大手メーカーの東芝やシャープなどが、生活家電事業を中国系企業に売却するなか、国内では、大手メーカーとは違うアプローチで製品を生み出す中小メーカーが相次いで誕生している。その1つに、レブソニックがある。 レブソニックはLSI開発からエレクトロニクスやメカトロニクス事業までを手がける会社で、2015年12月に家電ブランド「elemiah(エレミア)」を起ち上げて家電市場に参入した。そして2016年春、エレミアの上位ブランドとなる「GLAPS(グラップス)」を発表。グラップスの製品開発を統括するクリエイティブディレクターには、国内初のパーソナル3Dプリンター「SCOOVO」やハイレゾ対応オーディオPC「ADIVA」などを手がけた会社、アビーの坂口信貴氏が就任した。 GLAPSは第1弾として空気清浄機「除菌消臭エアクリーナーV1」を発売。そして5月には2機種目となる空気清浄機「A1」を発表し、その