ドイツ連邦検察は7日、政府転覆を図ったとして、25人を逮捕したと発表した。貴族の末裔(まつえい)や極右関係者、元軍人、ロシア人女性、陰謀論「Qアノン」の信奉者などで構成されるグループが、連邦議会議事堂を襲撃し、政権を奪取するつもりだったという。
都心から電車で1時間余りのベッドタウンで、巨大イノシシと市職員の白兵戦が繰り広げられた。イノシシと格闘した秦野市役所農業振興課・鳥獣対策担当課長代理の岩田雅弘氏に話を聞いた。【前後編の前編】 歯をカチカチ鳴らし威嚇 「小学校の校庭にイノシシが迷い込みました!」 「危険ですので立ち止まらず、この場を離れてください!」 大声で避難を呼びかける警察官の声が街に響いた。隣接するこども園に幼児を送り届けた保護者ら10人以上が、不安げな表情を浮かべフェンス越しに校庭を覗き込む。校庭の奥では、体長1.6mを超える巨大な雄のイノシシと、市役所職員らが睨み合いを続けていた。 興奮状態のイノシシはフゴフゴと鼻息も荒く、歯をカチカチと鳴らして威嚇。捕獲しようと職員のひとりが背後から近付いた次の瞬間、イノシシは向き直り職員に突進した。その顔面を目掛け、職員は迷わず槍を突き立てた──。 11月24日、神奈川県秦野市
政府は、航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する検討に入った。従来の陸海空に続いて安全保障上重要な新領域と位置づける宇宙空間での防衛力強化を図る狙いがある。令和5年度までの改称を目指し、自衛隊法など法改正の調整を始める。陸海空3自衛隊の改称は、昭和29年の自衛隊創設以来初めて。 安倍晋三首相は昨年9月の自衛隊高級幹部会同で、来年度空自に20人規模の「宇宙作戦隊」を新設することを踏まえ「航空宇宙自衛隊への進化ももはや夢物語ではない」と言及していた。 防衛省の来年度予算案には、宇宙作戦隊新設や、外国による日本の人工衛星への電磁波妨害を監視・把握する装置取得費など、宇宙関連に506億円が計上されている。 宇宙防衛に力を入れる背景には、中国やロシアが他国の人工衛星を攻撃する「キラー衛星」の開発に乗り出すなど、各国が宇宙空間の軍事利用を進めている現状がある。中国は、地上から発射するミサイルによって人
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