本コンテンツ消費トレンドレポートは、コンテンツの戦略、制作にかかわる企業の担当者向けに、コンテンツ戦略を成功させるためのインサイトをデータから導くサポートのために作成されたものです。 コンテンツ制作者は、読者にとって興味深く、良質なストーリーを提供することが重要ですが、同時に、人々がどこで、どんなコンテンツをどのように消費しているのかを知ることも読者を知るうえでとても重要です。本レポートは、人々がどのようにオンライン上のコンテンツを読み、視聴しているかをグローバルの視点から分析しています。 調査結果のサマリー 世界的に、日中はPCからのコンテンツ消費が多く、夜間はモバイルプラットフォーム(スマートフォン、タブレット)からのコンテンツ消費が多い 日本では、PCからのコンテンツ消費は9時から17時の日中が多く、スマートフォンからのコンテンツ消費は、昼と20時から0時までの夜間が多い スマートフ
オンラインビジネスの成功のためには、ユーザーの意見を客観的に多数取得し、その数値分析から具体的対策を練ることが重要だ。当たり前のことだが、これができているサイトは少ない。 UXはたびたび、Webサイトやサービスの「使い勝手」を指す「ユーザービリティ」と混同されがちだが、UXとは単なる使い勝手ではなく、商品・サービスを含めた体験そのものを表す。 UXの概念を示すものとしては、ピーター・モービル氏が提唱した「UXハニカム構造」が有名だ。しかし、キーワードは英語で言葉の意味がわかりづらく、内容を理解するのは少々難解である。 これを専門家以外にもわかりやすく、ゴメス・コンサルティングで編集したのが「サイト全体構造とUX7つの要素」だ。Webサイトの構造例と、それぞれに対応する7つのUX基準を記している。 1. アクセスのしやすさ「アクセスのしやすさ」とは、Webアクセシビリティやマルチデバイス対応
敏腕Web担当者が発揮している7つの「力」を理解し、自社のオンラインビジネスを成功へと導いてWeb担当者としても高い評価を獲得する。Web担当者には、「考える」力と「動く」力、それらを組織に響かせ「巻き込む」力が求められると説くのは、複数の大規模Webサイト運営を経験し、事業戦略や集客戦略の設計を支援するシンプルシーンの床尾一法氏。できるWeb担当者が発揮する7つの力を理解し、実践するための考えを解説した。 Web課題の「共通認識」と「自分ごと化」が一番の壁 Web担当者が自社のマーケティング施策を推進していくためには、社内のさまざまな部門の担当者と連携し、力を合わせていく必要があるが、言葉で言うほど簡単ではない。 床尾氏は、自分自身が感じている課題を例に挙げた。たとえば、戦略支援を手がけているWebサイトでは、集客課題の解決に向けた新規ユーザーの獲得を狙うプランニングや、獲得したユーザー
コンテンツマーケティングで失敗しないためのプロセスとヒントさて、僕がここで推奨するプロセスやヒントですべてを網羅できるわけではない。このテーマはもっとずっと多岐にわたる。 ただし、少なくともこれから言う5つを守れば、コンテンツへの投資をよりいっそう効果的に行えるようになると思う。 コンテンツ作成にとりかかる前に、自分の業界やニッチ、コミュニティについて知る何よりも大切なことだ。 ハル氏が、天気の専門家をどこで探せばいいのか知らなかったら、とにかく天気に関する掲示板をグーグルで検索し、最初のリンクをそのままクリックするだろう。その場合、もしかしたら、リーチしようとしている人々のコミュニティからさほど重視されていない場所に行き着いてしまうことになるかもしれない。 サイトやページをすべて理解し、ソーシャルメディア上のコミュニティで大きな影響力を持つインフルエンサーがだれなのかを把握し、どのウェブ
Webコンテンツを企画し湯水のように生み出していくためには、コンテンツを機能ごとに8つ分類し、浮かんだアイデアがその分類のどこに当てはまるか整理しましょう。この整理をすることで、自分の抱えているテーマをおもしろいコンテンツにするにはどうすべきか、コンテンツの価値を上げるためにどの分類にすべきか、自社サイトで足りないコンテンツはどんなものかがわかるようになります。 1役立つ読み物「単発型」「単発型」のコンテンツとは、1~3回程度で完結し、1つのテーマについて書かれていて、役立つ、あるいはおもしろい読み物のことです。たとえば、「単発型」のコンテンツとは次のようなものです。 3分でわかる! スマートフォンを3倍楽しむコツ働きやすいオフィス作りのための5つの法則雑誌では「特集」にあたる位置づけです。数回で結論まで進み、1つの読み物として完結します。ずっと掲載しておけば後述する5.永続型コンテンツと
第1回 サイト訪問者の目線で考える 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) ユーザーの目線を考えることの重要性ウェブサイトがビジネスとして成功するための要素は、コンセプト・デザインから細かな言葉遣いに至るまでさまざまであるが、その中でも「ユーザーにしっかりと(見てもらうべき)情報を見てもらう」ことは常に重要な要素の1つに挙げられるだろう。 いくらデザイン(見た目)がよく、コンテンツが充実しているサイトであっても、ユーザーは驚くほどすぐにサイトから離
はじめまして。katharsisの丸山純一郎と申します。 1998年頃からWeb制作にたずさわっております。 長年、ディレクターをしていますが、ディレクターに求められるスキルというのは年々増えていると感じます。 またWeb制作プロダクション以外の社内でのWeb担当者においてもディレクションスキルが必要な場面も多いかと思います。 ここに書く以外にも求められる能力はありますが、今現在何に手をつけていいかわからないという方は是非参考にしていただければと思います。 また制作を専門に行ってる方はディレクターは普段何をしているのかを知っていただければと思います。 新年年明けということもあり、Webディレクターが身につけておきたいスキルについてまとめてみました。2015にちなんで2015のスキルにしようかとも思いましたが11個にしぼりましたので是非お読みください。健康管理や社会人としてのマナーは含まれて
入力フォーム(エントリーフォーム)を入力していて、イライラする……と感じたことありませんか。ありますよね。自社サイトの入力フォームでユーザーにイライラを与えていませんか。 小さなイライラが積み重なった先にあるのは、エントリーフォームからの離脱です。ユーザーが一度エントリーフォームから離脱してしまったら、もう戻ってきてはくれないと覚悟しておくべきです。入力を完了してもらいエントリーフォームの「入力完了率※」を上げるためにはどうしたらよいのでしょうか。 そこで、この記事ではEFO(エントリーフォームを最適化)を行い離脱要因を減らして、入力完了率を上げる15カ条を紹介します。 少し手間をかければ劇的に入力完了率アップが期待できるはずの、「惜しい」エントリーフォームを各条1つずつ取り上げて、頼まれてもいないのに、勝手にそのフォームを分析して作った改善案とともに、ポイントとなるエントリーフォーム改善
UXって使いやすさのことですよね? UXとUI、どちらも似たようなものでしょう? 「UX(ユーザーエクスペリエンス)」という言葉を耳にする機会が多くなっています。しかし、UXについてきちんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。UXという概念は決して新しいものではなく、十数年前からありました。ところが米Apple社が製品を核にしたユーザー経験を重視するサービスで成功したことや、ユーザーの利用環境の変化によって、ここ3~4年の間で急に着目されるようになりました。 一方、UXという言葉が多方面で多義的に使われ始めたことで、より複雑な印象を与えているように感じられます。概念の混乱と不一致によるコミュニケーションロスは不要なストレスを引き起こし、コスト増につながりかねません。「UX」に関係するすべての人の概念が、できるだけ一致していることが望ましいといえます。 そこで本連載の前編では、入門編と
「Webサイトを制作してください」とWeb担当者は言うけれどお客さまの問題を解決する情報がないのであれば、どんな「コンテンツ」があっても、Webサイトとしては機能していないと言っていい。 コンテンツという言葉の意味を、ここでは「情報」と定義する。 情報には、商品やサービスの基本説明のような基本情報と、お客さまの問題を解決するためのソリューション情報まで、さまざまな情報が存在する。 ここで問題にする情報とは、基本情報ではなくソリューション情報のほうだ。 基本情報でさえしっかりしていないWebサイトは論外としても、それ以外の情報がないWebサイトが多く存在していることは問題だ。 私は20年来、「Webサイトはお客さまの問題解決ツールであり、お客さまは目的をもってWebサイトに訪れるのだ」とクライアントに話してきた。 だから、お客さまの問題を解決する情報がないのであれば、Webサイトとしては機能
Webサイトはあるけれど活用方法がわからず、業界情報を発信するだけ――そんなサイトを、5つのウェブ戦略でリニューアルし、問い合わせを2倍にUPした事例を紹介します。また、記事の後半では、Webサイトに来た問い合わせを逃がさず契約につなげるための2つのデータ活用術も紹介します。Webサイトを集客から契約まで活用する方法を知りたい方必見! ウェブサイトを活用して新規開拓 今回の事例は、愛知県扶桑町に拠点を置くB to B企業「フジイ金型」というダイカスト金型専門の金型メーカーです。 まず、具体的な売上UPの戦略を紹介する前に金型の説明からしましょう。「金型」とは、部品を量産するために作られる金属製の型のことです。金型にはいくつかの種類があり、代表的なものとしては、次の3つがあります。 プレス金型(金属材料を打ち抜いたり曲げたりして成形する)鍛造型(圧力を加えることで材料を変形させる)鋳造型(高
一般にWebサイトのコンバージョンとしては、資料請求、メルマガ登録、商品の購入などがある。しかし、明確なコンバージョンのあるサイトでも、初めて訪問したユーザーが、そのままコンバージョンに至るとは限らない。もちろん電撃的な出会いで一目惚れしてすぐにゴールインしないとは言えないが、普通は何度かそのサイトを訪問しつつ、他のサービスや商品と比較検討などをおこなった末にコンバージョンに至るのではないだろうか。 では、コンバージョンしたユーザーは、いつ、どのコンテンツを見て、コンバージョンしようという意思を固めたのだろうか? 最後にコンバージョンした訪問で何か決定的なコンテンツを見て態度変容したのかもしれないし、過去に何度か訪問したときに決意を固めたのかもしれない。 どのコンテンツがコンバージョンに寄与したのかを推測するためのヒントは、コンバージョンしたユーザーが過去に閲覧したコンテンツにあるはずだ。
前回の記事では検索エンジン全体の仕組みをおさらいし、その中でもクローラーの動きに着目しました。最新の情報を検索結果に反映させるためには、クローラーになるべく多くの回数自社サイトを訪問してもらい、ページの内容を適切な情報としてインデックスしてもらう必要があります。 このインデックスの際に重要なのが、サイトに対するクローラーの回遊性「クローラビリティ」です。クローラビリティを向上させる要素の1つとして、URLの最適化があげられます。SEOには、キーワードやカテゴリの設計、HTMLの最適化、外的施策などさまざまな対策が考えられますが、その中でもURLの最適化は、最も重要な要素の1つです。いくら他の対策が完璧でも、URLの設定によってはいい効果が期待できません。 一口にURLの最適化といってもさまざまです。この連載では、以下の3つの方法を説明していくことにしたいと思います。 永続化 ←この記事で解
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く