浜松市中央区で24日に女児4人が軽トラックにはねられ死傷した事故で、亡くなった小学2年女児(8)の父親(37)が30日、重体だった小学4年の姉(10)の意識が回復したことを明らかにした。集中治療室にいるが話ができるという。 【写真】姉妹とよく遊んだ女児「生きていてほしかった」と涙こぼす 父親によると、姉は28日午後3時に意識が戻った。妹の出棺時に病院から電話があり、その際、姉が妹の安否を聞いてきたという。病院でも何度も妹のことを尋ねられたが、ショックを与えないよう伝えられずにいる。退院できる容体ではないが、「痛くない。パパ、ママと帰りたい」とせがむという。 亡くなった妹(8)は、ドレスを着たり指輪を付けたりと、お姫様の格好になるのが大好きだった。最後は緑色のドレスを着せ、使いたがっていた母親のリップを塗って送り出した。「8年間しか一緒にいられなかったけど、ありがとう」と言葉をかけたという父
