日本うんこ学会(にほんうんこがっかい)は、大腸癌啓発を目的とする日本の非営利団体。「学会」を名乗っているが、学術団体ではなく、社会人サークルに近い団体である[3][4]。医療啓発は、硬い言葉で発信しても人々には届きにくいことから、エンターテインメントを通じて、大腸癌啓発のための排便の重要性の発信を狙いとしている[5]。一見すると冗談にも思える名称ながら、医療啓発を極めて真面目に捉えて活動している団体である[5]。 沿革[編集] 代表および発起人は、横浜市の消化器外科医である石井洋介[5]。石井が医師として働き始めた頃、大腸癌の進行で手遅れになった患者がいたことや、大腸癌は排便に現れる初期症状を早期発見すればかなりの確率で良くなるにも関らず、検診や自分の大便の状態に関心がない人が多いことから、この状況の変革を目指し、2013年(平成25年)に設立した[6]。石井自身、かつて潰瘍性大腸炎を患っ