京都大学(京大)の松山隆司 情報学研究科教授は、エネルギーの情報化システムとして、生活の質を損なうことなく、生活者が指定した省エネ率を確実に実現する機能を持った「オンデマンド型電力制御システム」を開発したと発表した。 同教授は日本独自の電力エネルギーマネジメント方式として、数年前から「エネルギーの情報化」という考え方を提唱し研究開発を進めてきており、2009年5月より産学連携組織として「エネルギーの情報化ワーキンググループ」を創設し、海外も含めた幅広い研究開発活動を展開して来たほか、2010年8月には、「エネルギーの情報化」の有効性を示すための第一段階のシステムとして、通常のマンションルーム内のすべての家電に、高精度電力計測・信号処理・通信機能を備えた「スマートタップ」を付け、エネルギー消費のリアルタイム計測・表示、人間・電気機器の安全安心見守り、省エネコンサルティングを行う「エネルギー消