「身の丈に合わせて、大学行かずに就職すればいいじゃん」

中学3年の時、親にそんなことを言われてケンカしてから、どれほどの年月が経っただろうか。 そんな私は、某国立大の大学院を出て、参考書の編集者をしている。 幼い頃から、勉強だけは好きで、よくできた。けれども運動もコミュニケーションもへっぽこだったので、小中（公立）時代は同級生にいつもからかわれた。それ以上に辛かったのは、私が好きな勉強のことで、話が出来る相手がクラスにいなかったことだ。 「商業高校？とんでもない！君は普通科に行って、大学に入りなさい」 中学の時の担任は私に、世の中には進学校と呼ばれる、勉強が得意な人が集まって大学進学を目指す高校があることを教えてくれた。今振り返ればバカみたいな話だが、ネットが普及してない当時、塾に通わず、通信教育や家庭教師の類もやってなかった私には、そうした情報を得られる機会がほとんどなかったのだ。両親は共に非大卒で大学受験に詳しくないし、世帯所得も多くなく、

[kaionji]

志が高い人が参考書作ってると思うとちょっと感動した

[mihyaeru21]

「努力して何かを成し遂げることを「善」とする価値観に満ち溢れていた。」これは最も大きな文化的格差の一つだと思ってる。

[masaff5656]

塾なしで国立大に進んだ身としては、すごくグッと来る話だった。身の丈なんて言葉に負けないで、みんながんばろう！

[heroyoukey]

文部科学大臣に音読させたい日本語

[n_kasei]

自信に満ちた投稿で良いと思った。こういう自助努力による実現って鼻につく人も多かろうし批判的なコメントも来そうな投稿かも、と思うが、私は是非自信を持って今後も取り組んで欲しいな、と文章読んで感じました

[kori3110]

子供の数年後の「身の丈」なんて、体の寸法という意味でもそれ以外の意味でも簡単には分からない。だから扉が開いていること、道が整備されていることに意味がある。増田の行いも増田に普通科進学を勧めた先生も尊い

[ykana]

参考書で頑張った国立単願の公立高校出身者としては、ものすごく嬉しい。応援してます。

[matsuo0221]

参考書が最強の武器か。かっこいい！／大学無償化や学費貸与といった政府の支援制度を必要な人に届けるメディア（アプリ）を作りたい、てCFを知ったので支援した。進学できる人が増えますように→https://00m.in/ZKQQ5

[Gondwana]

地方の書店が、小出版社がどんどん潰れているご時世。増田の次のステージは塾講師系YouTuberかも知れないと思った。

[kidspong]

「身の丈」の呪いを解く名文／「勉強できない方がイケてる」みたいな価値観の文化圏で育つと、努力や勉強を「恥ずかしいこと、ダサいこと」と本気で思い込んでしまうんだよな…そんなこと絶対ないよと私も伝えたい

[ddddddi]

気持ちのいい文章、がんばれ！！！

[tintikurin23]

いいやつかよ〜

[jo_30]

称賛代わりにブクマ

[S_Maeda]

いつか仕事のモチベーションがなくなったときに読む

[ngochin]

＞努力して何かを成し遂げることを「善」とする価値観に満ち溢れていた / 確かにこのことが世間で当たり前ではないことに気づいたときは本当に驚いた

[billysanz12345]

“某国立大の大学院を出て、参考書の編集者をしている”どこの所属の誰だろうか

[j3672]

いい話／自分にできることとして、いま苦労している学生さんのために、給付型の奨学金を出している団体に毎年少額ずつ寄付している。

[k-takahashi-be-free]

私も田舎の予備校もないところで、受験勉強しました。経済的な事情で国立しか受験できなかくて、参考書と過去問が頼りだった。私は運良く進学できたけど、私より頭良くても高卒で市役所に就職した先輩がいた。

[amanomurakumo]

私も離島の本屋を見たら、同じような感想を抱くんだろうな。そういうのは本屋のかわりに学校がカバーするのかｔ思っていた。

[soundsea]

「「下手な学生団体より、教育機会を届けられているのかも」という気付きを得た。」

[hush_in]

かっこいい

[kabacsharp]

“身の丈に合わない教育機会を得たい、在りし日の私のような人は確実にいるはず。生意気かもしれないが、そんな人たちのために、私は今の仕事をしてるんだよ。”

[kankichi20]

実質的に自分も国立単願だった。お金なかったので、参考書が命綱だった。本屋で参考書を徹底的に吟味して買ってた。受験後、買った参考書の金額を合計したら8万円くらい。予備校には通ってないので、安いものだった

[SasakiTakahiro]

ネットコンテンツが普及しつつある今でも、本というメディアが有効性を保っているのが教育業界。

[musicad]

非大卒として勇気をもらう。努力して何かを成し遂げることを善としたいし、諦めの境地のバランスも持ち合わせていたい。

[u-chan]

なるほどねぇ～。相当努力してるが、そもそも素でアタマ良くないと努力しようも無いし。

[aurora3373]

田舎、公立、非塾、国立大学。こういう人たちのお陰なのかも。

[egamiday2009]

差は上洛する前にも後にもあったし、越えられたり、力不足努力不足でダメだったり。越える方法論は親がくれ、ガソリンは図書館がくれ、多様性は友人が示してくれて、自律は先生に教わった。恩返しの場は図書館

[waterperiod]

ノブレス・オブリッジ。「参考書すら買えない子供だっているんです」という意見もありそうだけど、少なくとも参考書を見ることのできる環境の子供には届くだけ良い。でもそれって格差是認？

[wackyhope]

タイトルの言葉から脱した増田氏の学習・教育環境と進学に関する体験談。良い内容だと感じた。

[tamanekosan]

“参考書の魅力は、教科書が拾いきれないニーズを、予備校など人を介するサービスより安価にかつ手広く供給できることにある。意志と適切な努力があれば、最小限の課金で身の丈を超えていける”

[archivist_kyoto]

僕は劣等生でしたが/だからこそ、スタートラインの話がすごくよくわかる。そう、別の世界を見せるための武器をデジタルアーカイブもMLAも作り配っていかなければならない

[kamayan]

良い文章だ。俺は大学一年生の夏に親から酷い目にあってひねくれて大学という環境を全く生かせなかったが、50歳過ぎて地元大学の聴講に行くようになったら鬱病が好転した。

[sm_0310]

人の仕事の理念とか思想の話聞くの大好き　私も仕事がんばろって思う

[rurinn]

とっくに学生の時分は過ぎたけれど、文章に励まされる。勉強したくなる。なんだ、この言葉の力は。

[ykfksm]

こういう方が、参考書作っている出版社に（都会の国立院卒の後に）進んでいらっしゃるの、素晴らしいわ。ほんと“頑張れ受験生”

[asakura-t]

都会の国立大だったけど「年間100万円かかるという中学受験塾に通い、私立中高一貫校に入り」みたいな人いなかった（都会の国立じゃなくて旧帝大とかじゃないかなぁ）／出版は割と地域格差ないよね。

[picora]

社会人編もよみたい。都会にの裕福な家庭に生まれて、親もバリバリのビジネスパーソンの人とはスタートラインが違うって思ったので。

[Ta-nishi]

この人は能力や意欲的な意味で大学／大学院が「身の丈」だったからいい話と思うけど、同時に本当に就職が「身の丈」な人はFランとか行かず就職した方が世の為本人の為と思う http://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2014/10/17/184925

[tomoring]

私もクソ田舎から予備校なしで東京の国立大に入ったのでめちゃくちゃ気持ちわかる、今後そういうワンチャンが潰されそうな受験システムになってしまいそうで、とても心配。