何かしらの趣味を突き詰めている人であれば、それに没頭できる専用のスペースをもちたいと思うだろう。例えばバイク。お気に入りの愛車を整備したり、ニヤニヤ眺めたりする「マイガレージ」は、多くのバイカーの憧れだ。 今回は中古一戸建てをリノベーションし、超本格的なガレージをこしらえてしまった方のお宅を訪問。こだわりポイントや苦労話、物件探しのこと、住宅ローンのことなど、ガレージリノベにまつわるアレコレを聞いた。 1階の7割をバイク用ガレージが占拠 やってきたのは東京・北区にある一戸建て「Oさん邸」。外観は周囲の住宅街に溶け込む築34年の木造2階建ての住宅だが、とにかく中身がスゴかった。玄関扉を開けたすぐそこに「バイク用ガレージ」があり、屋外の駐車スペースにも愛車のMINIコンバーチブルと小型バイクのホンダ・スーパーカブが置かれている。1階部分のほぼすべてが車とバイクで占められているのだ。 大型の単車