相変わらず、アメリカのトランプ政権は日替わり、いや1時間ごとに新しい動きをしているが、株価は以前よりは落ち着いてきた。今後もトランプ大統領は、いろいろな動きをするだろう。 ■「ホラー劇場」は終わったが「真の恐怖」はこれから しかし、もう怖くない。なぜなら、株価の下落は一時的には止まったからである。 もちろん、それはトランプ大統領のやりたい放題が止まったからである。 いまや、トランプ大統領は言いわけばかりだ。「俺は何も変更していない、一貫している、柔軟なだけだ」、などと言い張り、強がりを言い続けるだけになり、株価を暴落させた関税などを1つずつ実質的に撤回している毎日だからだ。 今後も株価は、乱高下というよりは、少し大きめの上下動を繰り返すだろう。しかし「嵐の最悪期は去った」、というのが多くの株式投資家の見方だ。 それは、正しい。しかし、持続しない。これが続く、元に戻るというのは願望にすぎない
