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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (164)

  • 『「戦争」の心理学』(その1) - Apeman’s diary

    デーヴ・グロスマン&ローレン・W・クリステンセン、『「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム』、二見書房 エントリタイトルに「(その1)」とあるのは書が2分冊ということではなく、全4部中の2部を読んだ段階でのエントリだから。 当ブログでもしばしば言及している『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫)の著者グロスマンと、警察による武力行使についての研究家であるクリステンセンの共著。最初の2部では戦闘(書では軍隊だけでなく警察が関わる銃撃戦なども含む)の際にみられる生理学的変化(脈拍の上昇、アドレナリンの分泌、失禁などなど)および知覚の歪み(視野の狭窄、微細運動能力の喪失、選択的聴覚抑制/音の強化、時間延長、記憶の歪み等々)が豊富な実例とともに解説されている。 著者らが行なっている問題提起として興味深く、また裁判員制度の導入が決まっている日で真剣に受けとめられるべきだと思

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    zyugem 2008/11/23
  • ある意味では「中立的」「客観的」では困るんだけどな - Apeman’s diary

    asahi.com 2008年11月19日11時57分 「愛国心の醸成狙い歴史教育 空自・西部方面隊が一時計画」 発表会資料となる予定だった「近代日戦争概史」は現在、空幕教育課が作成中。南京事件や従軍慰安婦、東京裁判など明治から昭和にかけての史実をまとめるとみられるが、「中立的な立場で客観的な記述になる」(空幕)。隊員の自己研鑽(けんさん)などに使われる予定という。 旧日軍と自衛隊とは形式的には断絶しているけれども、機能的には等価な組織だし人脈的にもつながりがある。なにより、今回改めて明らかになったように、少なからぬ自衛隊員(幹部)が旧日軍を「先輩」として意識しているという事実があるわけだ。 そうだとすると、自衛隊が旧日軍の歴史を考える際には他人事としてではなく自らのこととして、日最大の(そして世界でも有数の)武装組織にふさわしい自省の態度をもって考えることが求められるわけで、「

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    zyugem 2008/11/22
  • 『週刊朝日』11月28日号 - Apeman’s diary

    週刊誌による田母神「論文」の内容についての追及はこれで一巡、といったところでしょう。週刊誌の性格を考えると後は贈収賄事件への発展をにらんだ取材が中心になるのかな、と。新聞及び月刊誌には自衛隊の幹部教育も視野に入れて息の長い問題提起と取材を期待したいところです。とりあえず今朝の朝日新聞には、防衛省が統合幕僚学校の講義「歴史観・国家観」に出講した講師名を公表した、という記事が載っています。すでに明らかになっていた福地惇のほか、「ジャーナリストの桜井よしこ氏や作家の井沢元彦氏」ら、「元海将補の坂川隆人氏」の名が挙がっています。集めも集めたり、という感じですな。 今週の『週刊朝日』の新聞広告を見た時から気になってたのは、秦郁彦×田岡俊次の対談で田母神「論文」の陰謀論を「上杉謙信が女だった」という珍説と同じ、とそれなんてエロゲーな例えを口にしたのがどちらか? だったのですが、秦さんの方でした。 この

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    zyugem 2008/11/20
  • エラいひとのピンチに駆けつけるひと - Apeman’s diary

    さて、今回の「田母神論文」問題をめぐっては、一つだけ「日も捨てたもんじゃないな」と喜んだことがあります。それは既存メディア、ネットの双方で、保守的ないし右派と思われる媒体、論者から「言論の自由」を擁護せよという声が聞こえてきたことです。保守派、右派の多くは「言論の自由」なんて“共同住宅の共有部分に部外者を立ち入らせないことで達成される平穏”にも劣る価値しかないと考えているのではないか、と私は思っていたのです。しかし、“世界有数の空軍組織のトップが2ちゃんねらーなみの情報リテラシーしかもちあわせてなかった”という国際安全保障上の危機のさなかでも「言論の自由」の大切さを訴えるというのは、なかなか真似のできないことだと思います。 最近では小泉元首相が自身の靖国参拝を「思想、良心の自由」を盾に正当化した時、右派論壇がこれを擁護したことは記憶に新しいところです。が、思えば日の保守論壇は、国家の危

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    zyugem 2008/11/12
  • 在韓被爆者訴訟、地裁判決 - Apeman’s diary

    時事ドットコム 「手帳申請却下は違法=在韓被爆者訴訟−長崎地裁」 来日しないことを理由に被爆者健康手帳の交付申請を却下したのは違法として、韓国・釜山市の女性鄭南寿さん(88)が、国や長崎県に処分取り消しなどを求めた訴訟の判決が10日、長崎地裁であった。須田啓之裁判長は「来日しないことのみを理由として申請を却下する処分は違法」と述べ、却下処分を取り消し手帳の交付を命じた。 須田裁判長は「在外被爆者が身体的、精神的事情により来日が著しく困難な場合、被爆事実の確認や人確認を国内で行うことに代わる方法は十分あり得る」と指摘。その上で「被爆要件に該当すると判断できれば、手帳交付の義務がある」と結論付けた。 (後略) より詳細な asahi.com の報道によれば、「在外被爆者の来日要件を巡っては、来日しなくても手帳が取得できるように今年6月に法改正され、12月17日までに施行される」とのことなので

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    zyugem 2008/11/10
  • 「田母神論文」を擁護する人びと - Apeman’s diary

    「黙然日記」さんが「田母神論文」についての産経新聞【正論】を2編、紹介されています。手放しの擁護と言ってよいのが小堀桂一郎の「空幕長更迭事件と政府の姿勢」。しかしなんですな、あの駄文を指して「これだけ多くの史料を読み、それについての解釈をも練つて、四百字詰め換算で約18枚の論文にまとめ上げられた、その勉強ぶりにはほとほと感嘆するより他のない労作」などと評するのはなかなか容易なことじゃないと思いますが、仮にも学者なら。いったい誰に魂を売ったらこんなことができるようになるんでしょうか。全身の好意を振り絞って好意的に解釈するなら「空幕長といふ激職にありながら」がエクスキューズにはなっているのかもしれません。しかし、「あれが多忙を言い訳にできるような水準のものか?」という根的な疑問をあえて(そう、断腸の思いで)脇においたとしても、もし田母神元空幕長が言行一致の人間であったとすると、このエクスキュ

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    zyugem 2008/11/09
  • 驚きはしないが…… - Apeman’s diary

    コメント欄でnessko さんからご教示いただきましたが、例の元空幕長は職務として南京事件否定論を開陳していた可能性がある、とのことです。 http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol726 「日が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」といった論文を発表して更迭された田母神俊雄・空幕長(解任後定年退職)が、今年1月に空自熊谷基地(埼玉県)で講話を行なった際、「南京大虐殺というのは、見た人が1人もいない」と政府見解とい違う発言をした可能性が高いことが、記録とみられる文書からわかった。 現在防衛省は文書の存在を認めていないので、今後の報道に注意する必要はありますが、まあ「こういうことを発言していてもまったく不思議ではない」とは言えるでしょう。「南京大虐殺というのは、見た人が1人もいない」という言い草は現に見かけるものですし。 南京事件否定論を構成す

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    zyugem 2008/11/08
  • 「南京問題小委員会」、“研究”成果を堂々公刊! - Apeman’s diary

    館の掲示板でdj19さんからご教示いただいたはなしですが、戸井田とおる議員らの「南京問題小委員会」が『南京の実相 国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった』(水間政憲著、日新報道社)を刊行したとのことです(丸坊主日記、「南京の実相」)。昼休みに屋にいってみたもののまだ店頭には並んでいなかったのですが、掲示板で「名無しさん」もコメントされているように、サブタイトルから判断する限りこれまで戸井田議員周辺から聞こえてきたはなしと大して変わらないようです。 南京事件否定論にある程度接しているひとであれば一度は「これ、気で信じてるのかな?」と疑問に思ったことがあると思うのですが、なかでも1938年の国際連盟理事会を引き合いに出すこの種の否定論はそうした疑問をもっとも強くかき立てるものの一つです。というのも、現在日北朝鮮による国家犯罪の被害者を出した国として、国際社会が必ずしもそうした犯

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    zyugem 2008/10/29
  • どのような意味で「自明」か(追記あり) - Apeman’s diary

    http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080916/p1 に対するブクマで id:fuldagap氏が次のようにコメントされてます。 多くの人の証言と、物証があるから「南京大虐殺はあったのだ」と考える俺は間違っているのか。俺が、なるべく多くの人がハッピーになる方法、を考えるのは、メリットを前提とした誤ったやり口なのか。考え込んだ。 とりあえず前半についてだけ書いておこうと思ったのですが、その前に kmiuraさんが書いておられました(「ベタがベタでなくなったとき」)。以下はほとんど蛇足ですが。 南京大虐殺の場合、過去において「多くの人の証言と、物証」によって虐殺の存在を「証明」する手続きがとられたことがある……のはもちろんたしかです。しかし証言や文書資料がたくさんあるから事実だったのだ、と主張する者は「お前はその文書に目を通したのか」とか「その証言にはどれくらいの

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  • 左翼アレルギー(追記あり) - Apeman’s diary

    buyobuyoさんのブクマコメントを読んで、mujinさんのところにコメントしたことをちょっとふくらませておこうかと思って。 2008年08月31日 buyobuyo これが若さか お前のおかしいところは、批判のホコサキが政策推進者にいかないところ。悪いのは止められないサヨクのせいかよ (http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080830/p1) もちろん左翼もいろんな間違いをしてきた(している)わけで、事実に即してそれを批判するのはけっこうなんですが・・・ 2007年01月20日 [サヨク][日はじまったな]「国民を災害から守ることを守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。」お前のとこの村山のせいだよ!旧社会党・社民党系だけは生涯許さん。

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    zyugem 2008/09/01
  • そういえば・・・ - Apeman’s diary

    昨年刊行された東中野修道著『再現 南京戦』。版元によれば「「大虐殺」の虚構性を立証した決定的研究」であるはずなんですが、ネットでの評判はというと・・・ goo で「ブログ全体検索」してみても7件しかヒットしないんですね。しかもうち1つは青狐さんのエントリ。まあこれはブログに限定した検索ですから全体ではもう少し多いのでしょうが、ブログ以外に対象を広げるとゆうさんによる『再現 南京戦』批判もヒットするわけで(グーグルで「再現 南京戦 東中野」を検索するとトップがゆうさんのページ、ゆうさんの記事を紹介しただけで他に中身のない私のエントリが19番目にヒットしてしまう、という・・・)。簡単にコピペできるキャッチコピーでないとネット否定派にはほとんど影響力を持たない、ということなのでしょうか。

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    zyugem 2008/08/05
  • ちょっと待った - Apeman’s diary

    妙に被害者意識が強いひとで面倒くさいからあんまり直接言及しないようにしてたんだけど、あんまりと言えばあんまりなので。 finalventの日記 「ダルフール―訴追の圧力で悲劇止めよ : asahi.com(朝日新聞社):社説」 ダルフール危機をブログで取り上げることで暗に陰湿な攻撃も受けた。自分には自分の正義心のようなものがあったし、同じ時代にジェノサイドされていく人への責務が通じないことへの絶望感も感じた。国家の戦争犯罪に関心があるという人たちがまず関心を持つべきはダルフール危機ではなかったか。 例によって「暗に陰湿」な書き方なのでいったい誰のことを指しているのか(「ネガコメ5」?)要領を得ないわけだが、まあ私のことも含むと想定して、もし違うと言うなら「すんません」とあらかじめ謝っておいたうえで言えば、ダルフールでの虐殺に注意喚起することで「国家の戦争犯罪に関心があるという人たち」にも一

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    zyugem 2008/07/19
    ちょっと古いエントリーを読み返す必要がありそうだが,問題意識をどう持っていいのかわからん。とりあえず http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060304/1141473634
  • https://apeman.hatenablog.com/entry/20080706/p2

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    zyugem 2008/07/06
  • 防災無線の誤放送 - Apeman’s diary

    「ミサイル着弾の恐れ」防災無線で誤放送…原発の福井・美浜町(読売新聞、2008年6月30日) 30日午後4時35分ごろ、福井県美浜町の防災無線全58基から、「ミサイル発射情報。当地域にミサイルが着弾する恐れがあります」との放送が誤って流れた。 総務省消防庁が有事の際などに各自治体に情報を流す「全国瞬時警報システム」の誤作動が原因。 町は直ちに放送を中止し、約10分後に訂正放送を流したが、町役場には「当か」など約50件の問い合わせ電話が相次ぐ騒ぎになった。 町によると、庁舎内にある警報受信システムの一部に以前から不具合があり、同日午後、消防庁の指示で、管理用コンピューターを再起動させると、誤作動が起き、放送が流れたという。町は「町民に迷惑をかけて申し訳ない」としている。 (…) 防災無線:「ミサイル発射情報…」誤放送 福井・美浜町(毎日新聞、7月1日) 30日午後4時35分ごろ、福井県美浜

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    zyugem 2008/07/02
  • 沖縄戦における警察の役割 - Apeman’s diary

    参考 http://ianhu.g.hatena.ne.jp/nagaikazu/20080525 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080126/p2#c また、「軍の指揮命令権は住民には及ばない」というのが沖縄戦での「集団自決」に関する軍の責任を否定する論者のロジックである、ということも念頭におく必要があります。 沖縄戦、警察も米軍破壊工作や投降阻止 米軍文書で判明 asahi.com 2008年6月24日7時58分 文書は、沖縄を攻略した米軍第27歩兵師団司令部の45年7月7日付報告書。島北部の廃屋で同3日に没収した名護警察署の警部補の日誌の記述を抜粋、英訳したとされ、米軍上陸後の4月23日から6月30日まで、名護市東部の山中での署員の行動が書かれている。関東学院大の林博史教授(現代史)が米国立公文書館で入手した。没収した日誌の原は見つかっていない。

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    zyugem 2008/06/25
  • ドサクサまぎれにテキトーなこと書いてもらっては困る - Apeman’s diary

    映画『靖国』については現時点で取材対象者、被写体となった人物が李監督なり映画会社なりを訴えるという事態にはなっていない。という事実のみをもってして「なにが問題なの?」「当事者が訴訟起こしてないのに代理であれこれいうなんてそれどこのクサレサヨクですか?」と片付けてもいいのだが、まあ日にはお年寄りをダシにして訴訟を起こしては敗訴する(だけでなく原告に不利な新事実の発掘に貢献してしまう)ことを得意技とする弁護士(兼国会議員)もいることだし、将来訴訟が起きないとは限らないので、ここんところはまあおくとしよう。 すでに述べたことだが(こことここ)、VAWW-NETNHKほかに対して起こした民事訴訟の高裁判決は、取材対象者が番組の仕上がりを気に入らなくてつけたクレームはすべて受けいれるべし、なんて内容ではない。編集権が原則として番組制作者側にあるという点では別に最高裁判決と対立なんかしておらず、取

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    zyugem 2008/06/17
  • Apes! Not Monkeys! はてな別館 - 昨日行なわれたレスター・テニー氏の講演会、いってまいりました。

    昨日行なわれたレスター・テニー氏の講演会、いってまいりました。内容については、主催者がなんらかのかたちで発表するかもしれませんのでいま・ここでは詳しくご紹介しませんが(公表の予定がない、とわかったら考えます)、テニー氏が自身の体験をどのようにうけとめて現在の活動につながっていったのか、に関わるはなしが特に興味深かったです。 一点のみ、これに関連して。 テニー氏の説明によれば、300名ほどのグループに分けた捕虜たちを7、8名の日兵が監視するかたちで「行進」が行なわれ、数時間歩くと日兵は休憩し、別の日兵が新たに監視について捕虜たちは歩き続けます。休憩した日兵は後続の集団がやってくるとその集団の監視役と交替してまた前に進み、それまでついてきた日兵たちは休憩に入る、と。ですから、日兵も歩いたことは歩いたわけですが、決して捕虜たちと同じペースで歩いたわけではない、とのことです。もっとも、

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    zyugem 2008/06/02
  • 夏淑琴さん名誉毀損訴訟・控訴審判決 - Apeman’s diary

    日午後に判決言い渡し、とのことです。審理の経過を考えると間違いなく原告勝訴でしょう。 追記:すでにコメント欄でご紹介いただいているように、予想通りの原告勝訴でした。

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    zyugem 2008/05/22
  • やれやれ… - Apeman’s diary

    ちょっと前に話題にした左側の「9.11陰謀論」の件。 kikulog 「憲法9条と911陰謀論、または安斎先生はどう考えておられるのだろう(追記あり5/2)」 good2nd 「9.11陰謀論はカンベンしてくださいよ」 正直なところきくちゆみ氏の知名度とか影響力がどの程度のものなのかよく分からない。ただ、もしこれを「きくち氏の陰謀論が“平和運動関係者”の狭いサークルを超えて漏れ出てきた」現象と考えることができるなら、逆にこれはチャンスとも言えるのではないだろうか。というかチャンスとして活かすべき。 陰謀論は単に誤った認識というより、誤った認識を体系的に生みだす解釈枠組みだ。しかもどんな証拠を提示されようがなかなか認識を改めずにすむという防衛装置付きの。だからこそ陰謀論にはまっている人の主張について、「特定の話題に関して間違った認識を持っているだけ」と高をくくるのはあやうい。とはいえ、批判す

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    zyugem 2008/05/06
  • 別件逮捕 - Apeman’s diary

    毎日新聞 5月2日 映画「靖国」:抗議の右翼活動家逮捕 虚偽の車登録容疑 街宣車の名義を虚偽登録したとして、警視庁公安部は2日、神奈川県秦野市南矢名、右翼団体代表、小林俊文(71)と東京都世田谷区等々力8、同構成員、野沢大(21)の両容疑者を電磁的公正証書原不実記録・同供用の疑いで逮捕した。野沢容疑者は3月下旬、映画「靖国 YASUKUNI」の上映に反対し、東京都中央区の映画館に抗議行動を行い、テレビ出演などもしていた。 調べでは、2人は昨年8月、渋谷区の別の右翼団体が使う街宣車なのに、小林容疑者の所有名義で湘南自動車検査登録事務所(神奈川県平塚市)に車の登録をした疑い。名義上の車庫を提供していたとみられる。 (…) 別件逮捕のお手のような事例ですな。「プロ市民」が嫌いな方々は「違法は違法だろ」とおっしゃるのでしょうが。 追記:ブクマコメントを受けて。 たぶん二人の容疑者が今後威力業務

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    zyugem 2008/05/03