Q4決算も一段落しましたので、様々な指標からSaaS銘柄のバリュエーションをまとめてみたいと思います。 前回Q3のデータは以下で紹介しています。 🌸 対象銘柄対象銘柄は以下の通りです。 Adobe Inc. salesforce.com, inc. PayPal Holdings, Inc. Shopify Inc. Zoom Video Communications, Inc. ServiceNow, Inc. Intuit Inc. Square, Inc. Autodesk, Inc. Workday, Inc. Atlassian Corporation Plc Veeva Systems Inc. DocuSign, Inc. Twilio Inc. CrowdStrike Holdings, Inc. ANSYS, Inc. Okta, Inc. Datadog, Inc.
今回は、日本の上場BtoB SaaS企業のマルチプル評価について、主に売上高マルチプル(EV/Revenue)に焦点を当てて考察したいと思います。 最初に本記事のサマリーを以下に記載しておきます。 1. EV/Revenueに最も影響を与えている要素は予想売上高成長率 2. EV/Revenue はFCFマージンの大小に依存するため、異なるマージンの企業に対して同じEV/Revenueを適用して価値評価することは、本来的には正しい評価ではない 3. 中長期的なマージンが業界平均水準より劣る場合、そのBtoB SaaS企業のEV/Revenueはディスカウントされるべき。従って、まだ成長ステージのBtoB SaaS企業においても、中長期的なマージン水準を意識しながら足元の成長戦略を考える必要がある 4. コロナショック以前の日本の上場BtoB SaaS銘柄は、売上高の成長性でマルチプルがつい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く