(CNN) 中国湖北省の武漢市で発生した新型コロナウイルスについて、中国に生息するアマガサヘビやタイワンコブラが感染源だった可能性を指摘する論文が、このほど学会誌に発表された。 アマガサヘビは猛毒をもつコブラの仲間で、中国中部と南部および東南アジアに生息する。 新型コロナウイルスによる肺炎は、昨年12月に武漢市で報告され、旅行者を通じて中国国内や海外にも広がった。世界保健機関(WHO)はこの新型コロナウイルスを「2019-nCoV」と命名している。 報道によると、同ウイルスに感染して最初に入院したのは、武漢市の海産物卸売市場の従業員や利用客だった。同市場では食用の動物や爬虫類(はちゅうるい)も販売しているが、水産物のコロナウイルス感染は報告されていないことから、市場で売られていたそれ以外の動物から感染したとする説が有力視されている。 ウイルス学会誌にこのほど発表された論文では、2019-n
Image: Insects Unlocked (Creative Commons CC0 1.0 Universal Public Domain Dedication) 2017年5月、神戸港で国内では初となるヒアリが発見された。さらに同年6月には名古屋港と大阪港でもヒアリが確認された。ヒアリは原産地の南米からアメリカ、オーストラリア、そしてアジア諸国へと侵入、定着しており、その分布域を拡大している。 ヒアリは針をもち毒を打ち込んで攻撃し、場合によっては人間を死に至らしめるともある。このことから、国内のメディアでも「殺人アリ」ヒアリについて大きく取り上げるようになってきたが、この侵略的外来種が実際にどの程度脅威となりうるのかについて、正確かつ詳細な情報源が限られているのが現状だ。 この生物について国内で入手できる情報源のうち、もっとも豊富な情報を提供してくれるのが書籍『ヒアリの生物学』だ
物忘れや鬱など認知症の症状がある患者の脳にウイルスや細菌とは異なる生物グループの「古細菌」が感染し、脳脊髄炎が起きていたとする研究成果を、鹿児島大や京都大のチームが13日付の米神経学会誌に発表した。古細菌は火口や海底など特殊な環境に存在し、病気の原因となるとは従来考えられておらず、古細菌による感染症の確認は世界初という。チームによると、2005~12年にかけて、認知症状が進行する南九州の40~
理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが作ったSTAP細胞の一部が,論文に記したような新生児マウスの細胞から作ったものではないことが,理研の内部資料から明らかになった。小保方氏らが論文とともに公開した遺伝子データを新たな手法で解析したところ,STAP細胞に含まれるほぼすべての細胞が,8番染色体が3本ある「トリソミー」であることが判明。マウスの場合,8番トリソミーは胎児のうちに死亡し,生まれることはない。STAP細胞は新生児マウスから取って作ったのではなく,シャーレで培養された細胞だと考えられる。8番トリソミーは研究室で培養されているES細胞(胚性幹細胞)の2〜3割に見られるとの報告があり,この“STAP細胞”はES細胞だった可能性が高い。 資料によると,解析したのは理化学研究所統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員ら。東京大学の研究グループが同じ手法で解析し,同様の結果を確認して
🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri .@tebasakitoriri 「実験ノートが不完全なことを誰も気がつかなかった」ということは、その大物研究者が誰一人として、彼女が実際にどういう実験をしているかに注意を払っていなかったということを示している。 2014-04-22 00:05:13 🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri .@tebasakitoriri 1) 動画についても、実際に注意してみるとマクロファージが緑に発色した細胞を取り込んで、活発に動いていること 2) コントロールがないことから、専門家の間では評判は良くない。 2014-04-22 00:07:06 🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri .@tebasakitoriri また幹細胞については、一部ではすり替わっていることは明らかなので、「増殖しない細胞にたまたまES細胞が落ち
昨日の記事は(ハフポストに転載されたためか)とてもたくさんの方々に読んで頂いたため、「専門家の意見を求む」というお願いに反応されたコメントやメールを頂きましたので、その一部、専門性が高いと思われたものを転記致します。とくに、顕微鏡の自動撮影の際のフォーカス自動合わせの機能に言及した考察などは、現場の実験に詳しい方ならではのものがあります。 なお、頂いたコメントで一部誤解があったようなので念の為に書き添えますが、昨日の記事の中で「ライブ・セル・イメージングが改竄されている」という指摘をしたのではありません。動画が本当にSTAP細胞(仮)様のものを示しているのか、勘違い?の可能性は無いか、ということを論じています。 関 由行(許可を得てメールより転載) 関西学院大学理工学部 生命科学科 生殖後成遺伝学分野 1. STAP細胞形成過程における多能性遺伝子の発現変化について。 Nature Art
STAP細胞を巡る問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーがマウスから作り出したとしていたSTAP細胞2株の遺伝子を共同研究者が調べたところ、この細胞が、実験に使われていないはずの別の種類のマウスのものだったことが、関係者の証言で分かりました。 専門家は、論文で出来たとされ凍結保存されている8株のSTAP細胞すべてについて詳しく調べるべきだとしています。 これは、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの関係者が、NHKの取材に対し明らかにしたものです。 それによりますと、遺伝子が調べられたのは、共同研究者の若山照彦山梨大学教授が特殊な処理をして凍結保存していたSTAP細胞2株で、若山教授がどんなマウスからでも作製が可能か調べるため、小保方さんに論文の実験で使ったのとは異なる129系統という種類のマウスを手渡し、作製を依頼したものです。 小保方さんは、シャーレの中で129系統の
追記1: 2014/3/21 https://research.bwhanesthesia.org/research-groups/cterm からのリンクを確認。件の手順書がバカンティラボによるものと確認しました。「名無し手順書」と表記していましたが、「ヴァカンティ版手順書」と変更します。 追記2: 2014/3/22 結論部分をちょっと変更。 追記3: 2014/3/22 ブコメにてtriturate/triturationの訳語は「研和」ではないかとの指摘を受け、修正しました。 「破砕」だと細胞自体を破壊するように取られるので確かに誤訳ですね。 追記4: 2014/3/25 ブコメにて、「細管ピペッティングはそれほど無理ゲーではなく、行けるのではないか」とのコメントが複数挙がっています。 過去の自分の経験(先端部の直径が10~30 umぐらいの細管を作って、ピペットとしてではないけれ
吉村研究室ウェブサイトが新しくなりました。 http://new2.immunoreg.jp/ ログイン ユーザ名: パスワード: 慶應大学 吉村研究室
(講談社ブルーバックス 新 現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異 岸本忠三/中嶋彰 著 P208より) こんな違いがあるようですね。先に働くのは自然免疫、その後獲得免疫が動き出すようです。 自然免疫が侵入者の働きを速やかに抑えつけ、その間に獲得免疫が出動準備をすませ侵入者を退治するというコンビネーションの様ですね。人体って素敵。 この記事書いてる間に、科学未来館のブログではやくも解説記事が書かれていました。すごいぞ未来館コミュニケーター。 10分でわかるノーベル賞2011~生理学医学賞~ 自然免疫についてより詳しい解説感染に応答する宿主免疫機構 -Innate immunityとAdaptive immunity ***** さて、山中先生受賞ならずで残念でしたの一方、今回の受賞テーマによりノーベル賞受賞が恐らく無理になったであろう日本人研究者がいらっしゃいます。受賞された三名と
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