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世界禁煙デー
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コンドームは高価なものではない。しかし、望まぬ妊娠を減らす目的で無料配布したとしても、お金の無駄になるようだ。 これは、全米経済研究所(NBER)がこのほど発表した2024年の最新調査で明らかになったことだが、同様の結果は以前、別の研究でも示されていた。 こうした研究結果は重要だ。公衆衛生にお金を投じる以上、少なくともそれ相応の成果が得られなくてはならないためだ。NBERが発表した調査結果によると、コンドームを無料配布しても、望まぬ妊娠を減らす効果は皆無だった。この結果は、筆者が8年前の2016年に取り上げた別の研究とおおむね合致している。詳しく説明していこう。 米国の十代にコンドームを無料配布しても効果なし 筆者が2016年に取り上げたのは、『The Incidental Fertility Effects of School Condom Distribution Programs(高
ロシア占領下のクリミアにロシア本土から大量の貨物を輸送する経路は限られる。海路、ケルチ海峡に架かるケルチ橋(クリミア橋)を通る道路と鉄路、ケルチ海峡を結ぶフェリー航路、そしてウクライナ南部から延びる鉄路だ。 ウクライナはこれらの補給線をひとつ、またひとつと攻撃してきた。最新の攻撃はフェリー航路を狙ったものだった。5月29日夜か30日未明、ウクライナ軍はATACMS弾道ミサイルでクリミア東部ケルチのフェリーターミナルを攻撃し、フェリー2隻を損傷させた。1隻は車やトラックの運搬用、もう1隻は鉄道車両の運搬用だったとされる。 損害は衛星画像で確認された。ウクライナ軍参謀本部は、このフェリーターミナルはロシア軍が「クリミアの部隊への補給に積極的に利用していた」と説明している。 Tonight, Ukrainian defenders used ATACMS missiles to strike a
「経営の概念」を本来の意味に戻すべきだと指摘する経営学者がいる。ベストセラー『世界は経営でできている』著者、慶應義塾大学商学部准教授・岩尾俊兵にその意味を聞いた。 「経営」というと「お金もうけ」のイメージが強いと思います。そんな印象が強いばかりに「学校経営」や「病院経営」、「NPO経営」と使われると、学校や病院、NPOの現場にお金もうけの考えをもち込んでいるように受け止められてしまうことがあります。ですが、お金は経営という多様な活動のなかの要素のひとつに過ぎません。むしろ企業経営やお金もうけというイメージこそ「経営という概念」への誤解です。言葉は大事です。思考を縛ってしまいますから。ですから、経営という言葉を本来の意味に戻したほうがいい。『世界は経営でできている』(講談社現代新書)などを通して、これまで私が主張してきたことです。 経営という言葉は、もともとは中国の古代王朝、周の時代の「徳治
2024年4月の米国ゲーム売り上げランキングが発表され、韓国SHIFT UPのPlayStation 5向け新作『Stellar Blade』が1位となった。例年と比べると全体的には振るわない月だったが、『Stellar Blade』の売り上げは『HELLDIVERS 2』や『Call of Duty Modern Warfare 3』、そしてPlayStation版の発売やアマゾンの実写ドラマによって人気が再燃している『Sea of Thieves』や『Fallout 4』を上回った。 調査会社サカーナが発表したランキングは、パッケージ版とデジタル版両方の売り上げを総計したものだが、表示されているのは順位のみで、実際の販売本数はわからない。ただSHIFT UPは、『Stellar Blade』の売れ行きは予想を上回っており、続編の開発を検討していると述べている。 『Stellar Bla
日本の情報筋によると、トヨタは今年のパリ・オリンピック後、国際オリンピック委員会(IOC)との大規模なスポンサー契約を終了する予定だ。 2015年に初めて発表された際、韓国の2018年平昌冬季オリンピックから始まり、パリまでの4大会を対象としたトヨタの契約金は、約8億3500万ドル(約1312億5000万円)とされていた。 これはIOCが締結した史上最高額のスポンサー契約だと言われている。 しかし、共同通信が「情報筋の話」として伝えたところによると、トヨタはIOCのスポンサー資金の使い方に不満を持っていたという。情報筋によれば、その資金は「アスリートの支援やスポーツの振興に効果的に使われていない」という。 トヨタは2021年、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを受けて日本でのオリンピック広告を取りやめた。同社はそれを、日本国内の強いオリンピック反対の世論とIOCの大会開催への姿勢に
スウェーデンは29日、ウクライナへの新たな軍事支援を発表した。それにはサプライズの要素があった。供与される兵器に2機のサーブ340早期警戒機(AEW)が含まれていたのだ。 「これを予想していた人は少なかったと思います」。ノルウェー王立空軍士官学校のクヌート・オーラ・ナースタ・ストレム准教授もX(旧ツイッター)にそう書き込んでいる。 スウェーデンのポール・ヨンソン国防相は、上部にレーダーを搭載し、高高度を飛行するサーブ340AEWについて、ウクライナに「空中と海上両方の目標に対する新たな能力」を与えるものになると述べ、ウクライナの「遠距離の目標を識別する能力が強化されるだろう」と続けている。 サーブ340AEWは北大西洋条約機構(NATO)のデータリンク規格「リンク16」にも対応しており、ウクライナ空軍に配備されるF-16戦闘機と安全にデータをやり取りすることもできる。 一方で、早期警戒機は
ソニーが、同社傘下のゲーム開発企業Naughty Dog(ノーティードッグ)を率いるニール・ドラックマンのインタビュー記事を削除した。ドラックマンは同記事での発言が物議を醸していたが、実際にはそうした発言をしていなかったことが判明。ソニーは記事内の誤りを認め、ドラックマンとそのチームに謝罪した。 以下はソニーの発表文全文だ。 「本ウェブサイトに掲載したNaughty Dogのニール・ドラックマン氏のインタビュー記事について、再精査を行ったところ、(アニメーション、執筆、テクノロジー、AI、今後のプロジェクトなどについて)本人の見解と異なる、または価値観を正確に示していない記述があることが判明しました。ドラックマン氏の話した内容を正確にお伝えしなかったことから、ドラックマン氏およびそのチームの皆様にご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。Naughty Dogおよびソニー・インタラク
マイクロソフトはWindows 11の新機能「Recall(リコール)」を発表した。この機能はユーザーが過去に見た情報をいつでも遡って見ることができるように、数秒ごとにパソコン画面のスクリーンショットを残し、その後、同社のAIがそれらのスクリーンショット内の情報を処理し、3カ月間検索、アクセスできるようにするというものだ。 プライバシー保護の活動家たちはこの発表に危機感を募らせた。直接的な不安は、マイクロソフトがユーザーの行動にアクセスできることだが、CEOのサティア・ナデラは、データは暗号化されてデバイス内にのみ保存され、外部には一切送信されないことを強調して心配するユーザーたちを安心させている。 しかし、この発言も本機能に対する批判を止めることはなかった。もう1つの大きな懸念は、もしハッカーがパソコンに侵入したら、真っ先にRecallを見に行きユーザーが何をしていたかの正確な履歴を手に
とあるテック大手の最高調達責任者(CPO)を務める男性の事例を紹介しよう。CPOに就任してかれこれ数年が経ち、並外れた手腕は誰もが知るところ。みんなから慕われ、尊敬されており、いつ昇進してもおかしくないし、いくつかの役職候補にも名を連ねているが、困り果てている。「現職を離れる前に後任を見つけなければならないのに、誰もなりたがらない」のだという。 大げさに言っているわけではない。自分の後任になることがどれほど大きなチャンスであるかをわかってもらおうと、手を尽くしてきた。「社内ではチーム内外を問わず、数えきれないほど多くの人に声をかけた。ポストについて見直し、報酬も増やした。それなのに、後任候補に推薦しないでほしいと言われ続けている」。 こんな話を聞いても、驚かない人も多いだろう。働く女性や有色人種の従業員を対象にした複数の調査で、シニアリーダーたちが昇進を目指さず、辞退さえすることが明らかに
ウクライナ軍の第110独立機械化旅団は1カ月足らずでロシア空軍のスホーイSu-25攻撃機を7機撃墜し、ロシアの航空戦力に壊滅的な打撃を与え、アウジーウカ攻防戦で喫した敗北にある程度の報復を果たした──のかもしれない。 だが、もっと可能性が高いのは、第110旅団は1カ月足らずでロシア空軍のSu-25をせいぜい2機撃墜した程度で、ロシアの航空戦力に手痛い打撃を与えたものの決定的な打撃とは言えず、もう少し控えめな報復だった、というものだ。 第110旅団、ウクライナ国防省、さらにはウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領までもが、第110旅団の防空部隊によって5月4日、5月11日、5月13日、5月18日、5月22日、5月23日、5月25日に計7機のSu-25が撃墜されたと発表している。
シリーズ累計*発行部数、実に250万部。「雨穴(うけつ)」氏がYouTubeの同名ヒット不動産ミステリー動画の続きを原稿化した『変な家』は、たった1枚の「住宅間取り図」に隠された恐ろしい秘密を、あるフリーライターと建築士が暴いていく物語だ。(*書籍『変な家』、『変な家文庫版』、『変な家2』の累計) この書籍の奇怪なほどの大ヒット現象は今、出版業界に文字通りの旋風を巻き起こしている。発売後は「毎日増刷」、直近の2カ月で60万部増刷という状況は、氷河期といわれて久しい出版業界の大快挙にして大事件だからである。 書籍業界には、刷り部数がいったん損益分岐点を越えれば、あとは「本ではなく紙幣」を印刷することになる、というジョークがある。『変な家』シリーズを手がけた担当編集者・杉山茂勲氏は、破格のヒット書籍を市場に送りだし、印刷所を「造幣局」にしてしまった男なのである。 1作目の発売までは一度も対面し
「子ども向け」エンターテインメント作品と聞くと、鮮やかな色彩、覚えやすいメロディー、明快なストーリーなどを思い浮かべる人が多いだろう。たしかに、キッズ向けコンテンツの多くにはそれが当てはまる。 だが、そうした作品は子どもに優しいように見えて、実際はそうではないこともある。なかには、子どものためにならないどころか、子どもの健康や認知機能に害をもたらしかねない場合すらある。 ここでは、子ども向けコンテンツのどういった点が問題になるのかを説明し、それに基づくと子どもに見せるのが好ましくない作品を挙げ、逆に見せてもいい作品も紹介しよう。 子ども向け番組の何が問題なのか? 多くの親は、暴力や性的なほのめかし、乱暴な言葉などが含まれるコンテンツを子どもが閲覧しないように注意しているだろう。しかし、子ども向けとされるコンテンツであっても、もう少し微妙なかたちで子どもの認知や行動に悪影響を与えかねない特徴
中国の大手Eコマースサイト2社は、貨物専用大型機のボーイング777型フレイター、88機分の荷物を連日のように世界中に発送している。その膨大な輸送量は、航空貨物運賃を高騰させているが、両社は世界的な成長のために、そのためのコストを惜しんでいない。少なくとも今のところは。 物流分析会社のXeneta(ゼネタ)で世界中の空輸貨物の出荷を追跡しているニール・ファン・デ・ワウは、今から9カ月前、Temu(ティームー)という中国企業の名前を聞いたことがなかった。 しかし、この中国のEコマースサイトは瞬く間に、急成長する競合のSHEIN(シーイン)と共に、米国の消費者の間で人気となり、中国からの航空輸送の価格を急上昇させた。「こんな事態は、誰も予測していなかった。この2社の出荷量は、世界最大の貨物運送業者と同等とも言える異様なレベルだ」と彼は語った。 ティームーは、主に衣類や家庭用品を販売している。一方
国境を超えて人材の流動性が高まる今日、日本発でグローバルにリーダーシップを発揮している人たちがいる。Yuhki Yamashita(山下祐樹)もその一人だ。山下は、米ハーバード大学を卒業後、テック大手や、“ユニコーン”と呼ばれる評価額10億ドル以上の未公開企業(当時)などを経て、現在は、米プロダクト・デベロップメント企業「Figma(フィグマ)」のChief Product Officer(CPO; 最高製品責任者)を務めている。同社は、デザインとプロトタイピング用ツール「Figmaデザイン」や、デジタルホワイトボードツール「FigJam」などの製品・サービスで知られており、ユニコーンとしても注目を集めている。 競争が激しく、転職者も多いテクノロジー業界で、山下が得た知見と、その経験からたどり着いた「仕事論」とは。自身のキャリアから、AI(人工知能)がデザインにもたらす影響、そして仕事の未
ロシア軍の「亀戦車」は進化を続けている。しかしその進化のスピードは、ウクライナ軍の破壊力を増すFPV(一人称視点)ドローンなど、重量級の弾薬の餌食になるのを逃れられるほど速くはない。 重量37t、乗員4人のT-62戦車をベースにしたある亀戦車は、4月上旬にウクライナ東部の戦場に初めて出現したこの新種の改造車両のなかでも、最も進化したものだったかもしれない。 ロシア軍の第20親衛自動車化狙撃師団に所属しているとされるこの亀戦車は、ドネツク市のすぐ西の廃墟化した都市マリンカの周辺に出没し、地雷除去任務で活躍してきた。甲羅のような追加装甲が功を奏し、ロシアのある軍事ブロガーによると「10発の直撃」を生き延びたこともあった。 ⚡️🇷🇺 "Our T-62 with a mine detector from the 20th Guards Motor Rifle Division clears
運動は以前から、心身両面で健康にプラスの効果があると喧伝されてきた。だが、最近の研究で、その効果に関する知見に、興味深いもう一つの知見が加わった。運動には、人の時間感覚を変容させる効果があることがわかったのだ。 2024年4月、学術誌Brain and Behaviorに掲載されたこの研究は、英国およびオランダの科学者からなる研究チームが行なったものだ。それによると、体を動かす活動を行なっている時、人は、時の流れがスローダウンしたように感じることが判明したという。 この研究は、33人の活動的な成人を対象にして行なわれた。これらの人々は、バーチャル環境を背景にしてリアルな自転車に乗り、1回につき4キロメートルの距離を漕ぐという対照実験に参加した。 このバーチャル環境は、参加者が熱心に取り組み、挑戦心をかきたてるように設定されていて、一部には、バーチャルな競争相手が表示される環境もあった。これ
ポテトチップスや炭酸飲料、ホットドッグなどの「超加工食品」を摂取することで、脳卒中や認知機能低下のリスクが高まる可能性があるとの研究結果が22日、学術誌ニューロロジーで発表された。 研究チームは、45歳以上の参加者3万人以上を平均11年間追跡。認知機能低下の研究に1万4175人、脳卒中の研究に2万243人を選んだ。どちらのグループも、以前これらの疾患にかかっていた経験はなかった。参加者のうち、研究期間の終わりまでに768人が認知機能障害と診断され、1108人が脳卒中を発症した。 超加工食品を10%多く摂取した参加者は、認知機能障害を発症するリスクが16%増加。一方で非加工食品やホールフード(加工や精製を最小限に抑えた食材)を多く摂取した参加者は、リスクが12%低下した。 超加工食品の摂取量が多い人の脳卒中リスクは8%高かった一方、非加工食品の摂取量が多い人の脳卒中リスクは9%低かった。最も
米国経済には現在、「K字型」の力学が働いている。つまり、富裕層が資産価値の上昇によって恩恵を得ている一方で、中・低所得層はコストと経済的負担の増加に直面している。 「K」という文字の上側のラインは、現在の経済環境で大きな利益を上げている少数の人々を、下側のラインは家計の急速な悪化を感じている他のすべての人々を表している。 株式、不動産、その他投資資産を保有する富裕層は、純資産と自己資本が増加し続け、インフレの影響からしっかり守られている。これに対し、低・中所得層は食料品、ガソリン、家賃といった生活必需品のコスト上昇に家計が圧迫され、しかも賃金の上昇がインフレに追いついていない。 投資資金がない このところ株式市場は史上最高値の更新を続け、裕福な投資家にとっては力強い成長を示している。しかし、多くの中・低賃金労働者の賃金の伸びは物価上昇率を下回っており、購買力の低下を招いている。 若いうちか
年齢とともに認知機能が低下し始めることは周知の事実だ。友人の誕生日を覚えていられなくなり、眼鏡や財布をどこに置いたか忘れ、やがて思考がなまって物事を混同したり、まごついたりするようになる。年をとれば避けられない、自然のなりゆきである。 ──本当にそうだろうか? 米神経科学会誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表された新しい研究結果によると、「スーパーエイジャー」(super-agers、スーパー高齢者)と呼ばれるごく少数の幸運な高齢者たちは、実年齢が80歳を超えているにもかかわらず、脳の健康状態は50~60代と同等の水準を維持している。今回、スーパーエイジャーは同年代の一般的な人と比べて、記憶力や認知能力に関連する大脳組織である白質の減少が少ないことが明らかになった。 白質──脳の「幹線道路網」 私たちの脳は、灰白質と白質という2種類の組織で構成されている。認知に関する議論や研究でよ
メタのAI部門のトップを務めるヤン・ルカンは、5月22日に公開されたフィナンシャル・タイムズ(FT)によるインタビューの中で、OpenAIのChatGPTやグーグルのGemini(ジェミニ)などのAIは、将来的に「人間レベルの知能には到達できない」と語った。 彼のこの発言は、4月末の決算発表でAI投資の拡大を宣言して投資家の不安を煽り、2000億ドル(約31兆円)もの時価総額を消失させたメタの今後の計画についての洞察を与えるものだ。 ChatGPTやジェミニ、メタのLlama(ラマ)のような人気の生成AIツールの基盤となる大規模言語モデル(LLM)は、「人間のレベルのプランニングや推論に到達することはできない」とルカンはFTに語った。 このようなAIモデルは、膨大な量のデータを使って訓練されるが、正確な答えを導く能力は、「訓練されたデータの性質によって制限される」とルカンは言う。これは、こ
ロシア海軍のカラクルト級ミサイルコルベット「ツィクロン」は、ロシア占領下クリミアにあるザリフ造船所で進水してから3年後の2023年7月に黒海艦隊で就役したばかりだった。 それからわずか10カ月後の19日、ロシアの2年3カ月にわたる対ウクライナ全面戦争の前線から240km離れたクリミア南西部セバストポリで、全長67mのツィクロンはウクライナ軍のミサイル攻撃によって沈められた。撃沈は20日の衛星画像で確認された。 Confirmation of the Sunk Karakurt-Class (Pr.22800) Missile Corvette “Tsyklon” in Crimea This likely means Ukraine got the non-cluster ATACMS, perfect for anti-ship use(as the base Missile is li
接客やプレセンテーションなどのトークを定量的に評価するAIトーク検定を提供するソフトウェア開発企業コグニティは、同社のサービスを利用した企業の協力で、435本のトークを収集し解析を行った。これには新人研修のロールプレイングや実際の商談も含まれる。それによると、Z世代の営業トークでは、「えーと」とか「あのー」といったつなぎの言葉「フィラー」が他の世代の半分以下と極端に少ないなどの特性が明らかになった。それが、Z世代特有のコミュニケーションの課題を象徴している。 一般的に、トークに不慣れな人ほどフィラーが多くなる傾向にあるため、新人社員のZ世代でフィラーが少ないのは特異的だ。上司との会話では発言量が少なく(48.9パーセント)、話す速度が遅いという特徴もあり、言葉を慎重に選んでいるためだと思われる。しかし半面、自分の意思を十分に伝えられない。 言葉数が少なく質問への回答も他の世代よりも短いため
なぜ今、人生を長期思考でとらえることが重要なのか。 経営思想家ランキング「Thinkers50 」にも選出されたドリー・クラークが、その効用と実践法を解説する。 人生というロングゲームにおいて、進歩や成長は、努力という長いトンネルの向こう側にある──。 部屋の窓から降り注ぐフロリダの日の光を背にこう語るのは、ニューヨークとマイアミに拠点を置く米マーケティングコンサルタント・ストラテジスト、ドリー・クラークだ。ベストセラー『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、伊藤守・監修、桜田直美・訳)の著者でもある。世界的経営思想家ランキング「Thinkers50」にも複数回選ばれた。 世の中が短期思考であふれるなか、クラークが長期思考の大切さを語る。 ──なぜ「長期思考」が重要なのですか。 ドリー・クラーク(以下、クラーク):短期思考は「
1950年代に開発され、防護の薄いBTR-50装甲兵員輸送車は、ロシア軍がウクライナ軍の陣地に対する直接攻撃に用いている車両のなかで、最もひどい代物ではないにしても、おそらく最も古いものだろう。 最もひどくはないと言えるのは、たとえばゴルフカートのような前後左右吹き抜けの中国製の新しい車両よりは、たとえ厚さ10mmでも装甲のある車両に乗り込んで移動するほうが、ロシア兵にとってまだ安全だろうからだ。とはいえ、ロシアのウクライナに対する全面戦争が2年4カ月目に入ろうとするなか、ウクライナ東部の戦場でBTR-50の出番が増えているというのは、やはりロシア側にとって不吉なことである。 ウクライナの調査分析グループであるフロンテリジェンス・インサイトは「戦車のような相応の戦闘車両を完全に装備する機械化部隊がなければ、防御を迅速かつ決定的に突破することは非常に難しいだろう」と解説している。そのうえで「
カナダで大麻の小売販売が合法化されて以降、大麻中毒で病院の救急外来を受診した高齢者の数が3倍に増加した。医学誌「米医師会紀要(JAMA)」に20日掲載された論文から明らかになった。 カナダ中東部オンタリオ州の65歳以上の高齢者を対象に、2300件以上の大麻中毒による救急外来を分析したところ、同国で乾燥大麻や食用大麻の販売が合法化されて以降、それ以前に比べて受診者数が大幅に増加したことが示された。大麻中毒による救急外来の受診者数は、カナダが2018年に乾燥大麻の販売を合法化してから14カ月間で2倍に増加。2020年に食用大麻の販売が合法化されてから2年間で3倍に膨らんだ。 研究者は、高齢者は他の薬を服用している場合が多いため、薬物が相互作用を及ぼす可能性が高く、大麻中毒になる危険性も高くなると説明。大麻製品の入手のしやすさや誤飲が救急外来の増加につながっているのではないかと指摘している。 今
休暇中に旅行先から写真や動画をソーシャルメディアに投稿し、風景やホテルの部屋、その土地ならではの料理などを紹介したり自慢したりする旅行者は多い。しかし、旅行していることを少なくともリアルタイムでは内緒にする人が増えている可能性がある。 こうした人々は、休暇を取ったことに遠慮しているわけではないし、留守中に泥棒に入られることを心配しているわけでもない。ただ、職場に休暇申請をしていないため、自宅を不在にしている事実を上司に知られたくないのだ。「hush trip(ハッシュトリップ、秘密の旅行)」や「hush-cation(ハッシュケーション、秘密のバケーションの意)」と呼ばれる旅行形態である。 根底にある考え方はこうだ。どこにいても仕事ができるのなら、休暇先から出勤簿にログインし、現実のビーチを背景にオンライン会議に出席したってかまわないのではないだろうか? 旅行中であることを隠しておきたけれ
中国遠洋海運集団(コスコシッピング)が建造した世界最大の電動コンテナ船が4月22日、初航海を完了した。この船1隻で数千トンもの二酸化炭素(CO2)排出量を、わずか数回の航海を通じて削減できる。これは、気候変動を懸念する世界中の人々が称賛すべき偉業だ。 世界の貿易に不可欠な国際海運が排出するCO2量は増加傾向にあり、地球規模の気候変動の一因となっている。環境にやさしい未来をめざすなら、対策を避けては通れない問題である。しかし今回の画期的な前進は、米国が造船能力で競争力を失い、中国に後れを取り続けるならば、米国政府にとって最悪の悪夢と化すだろう。 コスコの電動コンテナ船「緑水01(Greenwater 01)」は、驚異的なイノベーションだ。バッテリーのみで稼働するだけでなく、船体の全長、幅、コンテナ容量などでクラス最大を誇る。中国の造船業が急速に拡大していることの明らかな証左である。 The
慶應義塾大学でイタリア語講師も務める長谷川悠里による「イタリア通信」 から以下、転載で紹介する。長谷川氏はイタリアの高校・大学・大学院で教育を受けて育ち、現在、「エルゴン・ジャパン」でイタリアの⽼舗ブランドとのビジネス展開を手がける起業家でもある。 ナポリ出⾝カリスマシェフが頭を抱える「ナポリタン」の存在 日本で人気の料理「スパゲッティナポリタン」。実は日本独自の創作料理であることは周知の事実として知られています。ただ、近年はイタリアでもその特異な存在が知られるようになりました。イタリアの⼈気テレビ番組「MasterChef Italia」では、ナポリ出⾝のカリスマシェフ・カンナバッチュオーロ氏が、初めてそのレシピを知り、イタリア料理とあまりにかけ離れた内容に頭を抱える姿が放映されています! ナポリタンの調味料は、完熟トマトを煮詰めたものに、砂糖や塩、酢、スパイスなどを加える“ケチャップ”
西太平洋の島嶼国ソロモン諸島の議会(定数50)は5月2日、親中派のソガバレ前首相が後継者に推したマネレ前外務・貿易相を新たな首相に指名した。安全保障や経済の分野で中国に接近する路線を継承する見通しだ。 ただ、ソガバレ氏が率いる与党OURは4月の総選挙で15議席を獲得して第1党になったものの、過半数の26議席には届かなかった。著書『真相 中国の南洋進出と太平洋戦争』(龍渓書舎)など、パプアニューギニアやソロモン諸島をはじめとする太平洋の戦史研究で知られる田中宏巳防衛大学校名誉教授は「中国が太平洋島嶼国に進出して10年余になりますが、中国に対する現地の人々の警戒心が上がってきていると感じます」と語る。 太平洋地域はマーシャル諸島、ミクロネシア連邦、パラオなどの「ミクロネシア」、パプアニューギニア、ソロモン諸島、フィジーなどの「メラネシア」、そしてキリバス、サモア、ツバル、トンガなどの「ポリネシ
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