3日に公示となった参院選(20日投開票)に社民党から比例代表として立候補した俳優・演出家のラサール石井氏が3日、東京・新宿区で第一声を行った。タレントの松尾貴史がたまたま駆けつけた。 緊張の面持ちのラサール氏は「あきらめるのはやめましょう。黙っているのはやめましょう。別にデモしろって言っているわけではありません。小さな声をちょっと上げるだけでいいですよ。それを社民党はお手伝いしてみんなの声にして届けます」と政治不審の払拭を訴えた。 今回の参院選では外国人の受け入れが争点化している。そのことを念頭にラサール氏は「何が日本人ファーストですか。人間にファーストもセカンドもないんですよ。ただ少し違うだけ。隣の人が自分と違うってことを認めればいい。強い者が弱い者を助ける。富める者が貧しい者をほんの少し助ける」と呼び掛けた。 社民党は参院選で得票率2%か3人以上の当選をクリアしないと公選法上の政党要件
東京都議選の応援演説をする参政党の神谷宗幣代表(左)=東京都練馬区で2025年6月17日午後7時59分、安部志帆子撮影 参院選を前に、「日本人ファースト」を掲げる参政党が存在感を強めている。東京都議選(6月22日投開票)では4候補中3人が初当選。政党支持率も急伸しており、他の保守系政党は自党からの支持層流出を警戒する。なぜ今、参政党が支持を拡大しているのか。支持者と専門家への取材で背景を探った。 「減税、積極財政、そして日本人ファーストで外国人問題にしっかりと取り組む」 6月25日、東京都のJR有楽町駅前に、参政党の神谷宗幣代表の声が響いた。数百人の聴衆に交じり、「NO! HATE」「差別するな」と書かれた紙を掲げる人や、手持ちのスピーカーでヤジを飛ばす人もいる。 神谷氏が「外国人差別とは違う。アンチ・グローバリズムなんです、我々は!」と語気を強めると、聴衆から「そうだ」とのかけ声と拍手が
参政党の神谷宗幣代表は3日、東京都内での演説で「高齢の女性は子どもが産めない」と述べ、若い女性が子どもを産みやすくなる社会の実現を訴えた。YouTubeの党の公式チャンネルの動画では、発言の該当部分が視聴できない状態になっている。 この日は参院選が公示され、神谷氏は東京・銀座で第一声。少子化対策について言及し、「申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働けとやり過ぎた」と主張。「だから少しバランスを取って、大学や高校を出たら働くこともいいし、家庭に入って子どもを育てるのもいい」と述べた。 神谷氏は演説後、記者団に発言の真意について問われ「生物学的に女性はどこかで限界が来る。適齢期に子どもが産める世代の女性に1人でもたくさん産んで
GLイベンツ社が元請けになって建設したルーマニアのパビリオン=大阪市此花区、夢洲の大阪・関西万博会場で、2025年6月21日、筆者撮影 大阪・関西万博の海外パビリオン建設を巡り、次々に「工事代金の未払い」が発覚している。中でも金額が大きいのは、イベント会社「GL events Japan」(本社・東京港区)による未払いだ。GL社はフランス資本の大企業で、日本法人は2016年に設立。ルーマニア、セルビア、ドイツ、マルタのパビリオンを元請けしていたが、下請け業者らによるといずれも未払いがあり、被害者の訴えを合計すると3億円を超える。6月23日に、四つのパビリオンの被害者らが記者会見し、「GL社は『このままでは開幕に間に合わない』と助けを求めて来て、協力させるだけさせて、支払いになると手のひらを返す。いったいどういう会社なのか」と口をそろえた。 完工後に契約解除通知 ルーマニアパビリオンの内部。
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