印刷 埼玉県警は30日、同県内に住む20代後半の主婦が、約20日間に計約4900万円の振り込め詐欺に被害にあったと発表した。 県警によると、主婦は今月9日、携帯電話のサービス会社を装った発信元から「サイト登録の未納料金がある」というメールを受信。記載されていた電話番号に連絡すると、未納料金の回収会社の社員を名乗る男に、「解約手続きには料金がかかる」と請求された。 主婦は直後に十数万を振り込んだが、男は「足りない」とさらに追加料金を要求。その後、主婦は銀行の現金自動出入機(ATM)から十数回にわたり、同様に請求される度に十数万〜200万円を振り込んだという。また、このほかに2回、東京都内の指定された住所に現金を郵送しており、そのうち1回は1千万円だった。