私は,死刑廃止論者に聞きたい。あなたの娘さんが,あなたの奥さんが,強姦され殴打され裂傷され,コンクリートに詰められて殺された,証拠隠滅のために生き埋めにされた,こういう場合でも,その加害者を死刑にしないでくれとあなたは頼みますか。(岡村勲弁護士)
『帝国の慰安婦』で朴裕河氏は1993年8月4日に発表された慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話の全文を引用した後で次のように述べている。 ここには、日本政府が「軍の要請を受けた業者」の存在を知っていたことが見えている。つまり、「甘言、強圧」を行ったのは「業者」であることを日本政府は知っていたことになる。「甘言・強圧」をしたのは業者だったことを知りながらも、「本人たちの意思に反して」集められたことを重視して日本軍の責任を認めたのである。この当時もインドネシアのスマラン事件を参考にしていたかどうかは明らかでないが、いずれにしてもここでの応答が、「朝鮮」を相手にしたものであることは確かである。 つまり「河野談話」が認めたのは、軍人が強制的に連れていったという意味での「強制性」ではない。この段階ではインドネシアでのような軍の要請も知らなかったようで、「募集」は業者がしたと言いつつも、
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