原発でも航空機でもそうだが、事故を100%起きないようにすることは不可能に近い。それ故、原発でも航空機でもクラウドでも、事故の発生確率を極限まで下げる努力を行うとともに、事故が発生した際の影響の最小化を図っている。 この影響の最小化と関係する話題として、ちょうど昨日の社内勉強会:白熱塾で Open Compute Project (OCP) についての議論を行ったところだった。 OCP の仕様は単なる机上の検討ではなく、OCP仕様で実装されたハードウェアをfacebookで大量に利用されているそうだ。これは、単品としてのハードウェア仕様としての意義だけでなく、それを運用、維持、保守した実績とノウハウも含めて評価する必要があるだろう。