2019年に結婚して、丸3年以上が過ぎた。4年目も半分近く過ぎようとしている。かつて付き合っていた人とは、誰とも1年以上続かなかったから、当初は結婚なんかして大丈夫か?という思いがあった。ある種のジンクスのようなものを感じていて、1年経ったら離婚するんじゃないかと心配していた。とりあえず3年も続いている。現時点でそういう心配はない。 ただ3年も一緒にいると、大変なことはたくさんあった。ケンカもした。「これは離婚の危機では?」と思うことも何度かあった。不倫とか裏切りとか暴力とか借金とか逮捕とか、そういう事件はない。意見や価値観の相違だったり、誤解だったり、感情の発露で大きく揉めた。そのたびに、僕らはこのまま一緒に居られるのだろうかと不安になった。 家庭のことはすべて、奥さん主導で決めている。結婚式をどうするかに始まり、仕事をどうするか、子供をどうするか、住む家をどうするか、など。僕の意見は基
あなたの “家族” は誰ですか? 「あなたの家族は誰ですか?」 この質問に、あなたはどう答えるだろう。 結婚している人なら、妻や夫を家族として挙げるだろう。子どもがいる人なら、娘や息子も挙げるだろう。母親や父親を挙げる人もいる。兄弟姉妹を挙げる人もいる。孫や祖父母を挙げる人もいるはずだ。「あなたの家族は誰ですか」と問われれば、多くの人は、こんな風に答えるのではないか。つまり、法律上の家族をリストアップしていくのだ。 これに対して、法的には家族ではないとされる人を、自分の家族として挙げる場合もある。大切な恋人。長年、互いを支え合ってきた大親友。ルームシェアをしている友人。こうした人たちを、自分の家族として表現する人はいるに違いない。イヌやネコのような動物を世話し、交流している人は、動物を自分の家族として考えているだろう。しかし、現在日本にある法律は、それらの存在を、あなたの家族としては認めな
セックスレスを題材にした物語は、 漫画、ドラマ、ウェブや雑誌のコラムはおろか、増田においてすら、「セックスレス」と検索すると、「レスられる側のストーリー」が大半を占める。 レスられる人がいるとき、常にレスる人が同数いるのに。 セックスしたくない自分を救ってくれるような物語がどこにもない。助けてほしい。 世の中の圧倒的多数がそこそこ性欲があり、 セックスしたがらない人はマイノリティで、 したい人に合わせて努力する義務があって、 その義務を怠った場合、 セックスレスは離婚事由にもなる。 正直頑張ってきたけど辛すぎる。 命を繋ぐことや愛し合うことは尊いと思う。 セックスや性欲そのものを嫌悪している訳ではない。 反出生主義でもない。 性欲が全く無いわけではない。 セックスで満たされたことはあるし、基本的に楽しいものだったと思う。 なんでこんなに苦痛になってしまったんだろう。 同い年の妻と結婚生活を
もはや社会問題と言っても過言ではない、夫婦の「セックスレス」。本連載では、毎回1組にフォーカスし、彼らがどのようにその問題と向き合っているのか紹介する。 2年前にセックスレスが原因で離婚をした坂本さん(32歳・仮名)は、鍛え上げられた肉体をもつスポーツマン。誰もが知るグローバル企業でバリバリと働く、いわゆるハイスペ男性だ。そのうえ、イケメンで明るく、爽やか。男性としての魅力にあふれている坂本さんだが、意外にも、結婚当初から妻にセックスを拒否され続けていたという。若くて健康なカップルがセックスレスになったのはどういうわけなのか。坂本さんに率直に語ってもらった。 相手を「好き」で選ぶから結婚できない 坂本さんの元妻は学部は違うが、大学の元同級生。2人は親同士が友だちだったことから、小さな頃から知り合いで、家族ぐるみの付き合いが年に数回ほどあった。坂本さんははじめ元妻を恋愛対象として見ていなかっ
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