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きっとこれまでの時代なら「被害者は本当に可哀想だし加害者は人殺しの糞野郎」とシンプルに思えたんだと思う。
「ある日普通に暮らしていた女性が、通り魔に理由もなく殺される」 痛ましい事件だと思う。個人間の怨恨... 「ある日普通に暮らしていた女性が、通り魔に理由もなく殺される」 痛ましい事件だと思う。個人間の怨恨などが理由でなく、ただ目についたから標的にされたという理由のない殺人。 異常な人間が異常な事件を起こして犠牲者が出た。これまでなら、そう思えていたんだと思う。 ただ、今はそう単純に割り切れなくなってきた。 その理由は、通り魔が所謂「弱者男性」と呼ばれる社会的弱者側の存在だったからだ。 通り魔殺人は異常者(男性)が女性(弱者)を殺傷する卑劣な事件だと、これまではそう割り切れていた。 だけど、この事件は追い詰められた「弱者」が恵まれていそうな「強者」を妬むルサンチマンから発した事なのではないか?そういう考えが浮かんでしまった。 ・女性は体力的に必ずしも男性に敵わない訳ではない「女性は男性に体力で劣る弱い存在である」こういう考え方は少し前まで一般的だった。或いは今でも多くの人の頭に根付いているかもし
2021/08/09 リンク