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世界禁煙デー
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昨年3月末に閉鎖された神奈川大湘南ひらつかキャンパス(平塚市土屋)跡地の利活用を巡り、同大は31日、キャンパス売却に向けた優先交渉権事業者が県川崎競馬組合(川崎市川崎区)に決定したと発表した。トレーニング・センターとして整備される計画で、今後関係団体との調整や市との都市計画決定に向けた協議などを行っていく。 同大は2022年7月に同キャンパスの売却を決定。今年2月から、プロポーザル方式で土地と建物の購入希望者を公募していた。 組合はなぜ応募? 今後の流れは
横浜市立小学校の健康診断で、児童を上半身裸にして検査をしていた問題を受け、市教育委員会は健診時の脱衣について各学校に確認を進めていることを明らかにした。上半身裸で健診を行っている場合は、児童生徒の心情への配慮を求める文部科学省の通知に則り、タオルや体操服で体を覆うなどの対応を学校に求めるという。 28日の市会本会議で柏原傑氏(日本維新の会・無所属の会)に健診時の脱衣の状況について問われた下田康晴教育長が「学校によって差があるので、現在確認をしている。配慮が必要な学校については指導改善を徹底する」と答弁。市医師会との連携についても言及し、「医師会の学校医向けの研修などで留意事項を周知してもらうなど、必要な配慮がされるよう連携して対応していく」と述べた。 上半身裸求めた学校、他にも
JR鎌倉駅東口(鎌倉市小町)の改札の上にツバメが巣を作り、駅は子育てを見守ろうと、八つある改札のうち、ふんが落下する位置にある一つを閉鎖している。 JR東日本横浜支社によると、13日ごろから飛来が確認され、地上から約8・6メートルの高さにある煙感知器の上に巣ができた。
埼玉県南部に多く暮らすクルド人を排斥するヘイトデモが26日、同県川口市のJR蕨駅周辺で行われ、参加者のレイシストが「クルド人は日本から出て行け」というヘイトスピーチを拡声器で発した。ヘイトスピーチ解消法で許されないと定められた差別的言動で、2月のデモに続くもの。市民が求める規制条例の立法事実がまた積み上がった。 ヘイトスピーチを叫んだのは「ガンジー沢田」…
横浜市出身の芥川賞作家・荻野アンナ(67)が4月、神奈川近代文学館(同市中区)の館長に就任した。フランス文学研究の傍ら、小説や評論の執筆、翻訳など幅広く活躍してきた。機知に富んだ文章で読者を魅了する荻野に、文学館の在り方や創作の心得を聞いた。 同館が建つ「港の見える丘公園」のそばで暮らしてきた荻野。館長として地元に貢献できる喜びを明かしつつ、「『長』の付くものは苦手なので『やめてちょう』と言っていた。場所の持つ力や組織の風通しの良さが引き受ける決め手になった」と、ちゃめっ気たっぷりに語る。 2022年に同館主催の特別展「没後50年 川端康成展」の編集委員を務め、職員と共に展示を作り上げる楽しさを知った。「展覧会で粋な計らいをしたり、若年層に来てもらおうとゲームや漫画とのコラボレーションを実現したり、職員の皆さんの発想や企画力を信頼しています」 1984年の設立以降、130万点を超える近代文
外国籍者を差別的に扱い、税金や社会保険料を納めなかった場合、永住許可を取り消せる入管難民法改正案の問題で、横浜華僑総会など横浜中華街の在日華僑が27日、立憲民主党の牧山弘恵参院議員に法案の一部削除を直訴した。牧山氏は審議に当たる法務委員会の…
関内駅前で再開発される超高層ビルのイメージ。左から「北口地区」「港町地区」「旧市庁舎街区」(北口・港町地区の市街地再開発準備組合提供) 三菱地所(東京都)を代表企業とする8社は横浜市中区のJR関内駅北口エリアで進める再開発事業を、本格的に始動する。今月24日には、同市が都市計画を決定した。既存ビルの解体工事を2026年3月ごろから進め、29年度の竣工を予定する。 同エリアでは、超高層ビル2棟の再開発が計画されている。 北口地区では、商業施設「セルテ」や横浜酒販会館ビルなどの跡地に高さ約120メートルの複合ビルを建設する。地上21階、地下1階建てで、延べ床面積は約3万3700平方メートル。低層部に商業機能を設け、中層部にはオフィス、高層部には単身者向けの高級賃貸住宅約150戸を構える。 港町地区にも高さ約170メートルの複合ビルを再開発する。地上32階、地下2階建てで、延べ床面積は約9万7千
神奈川県立湘南台高校(藤沢市)で4月、付け毛(エクステンション)をしていた女子生徒1人が「校則に抵触する頭髪」として、クラスの集合写真から除外されたことが関係者への取材で分かった。生徒は前年度、当時の担任教諭から許可を得ていたが、新しい担任はこうした経緯を確かめずに問題視。生徒がその場で対処すると伝えても撮影に加わることを許さず、排除したという。県教育委員会は取材に「行き過ぎた生徒指導ではない」との見解を示した。 子どもの権利条約を踏まえて施行された「こども基本法」は、子どもが自分に関わる事柄について意見を表明する権利を明記しており、専門家は新担任の非寛容(ゼロトレランス)な厳罰指導を「いじめ」と批判する。同校は県立インクルーシブ教育実践推進校に指定されており、「インクルーシブ=包摂」とは程遠い実態が明らかになった格好だ。 同校は校則(生徒の心得)で「パーマ、染色、脱色など頭髪に手を加えな
京急線三浦海岸駅(三浦市)の改札外トイレ入り口で、ツバメのひなが元気に育っている。トイレは28日から改修工事に入るが、発注者の京浜急行電鉄(横浜市西区)は子育てに影響しないよう、外装工事をひなが巣立った後に行うことにした。 ツバメの巣は女子トイレ入り口の上部にあり、17日にはひなが確認された。24日時点で4羽いて、親鳥がせっせと餌を運んでいる。 同社によると、老朽化が進むトイレの改修工事は7月末までの約2カ月間で実施し、男女とも便器を洋式に替えて内・外装も一新する。 当初は外装工事を先にする予定だったが、ひなを確認した段階で内装工事を先行させることにした。その後も市民からも「巣があるのに工事をするのか」といった問い合わせが数件あったという。 ツバメのひなはふ化して20日前後で巣立つといわれ、順調に育てば6月初めには旅立つ。同社の担当者は「内装工事もできるだけ静かに進め、無事に巣立ちを迎えて
学校の健康診断を巡り、文部科学省が今年1月、児童の心情やプライバシーへの配慮のために「原則着衣」を求める通知を出したが、自治体によって対応が分かれている。横浜市では統一見解は示さず、校医に判断を任せているが、同じ市内でも学校によって対応が異なる状況に不満の声も上がっている。 市教育委員会や保護者によると5月下旬、神奈川区内の小学校で、児童を上半身裸とし、…
食費や光熱費など物価高騰の影響を受けている市民を支えるため、川崎市はプレミアム率20%のデジタル商品券の申し込みを6月10日から開始する。国内のQRコード決済最大手「PayPay(ペイペイ)」を活用し、1セット6千円分の商品券を5千円で販売する。1人当たり最大で10セットまで購入できる。 市は80万セットを用意し、対象者はPayPayで本人確認を済ませた市内在住者のみ。利用期間は7月8日から12月25日まで。川崎市内の「PayPay」が利用できるコンビニやスーパー、飲食店のほか、家電量販店など約1万店舗で使用できるという。 購入希望者は7月7日までに、「PayPay」内の「川崎市商品券」から申し込む。申込件数が上回った場合は抽選となる。8日に購入可能なセット数が通知され、8月18日までPayPay上で購入できる。6~7月には市内各地に、アプリの利用設定などを対面で案内するブースを用意する。
横浜市教育委員会が教職員による性犯罪事件の公判に職員を大量動員し、第三者の傍聴を妨げた問題を巡り、下田康晴教育長は22日の市会常任委員会で、憲法が定める裁判公開の原則に照らして問題があったとの認識を示した。弁護士を交えて憲法や法律との整合性を調査した上で、関係者への処分など「あらゆる選択肢を含めて判断する」と述べた。 4月に教育長に就任した下田氏は、今月15日に初めて問題を把握し「直ちにやめる指示をした」と説明。傍聴妨害が始まったとされる2019年5月以降、市教委内部で自浄作用が働かなかった点については「驚くべきことで、重く受け止める必要がある」とした。 今月17日に報告を受けたという伊地知英弘副市長も「どうして誰もチェックできなかったのか」との疑問を呈し、組織風土を変える必要性を強調した。 発端は「外部からの問い合わせ」
クルド人が経営する解体業者の資材置き場を盗撮していた男をとがめようとしたところ車ではねられ、けがを負わされたとして、埼玉県内のクルド人男性が同県警岩槻署に被害届を出した。同県のクルド人に対しては、排…
横浜市の教職員による児童生徒への性犯罪公判に動員をかけ、第三者の傍聴を妨げた点について謝罪する市教委幹部=21日、市役所 横浜市立学校の教職員による児童生徒への性犯罪事件の公判で、市教育委員会が多数の職員を法廷に動員し、第三者の傍聴を妨げていたことが分かった。11回の公判で延べ525人に動員を命じ、実際に大半が傍聴に訪れていたという。市教委は21日に会見を開き、被害者の特定を防ぐ目的だったと強調した上で、対応を改めると釈明。「裁判公開の原則」をうたう憲法に反するとの指摘に対しては言及を避けた。 市教委が動員をかけたと明らかにしたのは、2019、23、24年度に横浜地裁で開かれた四つの性犯罪事件の公判。いずれも被告は市の教職員で、被害者は市立学校の児童生徒だった。動員は通常業務の一環として行われ、対象者には往復の交通費が支給された。今年3月末に退任した前教育長は、当初から動員の事実を把握して
守屋輝彦氏の敗戦が19日午後10時35分ごろ、小田原市内の多目的ホールに伝わると、集まった支援者たちにため息が広がった。現職市長が1期4年で選挙に敗れる不名誉は戦後初めてで、守屋氏は「…
任期満了に伴う小田原市長選は19日、投開票され、市長を3期務めた元職の加藤憲一氏(60)が再選を目指す現職の守屋輝彦氏(57)と新人で元会社員の古川透氏(64)を破り、返り咲きで4選を果たした。投票率は48・17%で、前回(2020年)を1・38ポイント上回った。現職市長が1期限りで選挙に敗れ、交代するのは戦後初めてという。 ▶小田原市長選挙の開票速報はこちら 前回選挙で敗れるまでの3期12年で財政健全化に取り組んできた加藤氏は「不要不急の大型開発ではなく、市民の命を守る政策が最優先」と開発志向の現市政を批判。再生可能エネルギー導入促進のほか、小中学校給食の段階的無償化や紙オムツ無料化など子育て世帯の負担軽減も訴えた。 これまでの選挙と同じく、組織票に頼らない市民派による草の根運動で支持を浸透。政策監ポストの創設や相次ぐ大規模開発計画など守屋市政への反対票も取り込んだ。 守屋氏は出身の自民
市民有志でつくる「開かれた横浜市庁舎を求める会」は17日、市職員が業務に当たる執務室の常時施錠の解除などを求め、市会に陳情書を提出したと発表した。「誰でも歓迎する公共施設」であるはずの市庁舎が「前代未聞の閉鎖的な建物」になっているとして、市に改善を要望している。 2020年に全面稼働した現市庁舎には、出入りが自由だった旧庁舎とは異なり、入館証が必要なセキュリティーゲートが新設された。執務室は一部の部署を除いて平日の日中も施錠し、職員に用件がある場合は廊下の内線電話で呼び出す運用に変更。各フロアから階段につながるドアも常に施錠している。
一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」が三浦市内で始まって16日で1カ月。低調な利用状況に対し、地元飲食店からは落胆の声が聞かれる。運行管理を委託されているタクシー会社も、実証実験後の自社による本格実施には否定的だ。前途多難な中、ともにタクシー配車アプリの改善やPRの強化を求めている。 直近の公表データによると、…
停電発生後にカラスの巣は取り除かれたものの、再びカラスの巣のようなものがみられた=4月26日、海老名市杉久保北2丁目 カラスが電柱に巣を作ることで発生した停電が県内で相次いでいる。巣の材料として運んできたハンガーや針金などの金属が電線に接触することが原因で、産卵のために営巣する春先から初夏にかけて毎年全国で発生しているという。 送配電を担う東京電力パワーグリッド管内で年間5千から6千件もの巣が電柱に作られ、同社が撤去するなどしており、いたちごっこの様相を呈している。 3月28日夜、海老名市と綾瀬市で計約2300軒の停電が発生した。同社が原因を調べると、海老名市内の電柱の上にあったカラスの巣にたどり着き、現場で担当者が巣を取り除いて復旧した。 同社神奈川総支社によると、同様のケースは3月以降、横浜市港北区や川崎市多摩区、藤沢市、横須賀市などで少なくとも7件発生。いずれもカラスが運んできた針金
海上自衛隊横須賀基地(横須賀市)に一時寄港中の英海軍のリバー級哨戒艦スペイに「技術的問題」が生じ、出港が2週間以上、延期されていることが14日、駐日英大使館への取材で分かった。停泊は15日で1カ月で、外国艦としては異例の長期停泊となっている。 スペイは4月15日、同基地に到着。昨年10月に発効した日英円滑化協定後、日本に寄港した初の英軍艦となった。当初は今年4月27日に出港し、海自との共同訓練を予定していたが、5月14日午後4時現在、同基地に停泊している。英国防省は駐日英大使館を通じ、「技術的な問題が発生し、現在原因を調査中だ。英国のアジア・太平洋地域に対するコミットメントに変更はない」とメールでコメントした。
海老名市在住のレイシスト、渡辺賢一氏が代表を務める差別扇動団体「日の丸街宣倶楽部」が12日、埼玉県川口市のJR川口駅前で行ったヘイト街宣で、参加者のレイシストが差別に抗議する男性(53)を殴打してけがを負わせたとして、埼玉県警は男性の被害届を受理し、…
親がPTAに入らないと、子どもが差別的な対応をとられる─。大和市内の市立小学校で、4月の新学期を前にPTAが加入の意思を確認する文書を配布した。文面には、非加入世帯は登校班に入れず、物品を提供しないなどと受け取れる記述があり、一部の保護者が反発し混乱を呼んだ。 任意加入の団体であるPTAが会員の保護者らの同意を取らないまま、会費を徴収して校内外で活動し、違法性も指摘される問題。実態は「強制加入」「自動加入」が多く、近年は不満やトラブルが各地で顕在化している。 今回、大和市立小で起きた混乱は、今年1~2月に開催した新入生や在校生の保護者説明会の場などでPTAが初めて配布した文書が発端になった。 新入生用は「登校班」「会費で購入する物品」「主催の活動と保険」の3項目について説明。PTA主導で編成する登校班は「所属されない方は原則毎日保護者と登校」とされ、防災備品や卒業記念品、親子活動行事などは
寒川町倉見地区へ東海道新幹線の新駅誘致を目指す「県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会」(会長・黒岩祐治知事)は10日、寒川神社参集殿(同町)で2024年度の総会を開いた。新駅誘致に向け新都市構想「ツインシティ」整備の取り組みを進め、…
鎌倉市の松尾崇市長は10日の定例会見で、ゴールデンウイーク(GW)中に市内を訪れた観光客数は昨年並みにとどまり、極端な混雑は生じなかったことを明らかにした。市や国は訪日外国人が増加していることを考慮し、今年は誘導員を特別に配置するなどの対策も講じた。観光客が殺到するとの見方が「肩すかし」となった松尾市長は「観光客が分散化したのではないか」と分析している。 市によると、GW期間中のJR鎌倉駅の乗降客数は昨年並みで、江ノ電鎌倉駅の乗降客数は昨年より1割ほど減った。人の分布を把握できるNTTドコモの「モバイル空間統計」では3、4日の午後2時ごろが鎌倉駅周辺の混雑のピークで、昨年に比べて約1・2倍に増えていた。多くの観光客が市内全域を訪れていたが、大きな混乱が生じるほどではなかったという。 江ノ電の社会実験も実施されず 多くの観光客が訪れた江ノ電鎌倉駅前。駅構内への入場待ちの行列が生じなかった=5
「えっ!独立?」-。政令市が道府県から独立し、権限や財源の移譲を目指す「特別自治市」構想を巡り、神奈川県は「住民目線から見て妥当でない」との見解をコンパクトにまとめたパンフレットを作成した。川崎、横浜市をはじめ、全国20の政令市が特別自治市の法制化に向けた動きを起こす中、構想が現実となった場合の課題を列挙。「神奈川県は分断でなく、連携・協調を進めていく」と明記し、全国最多の3政令市を抱える県として、政令市側の主張をけん制する内容となっている。 パンフレットは、県が2022年3月に公表した、構想に対する見解をイラストや地図などを交え、県民に分かりやすく伝える目的で作成した。 特別自治市の問題点として、住民代表が市長と市議会のみの一層制となり、「住民の多様な声を反映できるか疑問」と指摘。ほかに▽広域自治体として県が果たす総合調整機能への支障▽税源が集中する政令市の独立で、財源不足となる県の行政
神奈川県立精神医療センター(横浜市港南区)は9日、60代の看護師が自傷行為を繰り返す20代の入院患者に対し「なぜ自分の身体を傷つけるのか。そんなにしたければ山奥ですればいい」などと暴言を吐いていたと発表した。暴言が心理的虐待に当たる可能性があるとして、精神保健福祉法に基づき7日に横浜市の虐待通報窓口に連絡した。 同センターによると、暴言があったのは今月3日で、看護師が入院患者を病室で看護している時だった。自傷行為について「戦争や災害で体が不自由になったり命を落としたりしてしまう人がたくさんいるのに」「特攻隊に行ってきな」「ウクライナに行ってきな」とも発したという。精神的な苦痛を感じた患者が当日、看護師の上司に相談して発覚した。 看護師は暴言を認め、「多忙な中で(患者から)ナースコールを受けて気持ちに余裕がなかった。患者の日頃の自傷行為にストレスを感じていた。大変申し訳なかった」などと話して
横浜市交通局は、2012年1月から局採用職員約1700人の給与表を3年間で最大6%引き下げる方針を決めた。この制度が確定する13年度末には、年間4億円の人件費削減になるという。また、8年間行わなかった正社員の新規採用を新たな給与体系の下で来春から再開する。市営交通は06年12月に市の補助金に頼らない自主自立の経営をする「改善型公営企業」として位置付けられており、給与見直しや採用再開は改善策の一環。 12日の市会常任委員会で報告された。市交通局によると、今後15年間で計1143人の退職者が見込まれており、約270億円の退職手当の負担が生じる。このような状況を踏まえ、給与体系の変更が重要と判断した。 職員は来年1月から等級に応じて削減率を拡大。例えば役職のある3級(約900人)は12年1月から2%、同年4月から4%、13年4月からは6%削減していく。現在、バス職員の平均年収は約780万円(46
三浦半島の海岸で、身近な水産物を採集・捕獲して摘発される事案が増加している。海遊びをする人たちが軽い気持ちで犯行に及ぶ「レジャー密漁」が大半だが、海洋資源に影響を与え、漁業者の権利を侵害する犯罪だ。横須賀海上保安部は「ルールを守って楽しく過ごして」と注意喚起に力を入れている。 同保安部が2023年に管内(横須賀、逗子、三浦市、葉山町)で検挙した密漁事案は140件。19年(90件)の1・5倍に当たり、4年連続で増加している。春先から秋にかけ、サザエを中心にアワビ、トコブシ、アサリ、ナマコなど浅瀬の岩場に生息する種類が狙われているという。 これらの水産物は密漁によって漁業者に深刻な影響をもたらすため漁業法で特定水産動植物に指定され、採捕が禁じられている。違反者には100万円以下の罰金が科せられる。 100個以上のサザエを採取したケースも
ゴールデンウイーク(GW)が始まった。新型コロナウイルス5類移行後初のGWとなり、県内の施設では昨年よりも人出増を見込み、催しを充実させるなど受け入れ態勢を整える。一方、円安が進みインバウンド(訪日客)でにぎわう観光地の宿泊施設は高騰。混雑緩和の対策を講じながら、観光客を迎え入れる。 「GWの集客は昨年同時期と比べ1割程度上回ると見込んでいる」と話すのは、横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)。今回は人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」とコラボ、展示パネルやスタンプラリーを実施してファミリー層を狙う。夜間には同作の音楽と合わせた花火大会も開催。今年も入場時の混雑緩和を図り、当日券と引き換えが不要な前売り電子チケットを導入している。 開業20周年を迎えた新江ノ島水族館(藤沢市)は、これまでのあゆみを記録写真や動画、生体、標本展示で紹介。改装工事で中断していたイルカショーを再開し、19日に
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