ブックマーク / kyouki.hatenablog.com (51)

  • 短編小説1 『ミリオン』~夢を紡ぐ人、見守る人、助ける人のそれぞれの物語~ - ICHIROYAのブログ

    コウタは悩んでいた。 書籍編集者として働き出して十年を過ぎていたが、夢だったミリオンセラーはいまだ出せていない。編集者としてこの世に出したは、すでに百冊を超えた。 重版がかかったものは三割に過ぎず、『犬の生活』という犬をテーマにしたエッセイ集が唯一、五万部を超えた程度だ。 一年後輩のユウスケに、重版になる割合、出版数、累計販売部数などすべての面で凌駕されている。 「たまたま、ですよ、コウタ先輩」 「たまたまが、十年も続くかよ」 「いや、先輩、僕のつくるは、やっぱり、売りに走ってますから。僕は、むしろ、コウタさんみたいな『いい』出したいですよ」 それがユウスケの音でないことは、コウタも知っている。『売れる』と『いい』を巡る議論は、コウタの勤める中堅出版社にとって、いわば中心命題のようなものでもあったので、机を並べるふたりの会話がそこに落ちるのはいつものことであった。口ではそう言い

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  • 福島のお酒が美味しかったよ! - ICHIROYAのブログ

    老年期が近づくにつれ、切実に思うことがある。 一生続く「道楽」をもてたら、きっと、人生はもっと楽しく、辛い時にも耐えやすくなるに違いないということである。 まず、なにはともあれ、道楽の人が羨ましくて仕方がない。 べる、飲む、味わうことの好きな人は、そのことに常人には想像もつかないエネルギーを燃やす。 調べ尽くし、歩き尽くし、待ち尽くし、べ尽くし、味わい尽くす。 しかも、きっと、その愉楽の探検は広さと深さにおいて、無限である。 まったく、羨ましい。 それはさておき、先日、美味しいものをふるまっていただいた。 福島県のお酒とあてである。福島にはたくさんの特色のある酒造メーカ酒蔵があり、日有数の日酒の名産地であるという。 その小さな会の主催者は、このクラウドファンディングの主催者のひとりでもあるid:aliliputさんで、その趣旨は、ブロガーに集まってもらい、福島の酒とおつまみを味わ

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  • いくつになっても人生はフィックスされない - ICHIROYAのブログ

    自分が参加させていただいたオフ会の記事を読んでいたら、シロクマ先生(シロクマ (id:p_shirokuma))が「最年長のかたに至っては“やがて還暦"」と書かれていて、地面がひっくり返った。 たしかに僕は56歳で、「四捨五入したら60か」と思ったことはあれ、自分のことを「やがて還暦」と考えたことはなかった。 「還暦」。 ふむ、なかなか素敵な言葉だ。 人間というのは、どんな年齢になっても、周囲が自分に向ける目と自分自身の体感に、大きな差があるようだ。 口では「おじさん」の時代はそろそろ終わりで、「おじいさん」になる準備中みたいに言うのだが、ほんとうのところ、リアルな体感がそうなっているかというと、かなり怪しい。 なんとなく、自分の体感は、永遠に「おじさん」で、「おじいさん」にはならないような気もするのだ。 シロクマ先生は、著名なブロガーであり精神科医である。 たまたま、二次会でじっくりお話

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  • 2作目の本の予約開始!長すぎるタイトル、略して『ぼくつま20』 - ICHIROYAのブログ

    アマゾンの自分のから、著者のページというところへ飛んでみて、昨日、自分の2作目のが予約できるようになっていることに気がついた。 発売は14日と聞いていたが、アマゾンでは18日のようだ。 僕が四十二歳で脱サラして、と始めた小さな起業の物語 (自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード) 作者: 和田一郎 出版社/メーカー: バジリコ 発売日: 2015/09/18 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る タイトルが長い。 なんていう?って聞かれたら、自分でもそのタイトルを噛まずに言い切れる自信がない。 いや、もちろん、タイトルについて、出版社の社長さんと意見交換をしたのだが、最終的にはお任せした。 やっぱり、長すぎると思うのだが、を売ることについては、もちろん、相手がプロフェッショナルである。 きっと、勝算があるのだろう。 いちおう、僕的には、この

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  • 大きな業績を上げている部下が、職場で決められたルールを守らないとしたらどうするべき - ICHIROYAのブログ

    もう30年以上前のことになる。 マネージャー向けのある研修で、こんな質問が出された。 「たとえば自部門の売上の3分の1を占めるような大きな業績を上げている部下が、職場で決められたルールを守らないとしたらどうするか」 ざっくりとしか覚えていないがそういう質問だった。 ああ、そういう部下を抱えながら、どうすべきか悩むのが管理職というものなんだなと、その時、管理職の仕事の難しさに震えた。 選択肢がふたつしかないとする。 A. その部下を叱責しルールを守らないなら他部への放出も辞さない構えで対応する B. その部下の業績に注目し、ルールを守らないことには目をつぶる その時の講師の答えは、いくつかの付帯条件がついていたが、基的にBであった。 いや、しかし、ほんとうにそうなのかな、とも僕は思った。 たしかに、その部下を放出すれば、売上は3割下がる。 だけど、その部下が評価されて昇進していくにしても、

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  • 関西ローカルですが、今日夕方TVに出ます(かんさい情報ネットten) - ICHIROYAのブログ

    関西のローカル番組ですが、今日の夕刻、『ten』に夫婦で出演します! 番組は、読売テレビ10チャンネルで、16時47分からですが、僕らが出演した部分はおそらく5時半ぐらいからだろうということです。 事務所に若一光司先生と女性スタッフが来られて、戦争柄のアンティーク着物について色々と質問をされるという内容です。実際に着付けもさせていただき、当時の着装感も体験してもらいました。 今となっては、ああ言えば良かった、こういえば良かった、あそこで年数を間違えた、せめて子供さんに着物を来てもらった時下は脱いでもらっておいたらよかったと、色々と悔やむことばかりです。 でも、若一光司先生やスタッフの皆さんに助けられて、一生懸命やりましたので、見ていただけると嬉しいです。 使って頂いているかどうかはわかりませんが、事務所でメール対応しているところ、文章を書いているところ、スタジオ風の部屋で写真を撮っている

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  • 前略はてなさま、僕は「はてなブログ」にこんな機能が欲しいんです - ICHIROYAのブログ

    少し前のことだけど、はてなさんがこの記事を書いてくださった時、京都のオフィスに呼んでくださった。 その時に、要望を聞いてくださったので、現在、僕はとくに不満もなく快適に使わせて頂いていると申し上げた。 けど、ひとつ思いついてお願いしたことがあって、それは、「もっと画像を大きく使えるようにして欲しい」というものだった。 そう申し上げると、はてなブログにもいろいろと「テーマ」(ブログの書式のようなもの)があって、たとえばこういうテーマを使うと大きな写真が載せれますよと教えていただいたので、ああ、そうなのかと思った。 いや、少し違うんですと思ったのだけど、うまく説明できなかった。 その時言いたかったのは、最近の海外の記事を読んでいるときによく見かけるフォーマットのことで、それは、なんというか写真と文章のレイアウトが洒落た雑誌みたいになっているもののことだ。 そこでは、たとえば、画面全体に写真をお

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  • おじいさんおばあさんのためのアップルミュージック入門 - ICHIROYAのブログ

    7月1日からアップルミュージックのサービスが始まった。 若い人や音楽に興味のあるアダルトならその意味がわかると思うが、僕の年代もしくはその上の人たちにはピンとこないんじゃないかと思う。 そこで、そういう人のためになにが、ちょっと説明してみたい。 なにができるようになったのかというと、 1か月980円で聴き放題 パソコンでitunesを開くと、アップルミュージックにアクセスできる。それをクリックすると、アップルミュージックに参加している膨大な量の楽曲を無料で聴くことができる。好きなアーティストや曲を探すこともできるし、ラジオのように聴くこともできるし、好きなアーティストの曲をずっと聴くこともできるし、いろいろな曲をたとえば「夏の夜のドライブ」のようなシーンに合わせてピックアップした曲を聴くこともできる。 それをPCだけでなくiPhoneでもできる。 iPhoneだと通信料がかかると懸念するけ

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  • 「会話計」っていうアプリがあればいいな - ICHIROYAのブログ

    数人ぐらいの友人と飲みに行った時、どちらかといえば内向的な僕は話の聞き手に回ることが多い。 時には、十分喋れなくて、事前に「これを報告しよう」と思っていたことも言えずにお開きになることもあり、すこし欲求不満になる。 逆に、ふと気がつくと、そんな僕でも自分のことばかり喋りすぎており、帰り道に激しく自己嫌悪に陥る時もある。 そんなことがないように、「会話計」っていうアプリがあればいいなと思うのである。 乾杯する前に、そのスマホを取り出してそのアプリを起動させて、テーブルの真中に置く。 アプリは自動的に話が聞こえる方向から、何人の話者がいるのかを判別し、誰かが話しはじめたら、それが何分続くか計測するのである。 それは即座に画面の円グラフに反映され、三十分経ってそれを見てみたら、Qさんが半分もしゃべっていて僕はまだほとんど喋ってないぞ、みたいなことが一目瞭然でわかるという仕組みだ。 もちろん、それ

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    zuiji_zuisho
    zuiji_zuisho 2015/06/10
    めっちゃ面白い!/けど、そんなもんがあっては困るって考える人もたくさんいそう。/とりあえずそれが出来るまでは砂時計で代用ですね。
  • オッサンが戦国武将や三国志が好きな理由 - ICHIROYAのブログ

    才気あふれるMatsuki***さんのこのツィートを見て、思わずふいた。 なぜひとはオッサンになると戦国武将や三国志で物事を分析したがるようになるのか。その謎を解くために我々取材班は現地へと向かった— Matsuki *** (@liliput) 2015, 6月 1 この疑問は、僕が若いころに持っていた疑問とまったく同じだからだ。 オッサンどもは馬鹿じゃないのか、と思っていた。 完全なオッサンになった今、あれほど不思議だった謎がようやく解けた。というか、自分もそういうオッサンになっていることに気づいた。 そこで、自分の心の中に取材班を派遣して、その理由を探ってきた。おおむね、その理由は以下の5つによるものと思われる。 Matsuki***さんが何十年かのちに、三国志に関する記事を書いて1,000はてブというところを見たうえで、あの世へ旅立ちたいものだ。*1 1.時の流れ、変化が早すぎてつ

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    zuiji_zuisho
    zuiji_zuisho 2015/06/02
    単純に「○歳と言えば俺はアレをしていた頃か」みたいな親近感を見出せるからだと思ってた。若い時は「昔のおっさんの工夫や葛藤や決断」を面白がるのけっこう難しかった気もする。
  • 数年ぶりに大興奮でゲットしたある着物 - ICHIROYAのブログ

    僕はアンティークやリサイクルの着物の売買を生業としているのだが、たまに、ほんとうにドキドキするものに出会うことができる。 そして、数年に一回ぐらいしか出会わないであろう逸品を、たまたま競り落とすことができたりすると、さすがに激しく興奮する。 僕は男だから、いくらその着物が素晴らしいと思っても、実際に袖を通すことなんてできないし、それを自分のものにしたところで、何度か惚れ惚れと見て、そのあとは仕舞いこんでしまうのがオチである。 仕舞いこんでしまうというのは、たいていそんな着物を競り落とすと、一般のお客様には高すぎる値段になってしまうので、どうしても在庫となる可能性が高いのである。 写真は先日、数年振りに大興奮して、運良く僕の手に落ちてきたひとえの着物である。 大正期ごろの逸品かと思う。 写真でもその素晴らしさが伝われば良いのだが、大胆な構図と色使い、そして細部の染と縫いの仕事は、すべて最高の

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  • このどうしようもない世界にようこそ! - ICHIROYAのブログ

    長女が出産のために2才の孫を連れて帰省中であった。 出産予定日までまだ1週間ぐらいあったが、昨夜、長女が「破水した~」と大きなお腹を抱えて言った。 自分の娘ふたりとひとりの孫の、いわば当事者であったはずの僕は、いつもその肝心なときにいなかったので、「破水した~~」がどんなものかわからない。 「パンツ、びしょ濡れ~~タオル持ってきて~~」とか、長女はのんびり言ってる。すわっとと次女がやってきて、タオルを探し、必要なものを確認しはじめる。 「持っていくものは~~?」と次女。 トイレに入った長女が答える「タンスのうえにポストイットにメモ書いてあるでしょ~~それ」 次女とそのメモをみつけたら、そこには『胎盤なんとかかんとか』というとか、痛みをこらえるためタオルに結び目をつけたものとか、レッグウォーマーとか4つぐらい書いてあった。 「この胎盤なんとかっていうどこよ?」と僕。 「タンスの上に立て

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    zuiji_zuisho
    zuiji_zuisho 2015/05/15
    本当に超安産っぽい叙述だなぁ。おめでとうございます!
  • 父と娘、洗濯機のパンツとお風呂とペットボトルの物語 - ICHIROYAのブログ

    大人になった娘というものは、父親のパンツを一緒の洗濯機に入れて洗って欲しくはないものだろうか。 大人になった娘というものは、父親の入ったあとのお風呂に入りたくないものだろうか。 大人になった娘というものは、一のペットボトルのお茶を父親と一緒に飲むのは嫌がるものだろうか。 そうかもしれないと思っていた。 まったくもって鼻持ちならない自慢話で恐縮だが、うちの娘たちはそんなことはない。 キレの悪くなった僕のパンツはやや汚れているし、身体は加齢臭の原因と言われるノネナールなどの脂肪酸でドロドロだし、間接キスをすると口臭の原因となっているカビがうつるかもしれないぞと、とときどき、こっちが不安になる。 だから、お父さんは、まっさきにお風呂に入る時には、身体をボディソープですっかり洗い流してからしか湯船に入らないし、パンツを洗濯機に放り込む前にはお祈りをする。 だが、申し訳ないとは思うが、パンツは君た

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  • ダイニングルーム・ダンシング・オールナイト - ICHIROYAのブログ

    娘たちが僕のことを直視できないと言う。 現在、長女が出産のために大きなお腹を抱えて帰省中であり、次女とふたりで口を揃えてそう言う。 直視できないって、直視しろよ、お前たちの父親だぞ。 もちろん、気持ちがわからないでもない。 50を超えたおっさんが、音楽のあわせて、なんだかくねくねと身体を動かしている。 たしかに、世の中には見たくないものがある。 そういえば、僕の父も70才代で社交ダンスをやっていたが、世の中で見たくないものリストのトップ10に父のダンスもかなり上位でランクインする。 たしかに。 しかし、なんだかんだと言われながら、もうお前たちの父親は走りだしている。 走り出したら、肉親や友達なら、ともかくフォローしてくれなければ困るではないか。 次女が残酷にものたまう。 うわっ! パパの踊り、アンガールズの田中そっくり! おい、これは、アンガールズの田中くんがやっている「スケーター」という

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  • イギリスの小さな町の巡査の葬列に6000人以上の人たちが集まった理由とは - ICHIROYAのブログ

    The community said there had been an 'unprecedented outpouring of grief'.The walk covered PC Hocking's beat, ... http://t.co/yISPDPxEki— Ichiro Wada(和田一郎) (@ichiro50) 2015, 3月 15 会社員なら会社の中の地位で上下をつける。 起業家ならつくった企業の従業員数や売上高で上下をつける。 物書きなら出版したの部数で上下をつける。 野球選手なら打率や勝数で上下をつける。 警官なら階級で上下をつける。 よかろう。 そうしたければそうすればよい。 どうしても数値で上下を決めたいのなら、人生の成否はいっそ葬式の参列者数で決めたらどうか。 Thousands line streets of town for memorial 'be

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    zuiji_zuisho
    zuiji_zuisho 2015/03/16
    言ってることはわかるけど、もっと徹底的に人目に触れずたくさんの人を支えてる職種もあるからな~とは思った。すげえ精緻な仕事する手工業のおばちゃんとか思い出した。
  • コミニケーションがうまくいかなくて、人生の軌跡が変わっていく話 - ICHIROYAのブログ

    さっきフェイスブックを確認したら、知らない外国の綺麗な女性からメッセージが入っていたので、きっとまた何かの宣伝だなと思ったら、僕が気に入って翻訳した「旅ガールに恋しちゃだめ」という記事の筆者からであった。 その記事を翻訳したのは去年の6月でかなり反響があり*1、筆者の彼女の連絡先をフェイスブックでみつけてメッセージを送っておいたのだ。 彼女は各国語に翻訳されていくことを喜んでおり、そのリストに日語も加えてもらえると、僕にも彼女にも良いことだと思えた。 が、返事がない。 いつまで経っても返事がなく、なんだかがっかりして、忘れてしまっていた。 彼女のメッセージとFBを読むと、どうやら彼女はFBのメッセージボックスの『その他』というところの存在を今日まで知らなかったらしい。 FBでは友達でない人にメッセージを送ると、『その他』に入る。 僕のような、彼女と直接つながりはないけれど、感謝の気持ちや

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    zuiji_zuisho
    zuiji_zuisho 2015/03/05
    「そんなこと言ったっけ」って思ったのでなるほど確かにコミュニケーションは難しいなと思った
  • すみません、またまた、自著の宣伝です! - ICHIROYAのブログ

    自分の製品、自分のサービスを買ってもらう時、ガチの営業体験のない僕には、なんというか「真空」のような空間を越えていくような勇気が必要となります。 それが自分が書いて、はじめて出版させていただいたなら、その道程はなんだかとても大きなものに感じられてしまいます。 を出版する理由、したいと思った理由はなんでしょうか。 お金。なにかの間違いでベストセラーになったら、のことですが。 名誉。ブログにさっそくの出版のことを告知してリンクを貼りました。 自分をもっと知ってもらうため。まあ、しかし、このの内容で僕のことを知ってもらってもあまり良くは思われないかもしれませんが。 どこかで読んだコラムに、お金や名誉のために出版したいと思うのなら、その出版に価値はないということが書いてありました。 たしかに、そう思います。 僕はそういう目的を、100%頭から振り払っているでしょうか。 お金や名誉や、有名に

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  • 変わりもののままでいい、やがて、あなたにもステージが用意される - ICHIROYAのブログ

    映画好きの人はもうご存知だろう。 先日のアカデミー賞の授賞式で、脚色賞を受賞されたグラハム・ムーア氏のスピーチがとても感動的だった。 16才のときに自殺未遂をしたことを明かした。 しかし、そんな自分がいま華やかな場所にいる。 そして、自分と同じように、自分は他の人とはどこか違っていて、どこにも居場所がないと悩んでいる人にも、かならずいつかそんな時が訪れる、と述べた。 早口に言われた最後の言葉に、僕は震えた。 彼はこう言ったのだ。 Stay weird, stay different, and then when it’s your turn and you are standing on this stage, please pass the same message to the next person who comes along. 変なままでいいんだ、みんなと違っているままでいいん

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  • 2月17日に本が出ます ~ 夢の実現には苦い味がする - ICHIROYAのブログ

    夢が叶ったね、と会社時代の友達が言ってくれた。 たしかに、会社員の頃、を出すのが夢だった。 たぶん、自分の人生には何か大きなこともワクワクすることもおきずに終わるんだろうなと思った時、生涯に1冊何かを書き残せることができたらいいなと思ったことがある。 昨日の日経新聞の朝刊にの宣伝がのっていた。 そろそろ発売されるということや日経新聞に宣伝を出してくださるということは聞いていたけれど、いつとは聞いていなかったので、フェイスブックで教えてもらってはじめてわかった。 僕の夢は叶ったのだろうか。 しかし、これが夢の実現だとしたら、その味は苦い。 内容は僕が18年の会社員の生活のなかで、どんな失敗をしたのか、どんなに情けない組織人だったのか、組織人としての成熟を迎える前に、なぜ気持ちを折ってやめてしまったのかという話だ。 よい歳をした大人が告白するには、あまりに情けない、恥ずかしい内容だ。 ブロ

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  • アメリカ版「マネーの虎」で36億円を一蹴りした姉妹が現れたと話題に - ICHIROYAのブログ

    ちょうど僕が自分のビジネスを始めたころ、「マネーの虎」という番組が人気になっていた。その出演者たちの話が人事とは思えず、いつも息をのんでみていた思い出がある。 Wikiによると、「マネーの虎」のフォーマットは海外に輸出されて、25カ国で同様の番組がつくられ、アメリカでは「Shark Tank」(サメの水槽)というタイトルで放送されており、エミー賞も獲得しているそうだ。 その「Shark Tank」で、3000万ドルのオファーを蹴った姉妹が現れたということで話題になっている。 Why These Entrepreneurs Turned Down $30 Million From Mark Cuban その内容は現在はYoutubeでも見ることができるのだが、要点はこうだ。 ・提案者は韓国からアメリカ移住してきた3姉妹。それぞれハーバードビジネススクールなどの出身者 ・彼らが始めたデート

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    zuiji_zuisho
    zuiji_zuisho 2015/01/13
    「マネーの虎」がアメリカに輸出されると「Shark Tank」(サメの水槽)ってタイトルになる、というトリビアの「なんかわかる感」やばいな。