さくらインターネットは10日、同社が提供するホスティングサービス向けセキュリティ対策に、ジェイピー・セキュアが開発・提供するシグネチャ型Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)である「SiteGuard(サイトガード)」を採用したと発表した。「サイトのWebアプリケーションに対し、容易にセキュリティ対策を施すことが可能」としている。 さくらインターネットによると、SQLインジェクションといった手法を初めとした、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した事件が急増。Webアプリケーションのセキュリティ対策が重要視されており、「サーバをレンタルするホスティングサービスにおいても例外ではない」(同社)。 だが同社によると、従来のWAFは、Webサーバ(ドメイン)個別にホワイトリストを設計・作成する必要があったため、「特に共用ホスティングサービスでのWAF機能の提供は難しいと考えられてきた