青森）弘前市が「歩行者にやさしいまち宣言」：朝日新聞デジタル

横断歩道は歩行者優先――。そう定められた交通ルールをドライバーや歩行者に徹底するため、青森県弘前市は、「歩行者にやさしいまち宣言」をした。警察や関係団体と連携して啓発活動を展開していく。 道路交通法は、信号機のない横断歩道を横断中または渡ろうとする歩行者や自転車がいる時は手前で一時停止することをドライバーに義務づけている。しかし日本自動車連盟（ＪＡＦ）が昨夏実施した全国調査では、歩行者がいて一時停止した車は平均８・６％。青森県は都道府県別でワースト５位の２・１％だった。 弘前市交通安全対策連絡会の会長を務める桜田宏市長は２３日に開いた「夏の交通安全・地域安全フェア」でこの調査を紹介。「私たちは交通事故のない安全で安心な社会をつくるため、『横断歩道は歩行者優先』を徹底し、ドライバーも歩行者も交通ルールを守り、『歩行者にやさしいまち』の実現にむけて、市民一丸となって行動することを誓います」とす

[fukuroiri]

横断歩道における歩行者優先は、マナーではなく、法律だ。違反はマナー違反ではなく、違法行為だ。道交法を守る程度のことを「歩行者にやさしい」とか表現している時点で、認識が周回遅れだろう。