脅かした。戦争中のことである。 いまなら「お巡りさんが来るよ」というのだろうが、民主警察の現在、これで泣きやむ子どもはいない。 なぜ、母親が憲兵隊を引き合いにだしたかはわからない。庶民にとって「泣く子も黙る」恐怖の存在だったからであろう。 まだ、天下の悪法「特定秘密保護法案」に無関心なひとたちがいるのは、戦後68年、戦時中のことなど知らない世代がふえたからだ。 しかし、副総理の麻生さんが、祖父の吉田茂元首相が米国との和平工作に加担した疑いで、憲兵隊に逮捕、投獄された事実を知らないはずはない。 安倍首相の祖父岸信介氏は、戦争中、満州国の最高幹部のひとりであり、東条内閣の閣僚だったから、憲兵隊に守られるほうだった。 だから、孫の安倍さんは「秘密漏えい」を理由に取り締まられる恐怖など想像することもない。あの振り払うような物言い

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    zakinco 2013/11/26
    『副総理の麻生さんが、祖父の吉田茂元首相が米国との和平工作に加担した疑いで、憲兵隊に逮捕、投獄された事実を知らないはずはない』
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  「横浜事件」にみる報道の弾圧 

    11月22日付「取材とは何か」の続きになります。 権力と報道というのは常に向かい合ってきた。弾圧されてきた歴史だったというのが、日のジャーナリズムの歴史です。ジャーナリストになろうという人は、そのような権力によってつぶされてきた先輩の苦渋の歴史を担って書いていくのだという意識を、きちんとしておいてほしいと思うのです。 たとえば、「横浜事件」というのがあります。日軍の真珠湾攻撃のあと、富山県の旅館で、経済学者とジャーナリストが、出版記念のささやかな宴会を開いたことが、共産党の再建会議だとされました。 このころはもう共産党は弾圧されてしまっていましたから、再建する会議だというように特高(特別山口同等警察)にでっち上げられました。『中央公論』や『改造』といった当時の進歩的な雑誌の編集者などが投獄されまして、雑誌はつぶされ、拷問で獄中で殺された編集者もいます。 それは、治安維持法という罪で投獄

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    zakinco 2013/11/24
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  橋本勝の風刺マンガ 「原発の嘘は国民の命と暮らしを破滅に導く」

    原発の嘘は国民の命と暮らしを破滅に導く 有名デパートや高級料理店、レストランの偽表示の 問題が続出して大きな問題になっている 嘘、嘘、嘘、嘘、嘘、嘘だらけの日……… だが、国民の命と暮らしをおびやかす 最大、最悪の嘘こそ 原発に他ならない 東京電力福島第1原発の事故は 原発が長年つき続けてきた嘘を暴露せずにおかなかった 事故は原発の安全神話を崩壊させ 環境の放射能汚染は地域一帯を人の住めないところにした 原発がクリーンなんて、とんでもない嘘であった 事故から2年以上たちながらいまだに10数万人の人が 避難生活を強いられ、収束のみこみはたたない 核のゴミの処理、廃炉の費用、被害の賠償金は莫大なものとなるであろう 原発は安い、はまったくの嘘であったのである こんな嘘だらけでなりたっている 原発は日から即刻ゼロにするしかない。

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    zakinco 2013/11/22
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  市場原理主義がもたらすもの

    1980年10月16日、北炭夕張新鉱事故で事故死した93人のひとり、下請けの労働者の家では、女の子が産まれたばかりだった。 病院から帰ったばかりの若い母親に話を聞いた。あの子がもう26歳になった。取材に通っていただけのわたしでさえ、いま、さまざまな記憶が蘇っている。 多くのひとたちが、夕張を去った。そのひとたちにとって、この期間は長かったのか短かったのか。閉山後も、わたしはなんどか夕張に通った。あの「ふんどしのように」と形容されていたひょろ長い町並みを歩いていると、いつも名状しがたい悲痛な思いにとらわれていた。 町を歩いているときの悲哀は、事故で亡くなったひとたちへの想いばかりではない。事故を繰り返しては滅びていく、炭鉱の運命の拙さへの憤りもふくまれているようだ。 あの事故のあと、三井三池有明鉱(福岡県)、三菱南大夕張炭鉱と大事故がつづいた。わたしはそれぞれの取材にでかけ、それぞれの閉山を

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    zakinco 2013/11/21
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  「経済競争に負けるな」という思想に負けた日本人

    11月16日付「平等主義の崩壊を促すあらゆる力に抗するために」の続きになります。 (――私たちは言論にたいする権力側の圧力が高まっている現在の事態にどう対処すべきか。 一つは、NHKが公的機関として機能するよう要求を出したり、監視したりする運動をおこすことでしょうね。不払運動もはじまっています。 もう一つは、ミニコミもふくめ、あらゆる媒体で、右派ジャーナリズムと対決することです。黙認していてはいけない。すでに言論戦がはじまっています。むこうは露骨に攻撃を仕掛けているわけですから。) ――日の戦中、戦後の責任問題がメディアであつかわれなくなっているのと同様、教育現場でも平和教育の機会が奪われていますね。 東京で問題になっている「日の丸・君が代」の強制など、かつてはとても考えられなかったことが平然とおこなわれています。石原は「東京革命」を掲げ、その一環として東京に日の丸を打ち立て完全に学校を

    鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  「経済競争に負けるな」という思想に負けた日本人
    zakinco
    zakinco 2013/11/20
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  平等主義の崩壊を促すあらゆる力に抗するために (続き)

    11月16日付「平等主義の崩壊を促すあらゆる力に抗するために」の続きになります。 「経済競争に負けるな」という思想に負けた日人 ――日の戦中、戦後の責任問題がメディアであつかわれなくなっているのと同様、教育現場でも平和教育の機会が奪われていますね。 東京でいま問題になっている「日の丸・君が代」の強制など、かつてはとても考えられなかったことが平然とおこなわれています。石原は「東京革命」を掲げ、その一環として東京に日の丸を打ち立て完全に学校を制圧するつもりです。 ところがメディアをはじめ、石原への反撃はとても弱い。抵抗は、いまや一部の教師だけになっています。それではまずい。 いま、憲法の問題などで「憲法九条を守れ」と大きくスローガンを掲げたりするけれど、それだけでは足りない。それぞれ教育の場なり、ジャーナリズムの場なり、労働や生活の場できちんと抵抗していく。その行動が九条の持っている平和主

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    zakinco 2013/11/17
    『「経済競争に負けるな」という思想に負けた日本人 』
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  想像を絶する被害

    故郷に帰れない。この精神的な打撃ははかりしれない。いきなり、理不尽にも安住の地を放射能によって追われ、逃げまわっている間に病状を悪化させたり、亡くなったりするひとたちは多い。津波だけの被害地よりも、被曝地帯はさらに悲惨な打撃だった。 わたしなどには想像もつかないことだったのは、放射線の壁にさえぎられ、津波で行方不明になった家族を探しにいけなくなった、膨大なひとびとの悲しみである。 自宅のあった場所が立ち入り禁止の警戒区域とされて、瓦礫の下にいるかもしれない、行方不明になった肉親を発見できない不安と焦燥感を考えると、胸が押し潰されるようになる。 家族に発見されるのをまっている何千もの遺体。その上に放射能の雨が降り注ぎ、放射能をふくんだ水が流れているのを想像して、家族はたまらなかった、と思う。 写真=「チェルノブイリから25年、そしてフクシマ」(ウィーン,鎮魂のための集まり,2011年4月25

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    zakinco 2013/11/01
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  本音のコラム 2013/10/29  

    「国家の秘密」 日にやってきた米国の平和活動家が「私が携帯電話をあけると、どこにいるかすぐ分かるんですよ」と笑って言った。 タクシーの運転手はどこを走っていても、社から監視されている時代だ。 メルケル独首相の携帯電話だって米国家安全保障局(NSA)から盗聴されていた、とスノーデン氏が証言している。 「そばにいる人も携帯をあけてれば、誰か分かります」。今度は真顔でいった。背筋が寒くなった。慌てて携帯を切った。 「福島原発放射能汚染水漏れは、コントロールされている」との首相発言はウソだ、と機密を漏洩(ろうえい)すれば、防衛、外交、スパイ、テロ防衛という四分野で「特定秘密」のどれに該当するのだろうか。 爆発事故当時、米軍艦隊も逃げ出したという防衛機密、海洋汚染が進んでいるという外交機密、首相は美辞麗句ばかりという国家機密を漏らせば、「特定有害」のスパイ活動となる。さらに原発の防御は弱いという

    zakinco
    zakinco 2013/10/29
    『「積極的平和主義」。これもお得意の安倍用語だ。防衛予算を増やし武器と原発を輸出し、抑止力としての自衛隊を国防軍に変質させ、米軍との集団的戦争に踏み込む。それを平和主義という。』
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  原発産業の非道徳性

    原発産業も大きく動きはじめています。 東芝とゼネラルエレクトリック(GE)が合弁会社をつくるということになっています。GEと提携しているのは日立ですが、それを組み替えて、東芝とGEが火力発電を拡大していこうとしているようです。 火力でだいたい850兆円のマーケットができます。もう原発の時代じゃないんです。メーカーは石油や天然ガスなどにシフトしています。 日立はイギリスの原発会杜を買収して、850億円かけてイギリスに六基の原発をつくるといっています。が、5年経ったら他の企業に株を半分渡すという。経営のリスクを避けるとか、収益を上げるとか、丸ごと子会社にしないで株を分けて関連会社にするという、経済的な面もあるのですが、狙いは原発事故が起きた際に、親会社としての責任を丸ごとではなく、50パーセントに下げるためだ、と報じられています。 全株所有していると、原発事故が起きたときに負担が大きい。事故の

    zakinco
    zakinco 2013/10/24
    『火力でだいたい850兆円のマーケットができます。もう原発の時代じゃないんです。メーカーは石油や天然ガスなどにシフトしています。』
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る

    波乱の一年でした。 新年はページの装いも新たにして、1月5日より再開いたします。 皆さま、良いお年をお迎えください。(編集部) 鎌田 (生きにくい指標の最たるものは、98年から自殺者が11年間連続して3万2000人ていど発生していることですね。この11年間だけで35万人以上です。戦争状態ですね。)こうした状況下ですから、当に「生きにくさの時代」というキーワードどおり、力いっぱい働いて、日々の生活を切りひらいていくという方向がみえない、明日はどうなるかわからないというところに大半の人がいる、そういう時代なのです。 こういうことは、戦前は知りませんけど、戦後の歴史でははじめてだし、戦前だって、政治的抑圧があったり、戦争があったりして、いつ死ぬかわからないというのはあったでしょうけど、しかし、こんなに混沌とした、展望のない感じではなかったのではないかと思います。 川田 生きにくさ、この言葉はも

    zakinco
    zakinco 2013/10/24
    応援ブクマ/年末から更新なし。都知事選で編集部が分裂したのかも。
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  マスコミに巣くう「親米派」

    普天間米軍基地は町中にあり危険だとして、1996年4月の橋龍太郎首相とモンデール米大使が返還で合意した。そののち、97年11月に政府は代替施設として名護市辺野古沖に海上施設を設置する、とした。 ところが、辺野古は普天間基地の代替ではない。あらたに増強されるまったくの新しい基地である。2の滑走路をV字型に並べるプランは、60年代に米軍が密かにつくっていた計画の浮上であった。つまり普天間を撤去するという偽装の下につくられた、より強力な新空港なのだ。 海上空港をつくる当初の計画にたいして、住民たちは海上予定地のボーリング調査用のパイプ製やぐらを占拠、座り込み闘争をつづけた。それによって、海上空港案は頓挫した。 その抵抗運動を回避する形で、キャンプシュワブの一部を使った、埋め立て空港に政府は強制着陸した。沖縄県の土木建築業者を傘下に収めているゼネコンにとっては、大需要の喚起だった。しかし新たな

    zakinco
    zakinco 2013/10/20
    『辺野古は普天間基地の代替ではない。あらたに増強されるまったくの新しい基地である』
  • 鎌田慧ブログ~その仲間たちが作る  -  ギリギリ日誌 10月12日(快晴)

    労組の社会的責任 「安全第一」といっても、原発は存在自体が危険なのだから、安全操業などはありえない。どこかの原発の使用済み燃料プールが、地震で破損することを想像しただけでも、ゾッとさせられる。パイプだらけの原発は地震に極端に弱いのだが、燃料プールもまた弱いことを福島原発事故が証明した。 まして幻の「最終処分場」の地下深く埋設される、使用済み核燃料の将来に、責任を取れるものなどだれもいない。さすがの小泉前首相もようやく気がついて、「原発ゼロ」の声をあげはじめた。 さて、原発とちがって、鉄道は平和利用そのものだが(戦争がはじまると軍事利用になるが)、北海道JRの運行はまるで戦時体制のような危険運転だった。社長以下、社の幹部たちも弁明のしようもなく、ただ頭を下げ続けている。 なにしろ、放置されていたレールの危険箇所が、277カ所もあったという。脱線事故があったばかりではなく、特急の運転士が自分の

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    zakinco 2013/10/12
    『労組の社会的責任 』
  • 鎌田慧 公式ブログ  -  「37年後の『自動車絶望工場』」②

    9月18日付「37年後の『自動車絶望工場』」①の続きになります。 「非合法を合法化した」労働者派遣法 編集部  (期間工のさらに下に身分の不安定な派遣労働者がどんどん増やされた)そうした状況は、具体的にはいつごろから、何をきっかけに始まったのでしょうか? 鎌田  (小泉首相・竹中特命担当大臣の)2004年ですね。1985年に成立した「労働者派遣法」を突破口にして、派遣可能な業種や職種を大幅に広げた、改悪労働者派遣法が成立してからです。  もちろん、それ以前もずっとモグリでの派遣は存在してましたよ。そもそも人材派遣というのは、今は近代的なビルに入ってるけど、もともとは港湾労働、船からの荷揚げ荷下ろしをやる「沖仲仕」の手配を暴力団組織が仕切っていたのが始まりという、ヤクザ的な体質の仕事なんです。ところが、労働者派遣法の成立というのは、それまで行われていたさまざまな非合法の労働者供給を公認して、

    zakinco
    zakinco 2013/09/20
  • 鎌田慧 公式ブログ  -  37年後の自動車絶望工場①

    多重層化する日の労働構造 編集部  鎌田さんが、トヨタの自動車工場で「期間工」として働き、その経験を綴ったルポ『自動車絶望工場』を出版されたのは1973年のことですね。 鎌田  そうです。実際に工場で働いていたのはその前年、72年9月から73年にかけての半年ほどですね。 編集部  あのの中で、鎌田さんがおそらく一番伝えたかったのは、自動車工場での労働の非人間性、といったことだったと思います。それは読んでいて非常に伝わってくるのですが、 鎌田さんご自身は、『自動車絶望工場』の時代と現代とを比較して、どう感じられていますか? 鎌田  たしかに、あのの中で書きたかったのは労働の非人間性、しかも出稼ぎの期間工のところに負担が多くいっている、という差別の構造でした。ベルトコンベアの労働の中でも、よりひどいところが期間工に行って、工(社員労働者)は同じようにひどいけど少しは楽かなというところに

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    zakinco 2013/09/20
  • 鎌田慧 公式ブログ  -  報告:「さようなら原発」at 亀戸 13.9.14

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    zakinco 2013/09/15
    『首相のうそが日本の評価にどう跳ね返るか、それを引き受けていくのも次の世代に生きる人間。それを考え続けないといけない』
  • 鎌田慧 公式ブログ  -  脱原発運動の再生と展望

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    zakinco 2013/08/29