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ブックマーク / morimori68.hatenablog.com (8)

  • 安倍晋三の責任 - morimori_68の日記

    小渕恵三元首相の娘が自民党選対委員長になった。案の定、「政治とカネ」の操作を受けた際、コンピューターのハードディスクにドリルで穴をあけて証拠隠滅を図った過去が蒸し返されている。記者会見でも激しく突っ込まれた。ネット上でも槍玉に挙がっている。 しかしである。安倍晋三のカネまわりが取り沙汰されたときに、こんな追及はされたか。されてはいない。実におざなりな、甘いものだった。安倍晋太郎から、後援会を迂回して遺産をフトコロに入れた時どうだったか。これが週刊誌で明るみに出ても、首相辞任でウヤムヤになり、何となく無かったことになったではないか。森友学園の時はどうだったか? 桜を見る会の時は? すべて、安倍晋三のでたらめな、二転三転する言い訳を何となく通してきたではないか。 最高権力者だった安倍晋三には、責任を取らせねばならない。そう、責任は取らせるものなのだ。ロッキード事件をみよ。リクルート事件をみよ。

    安倍晋三の責任 - morimori_68の日記
    zakinco
    zakinco 2023/09/16
  • 『戦争思想2015』(河出書房新社)加藤直樹論文について - 森永博雄のハッピー日記

    すぐれた時評集である。この中の、加藤直樹論文“「昭和十九年」を生きる”にしぼって紹介する。じっさい、これを読むだけでも元は取れるのではないだろうか? 現在は昭和十九年に酷似していると著者は言う。すなわち、あの戦争の末期だ。 GHQの占領と日米安保体制によって日は敗戦処理、植民地主義の清算をアウトソーシングできた。そのことは、フクイチの原発事故に対する支配層の無反省にもつながっているのではないか。著者はおおよそそのように指摘している。 著者は近代日の歩みを次のように整理している。すなわち、立身出世と進歩を軸とした帝国主義。帝国主義というと、右翼や資主義が思い浮かぶかもしれない。しかし「左」の潮流も例外ではなかった。たとえば中国の革命家に冷淡だった幸徳秋水(これについては、石母田正「幸徳秋水と中国」の参照が求められている)。そして、大阪事件を起こした大井憲太郎。 著者は「日米もし戦わば」

    『戦争思想2015』(河出書房新社)加藤直樹論文について - 森永博雄のハッピー日記
    zakinco
    zakinco 2015/10/05
  • 良いブック・リストのことなど - morimori_68の日記

    なんか匿名ダイアリー方面でブックリストがどうこうという話が盛り上がっているようだ。というわけで、有名な私立学校、麻布学園の発表している推薦図書リスト(2013年版)を見てみた。(PDFファイル) http://www.azabu-jh.ed.jp/syuppan/natsuyasuminiyondeokitai2013.pdf このブック・リストの良さは、それぞれのにコメントが付いているところ。今わたし自身が読んでみたいなあと思うもかなりある。 これに関連して、前にid:tari-Gさんの御教示をまとめたブック・リスト(社会科学入門書)もリンクしておこう。 http://d.hatena.ne.jp/morimori_68/20090308 この中のを読んで、これはこう思ったとか、あれはああだったといったご感想があれば、お気軽にコメントでもください。

    良いブック・リストのことなど - morimori_68の日記
    zakinco
    zakinco 2014/09/01
    これは良さそう
  • ヒトラーをめぐる謎とその解明 - morimori_68の日記

    Ian Kershaw(著)石田勇治(訳)『ヒトラー 権力の質』白水社、1999年(原著1991年) ヒトラーとは何者だったのか? 彼および彼が作った体制、やらかした事柄、壊した体制などには、様々な謎めいた点がある。有名なヒトラー伝(未訳)も書いている著者イアン・カーショーは、そうした謎のかなりの部分について著者なりの回答を出している。例えば序章で著者は、ヒトラーの権力の鍵を、マックス・ウェーバー由来の概念である「カリスマ的支配」に置いている。面白い。 以下、興味深い部分を見ていきたい。書からの引用は引用符で明示する。 “ヒトラーの世界観は質的に次の要素から成り立っていた。 第一は、歴史は人種間闘争であるという信念。 第二は、急進的な反セム主義。 第三は、ドイツの未来はロシアを犠牲とした「生存圏」の獲得によってのみ保障されるとの確信。 第四は、これら全要素を統合する、マルクス主義―具

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    zakinco
    zakinco 2012/08/16
  • 今夜もポスト・イット - morimori_68の日記

    斎藤孝さんに『三色ボールペンで読む日語』(角川文庫)というがあります。中味を要約すると、 を読んでいて大事だと思ったところには青線を、非常に大事だと思ったところには赤線を、個人的に面白いと思ったところには緑線を引け。線は重なってもよい。積極的に書き込め。ということになります。(これだけです。) 試してみるとわかるのですが、これはなかなかよい方法です。 ただ、一つ難点があります。自分のならいいのですが、図書館などで借りたの場合には、線を引いたりするわけにはいきません。 そうした場合にお薦めなのが、三色の付箋を使うことです。 具体的には、大事だと思ったところに青の付箋を貼り、とても大事だと思ったところに赤の付箋を貼り、面白いと思ったところに緑の付箋を貼るわけです。付箋の上には書き込みもでますから、必要に応じて要約やコメントを書きます。 あとは付箋をコピーするだけで、自然に読書ノートが

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    zakinco 2012/08/08
    懐かしい。付箋は貼ってるなあ。
  • 広河隆一『福島 原発と人びと』 - morimori_68の日記

    広河隆一『福島 原発と人びと』(岩波新書、2011年)を読んだ。 著者のフットワークはすごい。福島県内の安全基準の問題、分断される住民、避難態勢の不備、政府の(責任を回避するための)「御用学者」というべき人の見解への批判などを、取材とそのフォローアップによって突きつけている。 以下、具体的に引用する。 ”Aさん*1は、年間二〇ミリシーベルトの基準値が示されたことに…保安院のBさん*2と名乗る人に電話で決まった経緯を聞いたところ「即答できない」「明日また必ず電話します」と切られ…翌日の電話で、結局「お答えできません」…「福島県外の人は年間一ミリシーベルトで守られて、福島県民だけは、年間二〇ミリまでは我慢しろってことなんですね」…「まあ、そういうことになりますね」” スリーマイルやチェルノブイリと違い、”日で妊婦と子どもに対する先行避難を打ち出したのは、一部の自治体だけだった” ”首相官邸ホ

    広河隆一『福島 原発と人びと』 - morimori_68の日記
    zakinco
    zakinco 2012/08/07
  • 岡田英弘『日本史の誕生』 - morimori_68の日記

    岡田英弘『日史の誕生』(弓立社、1994年)を読んだ。 古代史はよい。日というアイデンティティーができたのは白村江の戦い以降のことだとか、邪馬台国の位置の推定だとか。とても面白く読めた。 しかし近現代史には問題がある。それも小学生にもわかるたぐいの。221ページより引用。 ようやく日清戦争の直後から、清は日型近代化の直輸入に着手したが、その結果は、一九一一年の辛亥革命による清帝国の崩壊であった。〔…中華民国は〕共和国とは名ばかりの軍閥の割拠と内戦の連続で、日中国の関係が深くなればなるほど、中国の状況が日の安全をおびやかす度合いが大きくなる。そこへロシア革命が起こって、共産主義の脅威が加わり、とどのつまり、日中国のおかげで国策を誤って、満州事変、支那事変、大東亜戦争と、どんどん深みにはまって、国を亡ぼしたのである。(*太字、〔 〕内は引用者) 満州事変を起こしたのは誰か。石原

    岡田英弘『日本史の誕生』 - morimori_68の日記
    zakinco
    zakinco 2011/12/24
    『日本は中国のおかげで国策を誤って』=『車で人をひいておいて、そこを歩いていた方がけしからんというようなもの』
  • id:tari-Gさんお薦め社会科学入門書リスト(※追記・再追記あり) - morimori_68の日記

    稲葉振一郎さんが、 「麻布学園の夏休み読書リスト」 (pdfファイル http://www.azabu-jh.ed.jp/syuppan/suisentosho2008.pdf) にツッコミを入れつつ代替案を挙げるというたいへんおもしろい試みをなさっています。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20090303/p2 さて、この件に関連して、id:tari-Gさんにブックマーク・コメント欄でお薦めの社会科学入門書リストを教えてもらいました。興味深く有益なものに思えました。広く周知されるのがよいと思いますので、とりもなおさずエントリーにまとめておきます。 【政治思想】 福田歓一『近代の政治思想―その現実的・理論的諸前提』(岩波新書、1970年) 【政治学】 高畠通敏『政治学への道案内』(講談社学術文庫、2012年) 【法学】 星野英一『法学入門』(有

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    zakinco
    zakinco 2010/07/02
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