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ブックマーク / note.com/masanoatsuko (3)

  • 原発避難は「弊害」という考え方はどこから来る?|まさのあつこ 地味な取材ノート

    2023年11月28日、茨城県が東海第二原発の過酷事故時に放射性物質がどう拡散するかのシミュレーションを発表した。東海第二原発では、火災や防潮堤の不良工事など問題が多発中で、メモに残さなければならないことが山積だが、まずは拡散シミュレーションについてメモをまとめておきたい。 民間企業のためになぜ茨城県が?東海第二原発は、日原子力発電株式会社(以後、日原電)が1978年に運転を開始した45歳の老朽原発だ。なぜ、その一企業の発電所のために県が税金と人材を投入して事故時のシミュレーションを公開するのか。それは県が次のように説明している。 東海第二発電所から30キロメートル圏内の自治体は、万が一の原子力災害時に備えて避難計画の策定が義務付けられていますが、想定すべき事故・災害は具体的に示されておりません。 このため県では、30キロメートル周辺まで避難・一時移転の対象となる区域が生じ、かつその区

    原発避難は「弊害」という考え方はどこから来る?|まさのあつこ 地味な取材ノート
    zakinco
    zakinco 2023/12/18
  • 原発は気候危機対策になるか? 研究会の問いかけ|まさのあつこ 地味な取材ノート

    岸田政権が閣議決定した「GX実現に向けた基方針」(2023年2月)は、再生可能エネルギーと原発を「エネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源」であると位置づけて、「最大限活用する」とした。しかし、それは当か? この度、「気候変動対策として原発が当に使えるのか」を問い直す「原発の気候変動脆弱性研究会」をNPO法人原子力資料情報室が設置し、その研究会報告書「原発は気候危機に耐えられるか」について、10月31日に記者発表した。(以下は筆者メモ。報告書はこちらから)。 第1章で、 原発から排出される二酸化炭素排出量を他の電源による排出量と比較。 第2章で、 経済性な観点から、原発が気候変動対策として効果的な選択肢かを検討。原発は、計画から稼働までの期間が長く、高コスト。排出される二酸化炭素の多くがウラン採掘から燃料製造までの過程で発生する。 第3章は、 原発の安全性が、気候危機による海

    原発は気候危機対策になるか? 研究会の問いかけ|まさのあつこ 地味な取材ノート
    zakinco
    zakinco 2023/11/01
  • 「仮設タンク」から「仮設ホース」が外れて福島第一原発の作業員が被ばく:44億Bq /L廃液|まさのあつこ 地味な取材ノート

    訂正&統一させていただきます(お詫び)「ℓ」→「L」、「43億7600Bq/ℓ」→ 「43億7600万Bq/L」(2023.11.2修正) 2023年10月26日。毎月最終木曜に開かれる東京電力の「福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップの進捗状況」会見。17時45分開始。21時半近くになり、ようやく問題の質が見えてきた。 2週間入院で被ばくを経過観察東京電力が東芝エネルギーシステムズに受注させた増設ALPSにおける作業で、1次下請け(*)の作業員たちが43億7600Bq/Lの汚染水の飛散で被ばくした。10月25日10:40頃だ。(*)事故から127時間後に「1次請ではなく3次請3社」だったと東電が訂正した。 Aさん(20代男性)は ・全身が汚染され、最大の測定値が検出されたのは下腹部。 ・タイベック(防護服)を2枚重ね、カッパは着ていなかった。 ・760 Bq/cm2

    「仮設タンク」から「仮設ホース」が外れて福島第一原発の作業員が被ばく:44億Bq /L廃液|まさのあつこ 地味な取材ノート
    zakinco
    zakinco 2023/11/01
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