公害「PFOA」 ダイキン「PFOA曝露が問題となるであろう」 社外秘文書で25年前に予測 いま、続出する間質性肺疾患 2025年05月29日18時25分 中川七海 ダイキン工業淀川製作所の社外秘文書 ダイキン工業でPFOA製造に従事していた労働者の、健康被害が明らかになった。京都大学研究者や医師からなる研究チームが突き止め、論文で発表した。 複数の労働者が、呼吸機能が低下する間質性肺疾患を患っていた。いずれの労働者も、粉塵対策が杜撰な労働環境にいた。 この労働災害に、ダイキンはどう対処するのか。Tansaは質問状で尋ねたが、「自社が作成した論文ではない」という理由で回答を拒否した。 前回の記事「ダイキンPFOA作業員に間質性肺疾患 『粉がいっぱい服についた』 医師『被害者は5人、10人では済まない』」で報じた通りだ。 なぜ回答を拒むのか。その理由を窺わせるダイキンにとって「不都合な事実」
