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大阪万博
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「アンコンシャス・バイアス」という言葉をご存じだろうか。もともと心理学の領域でアメリカを中心に発展してきた概念で、近年、世界で注目を集める。アンコンシャスは無意識、バイアスは偏りを指す。日本では「無意識の偏見」「無意識の思いこみ」などの訳語とともに紹介されている。しかし今、日本社会で共有されているアンコンシャス・バイアスの意味は、学術用語とも、諸外国での扱われ方とも異なるものだ。 バイアスには意識上のものと無意識のものがある。無意識とは「意識上にない(思っていない)」状態のこと。それが「悪気がなく、偏見と気づかずに思っている」ことだと誤解されてしまった。そしてアンコンシャス・バイアスの意味は、無意識から「意識上の思い込み」にすり替わった。人を属性で判断する、普通はこうだと「無意識に思いこむ」。そんな独自の解釈が広まったのである。だが、そもそも「思っている」時点で意識上にあり、「無意識」のは
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